首相指名選挙が国会で行われました。
衆議院の議員数は以下の通りです。
自民197 立憲149 維新38 国民28 公明24 れ新9 共産8 有志4 参政3 保守3 無所属2 計465
第1回の投票結果
石破 221 野田 151 馬場 38 玉木 28 山本 9 田村 8 吉良 4 神谷 3 河村 3 <3位以下合計93>
決選投票の結果
石破221 野田160 無効84 <参考>
ここからは、数字だけを見て予想したことです。
第1回選挙では、各党の代表に投票したようです。(公明党は石破さんに、無所属2名は野田さんでしょうか?)
決選投票では、れいわ新撰組が野田さんに入れて、その他野党票は無効票になったようです。
そういえば玉木さんは、決選投票でも「玉木」と書かせると宣言してました。
決選投票では、自民党と立憲民主党以外の議員さんには「一押し」が居ないのだから、自分の意思で投票先を決めてしまえば良いのに・・・。やはり党の縛りがあるのでしょうか。
「党の縛り」とは、党執行部の意見?
だとすれば、何万票もの有権者の信託を受けた議員さんたちが、自分で決めることすらできないということ?
党首が候補者にいれば、そこに入れるのは仁義と思うのですが、いないのだから・・・。
もっと云えば、何万票もの信託を受けた議員さんが、結託して無効票を投じることに疑問を感じてしまいます。
「民主主義」の根幹は「いきなり多数決」ではなく、「話合いによる相互理解」が必要不可欠でしょう。
「一押し」がないのであれば、理解してどちらかと云えば良いと思う方に一票を投じる。
そこには妥協が存在するかもしれないけど、妥協という「理解」も民主主義の一つの形ではないだろうか。
(私たち庶民は、選挙の時は「どちらかと云えば・・・」で投票している人多いんじゃないかな。)
唯々無効票を投じたあげく、「野党第一党がだらしないから野党がまとまらなかった・・・」などと言っているようですが、何処か勘違いが有るのではないだろうか。
握手は双方が手を出さなければできないことなのですから。
「棄権」も有権者の権利と理解しているつもりですが、あえて思ったことを書きました。