退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

レフリング

2022年04月27日 04時04分13秒 | ニュースより


ロッテの佐々木君に注目しています。


落合博満氏 朗希に詰め寄った白井球審に「とるべき態度じゃない」 今後の関係に「しこり残る」と断言
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce804919e4a38ae779aa658333d2da3c89ffca68

 

動画を見ましたが、白井球審が何に怒っていたのか読み取れませんでした。

これは、球審本人も判定に不安があったので、投手の態度に過剰反応した・・・なんてところが真相の気がします。

 

『審判の威厳』に対する考え方は、様々かも知れません。

どうもアメリカの審判は「選手と闘う」姿勢が前面に出て、自分がルールとばかり主張します。

選手や監督などチーム側も、同様の主張をするので仕方がない気がしますが、これも闘う国アメリカの文化といえそうです。

野球はアメリカが発祥の地でしょうから、そのあり方は学ぶべきところがあると思いますが、この「審判の立ち位置」は一考の余地が有るのではないかと思います。

「もううんざりだ!」大谷翔平への相次ぐ“不可解判定”に米記者も憤慨。「ストライクではない」
  

アメリカの審判員のジャッジレベルは、そんなにたいしたことないと思います。

アメリカのまねだけするのではなく、大相撲の行司や5人の土俵審判のような、日本らしい「野球の審判」を作っていくと良いと思います。

 

ラグビーの審判員はどうでしょう。
時には、選手にやさしく声を掛けたり、小言を言って注意したりなど、コミュニケーションのあり方に大きな違いが有るように思います。ある意味試合を演出する主役といえそうです。

リーチ・マイケル氏がジャパンの主将だった頃、国際試合でレフリーと盛んにコミュニケーションを取り、レフリングの基準を探っていたことを思い出しました。

 

サッカーはどうでしょう。
やはり毅然とした態度で臨んでいますが、感情を表に出すことは少ないようです。時に興奮している選手に対し、笑顔で接している場面がありました。


接触プレーがある競技に於いては、ルールだけでなく相互理解こそが試合運営に欠かせないものなのかも知れません。


陸続きで国家間の争いが絶えない地で生まれたサッカーとラグビー、自己主張を必要とする移民達が作った新しい国家で生まれたベースボール。

こんな所にレフリングの違いの源泉があるのかも知れません。

 

ロッテ対オリックス戦で見た今回の騒動。
45歳の球審が20歳の投手に詰め寄り18歳の松川捕手に宥められている図は、なんとも滑稽にさえ写ったのでした。


「議会」の重さ

2022年04月24日 20時16分02秒 | ニュースより


英国ジョンソン大統領の審議中での答弁について、大きな問題になっているようです。

英首相の「うそ」調査へ パーティー問題で下院 KYODO4/22
https://news.yahoo.co.jp/articles/e58a0cbc48e816cc155e06f5d19d38819bfc2171


明治政府が模範としたイギリスの議会制民主主義では、「議会」の尊厳を守ろうとする意識が強い気がします。

日本では議会が軽視されているように感じます。だから数の暴力が横行するのでしょう。

 

日本の議会は官邸からも国民からも足下を見られているのではないでしょうか。

それとも、議員が国民や議会自身を軽んじているのか?

 

いずれにしても、やんごとなき事態に陥っているから「コロナ禍」のような国難に国力を充分に発揮できない。

「コロナ禍」の次には「戦禍」が来るかも知れない。

 


衆議院調査局は2020年12月21日、安倍氏が2019年11月~20年3月に事実と異なる国会答弁を118回していたと明らかにしました。
質問への答弁を精査した結果、衆参両院本会議と予算委員会で見つかったとのことです。

 

日本の安倍元首相は、英国民にはどのように写っているのだろうか。

日本人や日本という国はどうだろうか。


やはり「民主主義後進国」と見られているのではないかと心配です。

 

虚偽答弁118回の安倍元首相ならとっくに政界追放!「うそ」へ厳しさ日英議会で雲泥の差
https://news.yahoo.co.jp/articles/50bd0c7f5f3511d39c0eecc8bfcbb74f09511294

 


ウィル・スミスの平手打ち

2022年04月22日 05時13分54秒 | 雑感


少し前ですが、ウィル・スミスさんがコメディアンを平手打ちした事件がありました。

 今年のアカデミー賞授賞式の話題を独占したウィル・スミスの平手打ち事件は、2022年4月1日、彼自身が賞を主催する映画芸術科学アカデミー(以下アカデミー)からの脱退を発表し、その申し出をアカデミー側も受理したことで、どうやら一段落ついたようだ。もっとも、アカデミー自身は引き続き今回の事件の調査を続けるようで、その結果は、後日――4月18日と伝えられている――公表されるらしい。
  

