退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

民主主義はどこへ

2019年11月29日 13時42分21秒 | ニュースより

気になるニュース その3

 【  28日に開かれた衆院憲法審査会で、自民党の石破茂・元幹事長が発言を求めたものの指名されず、激怒する一幕があった。改憲方針を巡って安倍晋三首相と距離を置く石破氏。憲法審での自身への扱いに対し、不満が爆発した格好だ。

 この日は与野党から50人の衆院議員が参加。会派ごとに代表が発言した後、発言を希望する議員が机上のネームプレートを掲げ、佐藤勉会長(自民)が指名する方式だった。

 石破氏は序盤から発言を求めたが、佐藤氏は別の議員たちを次々と指名。約1時間で計15人が発言する中、石破氏は最後まで指名されなかった。2度指名された議員もいたことから、石破氏は激怒。そのまま審査会は終了し、石破氏は怒りが治まらないまま部屋を後にした。

 憲法改正を巡っては、石破氏は首相の持論である現行の憲法9条への自衛隊明記を批判。2項削除論を掲げ、首相の考え方と大きな隔たりがあるのが実情だ。石破氏は審査会後、朝日新聞の取材に「(衆院)本会議が迫っているわけでもないのに、時間を切って発言を制限するのはいかがなものか」と述べ、怒りが収まらない様子だった。  】



 自民党が好きか嫌いか・・・などという次元ではなく、
 「異見は封じ込める・無視する」体質は、危険な匂いを感じます。

 なんか、こんなニュースが多すぎる!

気になるニュース 2

2019年11月29日 13時05分07秒 | ニュースより

 最近気になるニュースに「個人情報漏洩」がありました。

 巷では、「桜を見る会」の参加者名簿の有無について、そしてそこに載っている人たちについて話題になっています。

 その内容も知りたいのですが、そこにまつわるニュースで気になるものがありました。


 【  「桜を見る会」をめぐる政府への資料要求の情報が民間業者に漏れていたのではないかとされる問題で、実際に要求した立憲民主党の蓮舫副代表が26日、記者団に対し、業者側と接触した政府職員が特定された、と明らかにした。

 蓮舫氏によると、同日に開かれた参院予算委員会の与野党筆頭理事の協議で、与党側から「業者と連絡を取った職員が特定された」として、部署名を伝えられた。資料要求を行った部署と同じだったという。  】

 蓮舫氏の資料請求は、22日の参院予算委理事懇で、「桜を見る会」の食事を提供した業者と安倍晋三首相の妻昭恵氏の関係が議論になったことを受け、内閣府や内閣官房の職員に、食事に関する仕様書などの提出を要求したとのことです。その後、その業者の「最高経営責任者(CEO)」を名乗る人物から蓮舫氏の携帯電話に連絡があったといいます。蓮舫氏は、職員による情報漏洩(ろうえい)の疑いがあるとして、与党側に調査を求めていました。




 行政が出す資料は、「プライバシー保護」の名の下に、そのほとんどが黒塗りされたものばかりです。

 それなのに個人の携帯番号が本人の承諾無しに第三者に伝えてしまう・・・。

 
 本来、政府の行う政策が良いか悪いか、その是非についての意見を戦わせる場が「永田町」だと思うのですが、


 政策云々以前に、おかしいでしょう。 
 政略の為に良識が見えなくなっているんじゃないだろうか。

 いわゆる『勝つ為には手段を選ばない』的な所行。


 プライバシー保護もそうだし、議事録を残すこととそれを公開することなどは、民主主義を守る上で一番大切なことではないでしょうか。

 行政の内容やイデオロギー云々とは別次元の社会システムの根幹に関わる問題。


 もはや日本(永田町?)の民主主義は瀕死の状態にある・・・とは言い過ぎでしょうか?


香港 不自殺宣言

2019年11月29日 06時01分21秒 | ニュースより

最近気になるニュースが多くあります。まずその一つを挙げてみます。


 それは、香港の学生に「不自殺宣言」が広がっている・・・こと。


 香港での自殺者は増加しているが、不審死を自殺として処理されていることを危惧してことです。

 TVニュースでは、インタビューを受けた高校生が、「転落死」「溺死」などで自分の遺体が見つかった時、その死は自殺で処理されたくないとのことで、この宣言を自分のスマホに上げている。

