ポスト安倍はどう決まる?
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/ldp-election2020/
今回のニュースをみて、疑問を持ちました。
マスコでは、新総裁を決定する方法として「自民党総裁選挙」と「両院議員総会」を挙げています。
「自民党総裁選挙」は、国会議員と党員の持ち票を同等にする選出方法で、任期満了による改選時に行っているようです。
「両院議員総会」による決定は、緊急時を念頭に置いた改選方法で、党員票より国会議員票が数で優位になり、より議員の意向を反映できる方法です。
解らないのは、今回は安倍首相は退任するが「次の総理が任命されるまでの間、最後までしっかりとその責任を果たしてまいります。」と言っていることです。
だとすれば、「両院議員総会」で決定する『緊急時』では無いのではないか。
第一、緊急事態のために「官房長官」や「副総理」が居るのではないのか?
今回、『政治的空白を回避』という理由で「両院議員総会」と云っているが、より執行部の意向を反映させるためではないのか?
もっと穿った見方をすれば、「党員総裁選挙」は党員の意見を聞いているという形の「制度」で、いざという時は「両院議員総会」で決めるという暗黙のルールがあるのではないか。
石破さんや小泉さんが「自民党総裁選挙を実施すべき」と言っているようだが、党員のみなさんはどうお考えなのでしょうか?
声を挙げることが必要なのではないですか。
党員でもない自分の素人の疑問でした。