ここで件の事件の経緯を簡単に振り返っておくと、3月27日に開催された第94回アカデミー賞授賞式で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターとして登壇したコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスの妻のジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith:以下JPS)をジョークのネタに使い、それにキレたスミスが、壇上に詰め寄りロックに平手打ちを食らわせた、というものだ。
 ロックのジョークは、JPSによる『GIジェーン2』を楽しみにしている、というものだった。『GIジェーン』とは1997年の映画で、デミ・ムーアが演じた、髪を刈り上げて坊主頭にした女性兵士ジェーンの物語だ。JPSのヘアスタイルが、そのジェーンの刈り上げに似ている、というのがジョークの根幹だったのだが、問題はJPSがそのような髪型をしているのは脱毛症に悩まされた結果だったことで、冗談にしてもたちが悪かった。

いまのところ、クリス・ロック氏の処分についての報道は目にしません。

 

揉めごとに対する評価は、どこで線を引くかが大きく左右します。

今回の処分の基準は『手を挙げた』という一線にあったようです。

 


話しは飛躍しますが、今のウクライナ紛争はどうなのでしょう。

双方言い分はあるのだろうと思います。

 

Wikipediaで調べてみると、2001年以降の22年間ですら、29もの紛争が記載されています。

いずれも「人権を守るため」「自国領土を守る防衛戦」などと、自国並びに同盟国を守る戦いのようです。

 

今の世界に侵略戦争は無いのです。少なくても仕掛けた側の論理としては。

 


私の好きなドラマ風にいえば、『真実は人(国)の数だけある!』ということでしょう。

今回のウクライナ紛争では、ウクライナとロシア(プーチン)それぞれに真実があるということです。


『でも事実は一つです』・・・と整君(ドラマの主人公)がいってました。


今回の事実は、『 ロシア軍がウクライナに攻め入って、非戦闘員を含めた多数の犠牲者が出ている 』
ということでしょう。

 

そこで、ウィル・スミス氏の件になぞらえて今回のボーダーはどこに置くべきなのか考えてみました。


独断で考えるならば、それは「どこで戦いが起こっているか」・・・かも知れません。

 

双方のプロパガンダ報道も過激になっているようだし、西側の日本に在住している私には、西側の報道の中に浸かっています。(最近ロシア側の報道を取り上げているニュースもあり、良いことだと思います。)

 

自分なりにこの戦争を判断するとき、歴史に疎い自分は、

『ロシアが国境を越えウクライナ側で戦いを仕掛けている』

という一点のみでロシアを非難したいと思います。

 


破壊されているのは、ウクライナの国土とウクライナの人たちの生活だからです。

 


森友問題

2022年04月21日 04時40分05秒 | ニュースより


モリカケのうちモリについて展開がありました。

 

森友学園の補助金不正事件 籠池夫妻に二審も有罪判決 大阪高裁        4/18


罪状は「大阪府豊中市の国有地に小学校を建設するため、工事代金を水増しした虚偽の契約書を提出して国の補助金約5600万円を詐取した」というものです。

 

この裁判は、マスコミを賑わせた『国が鑑定価格9億5600万円の国有地を、地中のゴミの撤去費用などとして8億円余り値引きし、1億3400万円で学園側に売却した。』ことではありません。

あの時問題とされた、「名誉校長が安倍昭恵総理夫人であった」「安倍総理大臣が、『国有地に払い下げに私や妻が関係していれば総理大臣も国会議員も辞める』といった」ことは闇のままです。

闇のままと云うよりは、全く関係ないと云うことなのでしょうか。

 

「桜を見る会を私的に利用した」ことや「加計学園獣医学部新設認可問題」などを考え合わせると・・・ちょっと腑に落ちない。

 


先日、どさくさに紛れて「文書通信交通滞在費」を日割りに改め、「調査研究広報滞在費」に改称できたのだから、今回もどさくさに紛れて影響力がある元首相の不正を暴いてしまえば良いのに・・・などと考えてしまいました。


雪国を読みました

2022年04月20日 07時24分46秒 | 本を読みました


ミーハーな私は、NHKでドラマが放送されると云うことで、『 雪国 』という本を読みました。

日本が誇る巨匠の作品ですが、純文学とは縁遠い私にとって、初めての雪国でした。

 

冒頭、『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』という有名な書き出しを見て、「オー!」と感動してしまいました。

その後は、駒子の発する言葉に島村同様振り回され、抒情的な表現も相まって、自分がどこまで理解しているのかわからないまま、過ぎてしまいました。


人の心はわからない・・・。率直な感想です。

 


『 徒労 』が元の題名だったようです。

全てに合理的で生産性が高い行動を求められる昨今、「徒労」は人間性を死守するために必要なことなのかも知れません。

 


読み終わった後、この文庫本に付いていた栞になる「ひも」を見て、なにやら懐かしさを感じてしまいました。

調べてみると、このひものことを『 スピン 』と呼ぶのだとか。

何となく、私の中の懐かしさとミスマッチな呼び名に思わず笑ってしまいました。