 つまり、香港市民はとてつもなく「警察不信(行政不信)」を抱いている・・・。

 最初は、血気盛んな学生だけかと思っていましたが、700万市民(選挙登録者数413万人)の意思を選挙結果(登録者数の3/4(294万人)の投票、388/452の民主派選出)が現していました。



 香港のデモ隊の5つの要求は
1. 逃亡犯条例改正案の完全撤回
2. 警察と政府の、市民活動を「暴動」とする見解の撤回
3. デモ参加者の逮捕、起訴の中止
4. 警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査実施
5. 林鄭月娥長官の辞任と民主的選挙の実現     です。

 行政側との壁は大きく、1は実現されましたが、
特に、5の「香港行政長官の民主的選挙」が大きな壁となっているようです。
(香港の方々が、手をパーにして掲げるのは、この5つの要求を現しているそうです)


 香港行政長官選挙は間接選挙となっていますが、アメリカのそれとは大きく違います。

 それは、選挙権を持つ選挙委員の選び方が違うからです。

 そもそも選挙委員を選ぶのは一般市民ではありません。産業界の代表や立法会議員、区議会議員、全国人民代表大会(全人代、中国の国会に相当)香港代表、中国人民政治協商会議(政協)香港地区委員などの限られた人々が選ぶのです。

 現在の状況では、全国人民代表大会や全国政治協商会議の香港代表が「当然」(自動当選)委員とされているようです。前者は複雑な間接選挙により選出され、後者は中国共産党中央による事実上指名した者ですが、選挙委員会メンバーの10%にも満たしていません。
 残りの「全国政治協商会議香港地区委員(1194名)」の選出が市民による投票ではないようなのです。

 ※全国政治協商会議香港地区委員は、中華人民共和国における中国共産党など政治諸党派や各界の統一戦線組織である中国人民政治協商会議全国委員会(以下、全国政協)の香港代表であり、正式には「特邀香港人士」と呼ばれる。中国人民政治協商会議には全国委員会と地方委員会が存在するが、香港特別行政区には地方委員会が存在しないため、全国委員会が香港から招聘する形になっている。選出方法は任命により、香港域内での選挙は行われていない。(ウィキペディアより)



 選挙結果に驚く(二制度とはいえ中国)と共に、香港の学生に死をも覚悟させる「不自殺宣言」が広がっていることに、大きな衝撃を受けてしまいました。


生演奏

2019年11月25日 09時13分59秒 | 日記


 当該市民ではないのに、『某市民オーケストラ』の定期演奏会を観に行きました。


 学生時代から生演奏が大好きで、当時創刊して間もない「ぴあ」で、安価に観られる高校の定期演奏会を見つけ、回った記憶があります。


 今回は、エロールの歌劇「ザンパ」序曲、ベートーベンの交響曲第五番、サン・サーンスの交響曲第三番「オルガン付き」。そして、アンコールはエルガーの「威風堂々」でした。


技術的にはプロのそれとは違うのかも知れませんが、やはり、「生演奏」はいいです。

 エロールとサン・サーンスの曲は知りませんでしたが、ベートーベンとエルガーは好きな曲でしたので満足できました。


 ベートーベンは偉大ですね。


呑み会

2019年11月23日 21時31分37秒 | 旅行


埼玉県奥秩父の秘湯の宿「かやの家」で泊まりがけの宴会をしました。

 メンバーは、退職前の仲間達です。


 私が参加する呑み会は、年に何度かありますが、一番美味しい酒が飲める会です。

 若い人も何人か参加してくれて、とても楽しい会になりました。

 普段10時前には寝てしまう私ですが、横になっているところをたたき起こされて、25時くらいまで語り明かしました。(内容の記憶がないのは毎度のことですが・・・)

 
 今回は、退職したことも有り、プレゼントを頂きました。
 


 な、なんと、憧れの「イチローズ・モルト」。知る人ぞ知る世界が認める名品です。

 嬉しかった。 ・・・勿論「心遣い」をです。

 明日の晩から、少しずつチビチビ味わいます。




 この宿は、とにかく静かでイイです。

 いつものように朝4時前に起きて、朝風呂から出てボーとしていると、時間だけがゆっくりと流れていきます。

夜が明けた冷気の中、雨にぬれた紅葉、霧に隠れた山並み、深閑。




 ・・・と突然!

静寂を破る大地の叫び?・・・隣に寝ているジジイのイビキ!!!

 あ~、情緒も何もあったもんじゃない(涙)。
 本当に楽しいメンバーなのです。


 来年も呼んでくれるかな・・・楽しみです。