退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

ドジをしてしまう自分

2024年11月19日 09時28分41秒 | 日常の一コマ

退職して他人との接触が少なくなると、人と会った時の話題に困る時があります。

映画を観たり本を読んだりしているのですが、会話の相手が持ちネタにマッチするとは限りません。


そんな時「自虐ネタ」は、外れない(スベらない)話題だと思います。

 

老いを認知するために行っているのが『週2のドジの記録』です。

エクセルファイルに、今までではあり得ない小さな出来事を記録するのです。


これが自分で見返しても笑える。

会話を楽しむための貴重なデータ収集となっています。

 

幾つか例を挙げると、
「風呂に入ったことを忘れて2回入ってしまった」(これはちょっとショックでした)
「便座を上げて座ろうとしてしまった」
「外出時自分で準備した弁当を忘れた」
等々。

今のところ、料理中に火を消し忘れるなどはありません。(おでこの眼鏡を探すことも)


自分の「ドジレベル」を知ることは大切だと思うのです。


ドジを笑える自分に満足している・・・という自分を確認している私です。

 


首相指名選挙

2024年11月12日 08時09分26秒 | ニュースより

首相指名選挙が国会で行われました。
                                                                         

衆議院の議員数は以下の通りです。     

自民197 立憲149 維新38 国民28 公明24 れ新9 共産8 有志4 参政3 保守3 無所属2  計465

 

第1回の投票結果   

 石破 221    野田 151 馬場 38 玉木 28 山本 9 田村 8 吉良 4 神谷 3 河村 3  <3位以下合計93>

 

決選投票の結果 
 
石破221 野田160 無効84     <参考

 


ここからは、数字だけを見て予想したことです。

第1回選挙では、各党の代表に投票したようです。(公明党は石破さんに、無所属2名は野田さんでしょうか?)
                                                                 
決選投票では、れいわ新撰組が野田さんに入れて、その他野党票は無効票になったようです。                                                                         
そういえば玉木さんは、決選投票でも「玉木」と書かせると宣言してました。

 


決選投票では、自民党と立憲民主党以外の議員さんには「一押し」が居ないのだから、自分の意思で投票先を決めてしまえば良いのに・・・。やはり党の縛りがあるのでしょうか。

「党の縛り」とは、党執行部の意見?

だとすれば、何万票もの有権者の信託を受けた議員さんたちが、自分で決めることすらできないということ?

党首が候補者にいれば、そこに入れるのは仁義と思うのですが、いないのだから・・・。


もっと云えば、何万票もの信託を受けた議員さんが、結託して無効票を投じることに疑問を感じてしまいます。


「民主主義」の根幹は「いきなり多数決」ではなく、「話合いによる相互理解」が必要不可欠でしょう。

「一押し」がないのであれば、理解してどちらかと云えば良いと思う方に一票を投じる。

そこには妥協が存在するかもしれないけど、妥協という「理解」も民主主義の一つの形ではないだろうか。
(私たち庶民は、選挙の時は「どちらかと云えば・・・」で投票している人多いんじゃないかな。)


唯々無効票を投じたあげく、「野党第一党がだらしないから野党がまとまらなかった・・・」などと言っているようですが、何処か勘違いが有るのではないだろうか。

 

握手は双方が手を出さなければできないことなのですから。

 

「棄権」も有権者の権利と理解しているつもりですが、あえて思ったことを書きました。

 


リッジ・アルコニス

2024年11月09日 06時18分57秒 | ニュースより

あるニュースが目にとまりましました。

「もうかかわらないで」DeNA、バウアー再獲得に熱望もファンが忘れぬ事故犠牲者遺族への「感情逆なで」失言

バウアー投手は横浜守備陣のランダンプレーのミスで激怒したことのある癖あり選手です。

そんな記事の中で、気になるところがありました。


それは、「交通事故で日本人2人を死亡させた米国軍人」が、日本の法律では裁けずにあまりにも軽い処分で釈放されたことです。


リッジ・アルコニス・・・知りませんでした。

 なぜ日本人2人を殺した米軍人は「英雄」として釈放されたのか…米国人を日本の法律で裁けない「在日米軍」の闇
 

 

米軍基地問題は、沖縄だけの問題ではない。基地を抱える各地で直面している日本の問題なのです。

理不尽な「地位協定」によるものなのでしょうが、その根底には、日米安保条約の裏に隠された「密約」が存在するとある本に書いてありました。

 

地位協定については興味を持って本を読んでいる最中です。


日本は、与党の元では真の独立を果たす日は来ない・・・と感じてしまいます。

 


日米指揮権密約

2024年11月08日 04時48分20秒 | 本を読みました

末浪靖司氏の『 「日米指揮権密約」の研究 』という本を読みました。


内容は

はじめに
序 章 富士山で訓練する米軍と自衛隊
第1章  指揮権密約の起源1949~1950年
第2章  指揮権密約の成立1951~1952年
第3章  安保改定でどう変わったか1953~1960年
第4章  密約の実行をめぐる攻防1961~1996年
第5章  米軍は自衛隊を地球的規模で指揮する1997年~現在
あとがき

 

驚いたのは、戦後すぐに日本を統治するために定められた『行政協定』が、内容をほとんど変えずに『地位協定』として現存していること。

いざという時には、『日米指揮権密約』により、自衛隊は米軍の指揮下に入ること。
また、返還された米軍基地は、その後自衛隊が管理しているところでは、いつでも米軍が自由に使えること。
米軍はその家族も含めて、米軍基地を出入り口としてフリーパスで行き来できること。
等々。


戦後GHQの管理下にあった日本は、現在も完全に独立しているとは云えないのではないか・・・とさえ思えてきます。

対米外交は「幇間外交」としか云えないのではないか。

 

特に問題と感じるのは、これらの事実を示す外交文書等はアメリカで機密解除された公文書で、日本側からの資料ではないところ。

つまり、日本では都合が悪いと判断されれば公開されない。

財務省改ざん事件での黒塗り資料が記憶に新しいが、そこには歴史を検証し未来に役立てるというような発想がない。

今さえ良ければ、今を守れれば良いという「刹那的」な『政』が横行していると云うことなのだろう。

これでは斬新な取り組みをする先進国の後塵を拝するばかりで、オリジナリティーのない猿まね国家に成り下がってしまう。


唯々心配になってしまいました。


北朝鮮の参戦が意味するところ

2024年11月06日 08時57分26秒 | ニュースより

北朝鮮がウクライナ戦争に部隊を派遣したようです。

ウクライナ戦争への派兵でルビコン川渡った北朝鮮、中国との間に深い溝
  


北朝鮮はロシアと『包括的戦略パートナーシップ条約』を結んでいて、そのための派兵のようです。

条約は双方に得るものもあるのでしょうが、他国の紛争に自国の軍隊を送り込むことに葛藤はなかったのでしょうか。

 

包括的戦略パートナーシップと日米安保条約。

北朝鮮のロシアとの関係は、日本のアメリカとの関係と似てはいないだろうか。

 

2015年、安倍政権の元で可決された安保関連法により、自衛隊の海外派兵の可能性が生まれました。

自衛隊は米軍の指揮下で活動する密約もあるようです。


ウクライナ戦争は北朝鮮にとって何の関係もない紛争ではなかったのか。


世界の紛争に常にかかわっているアメリカと強固な同盟関係を謳う日本は、資本主義の正義の旗の下、何の関係もない紛争のために80年前の轍を踏むのではないかと心配です。

 

80年前も当時なりの正義があったのでしょうから。