退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

国民に見えづらい

2024年12月12日 05時57分46秒 | ニュースより

自民党・公明党・国民民主党の3党による幹事長会談が行われました。

【速報】自公国103万円の壁は「178万円目指し来年から引き上げ」で合意 ガソリン税の暫定税率廃止も明記し幹事長が署名
 


ニュースでは、これで補正予算案は通ると伝えています。


国会では、予算案通過の前提で「心のこもらない儀式のような」話合いが進むのでしょうか。


こんなシステムが、国民に解りづらい(国民を置き去りにした)国会を形成しているのではないのだろうか。

 


国会開催前のこの話合いは、よくドラマに出てくる「料亭での会合」に似ているように思えました。

 


戦争ができる国

2024年12月08日 05時47分24秒 | 本を読みました

矢部宏治氏の『 日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか 』という本を読みました。

氏の著作は「知ってはいけない日本支配の構造」「戦争をしない国 明仁天皇メッセージ」「本土の人は知らないが沖縄の人はみんな知っていること」に続く4冊目となりました。

内容は、

 はじめに
 序章    六本木ヘリポートから闇の世界へ
 PERT1 ふたつの密約
 PERT2 ふたつの戦後世界
 PERT3 最後の秘密・日本はなぜ、戦争を止められないのか
 あとがき 独立のモデル


地位協定に代表される「日米間の不平等な関係」について、アメリカ国立公文書館の資料を基に、調査したものです。


アメリカ合衆国(米国)の外交文書は、記録作成から30年以内に機密指定を解除されて国務省から米国国立公文書館に移管・公開されますが、特に外交政策の決定や重要な外交活動に関するものについては、『アメリカ外交文書』、『米国外交文書史料集』、『米国対外政策歴史資料』などと訳される国務省公式の歴史記録"Foreign Relations of the United States"(略称FRUS)に収録されて公表されることになっています。

 

毎回本を読んでいて、忘れたくない部分に百均で買った付箋を付けるのですが、この本は付箋だらけになりました。

特に印象に残った「日米関係の不平等性」では、

①日本の民間機が飛ぶことができない「横田空域」
②米軍機で在日米軍基地に飛来しそこから基地外に出ると、誰でも日本の査証無しに日本に自由に出入りできる(米大統領の来日のパターンです)
③米軍機が日本の領土内に墜落したり、米兵が日本で犯罪を犯しても日本の調査権・警察権は及ば
ない。(ジラード事件沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件など)
④日本が独立した直後設置された「日米合同委員会」が今でも存在し、日米安保関係の政策がそこで国会を通さずに決められている。(日本の官僚と米軍指揮官が対等に話し合うこと自体疑問ですし、そこで国家間の取り決めがなされることが理解できない)


など・・・。


まだまだ日本は、「日米同盟」という名の下に、真の独立を果たしていない現状があることを実感しました。


とてもためになる本でした。


落ち葉掃き

2024年12月06日 11時02分18秒 | 日常の一コマ

毎朝、自宅の梅の木や桜の木から落ちる葉を掃いています。

今年は暖冬なのか、12月になってやっと終わりそうです。

 

私の家の小さな花壇には、高さ2m程の梅の木と桜の木があります。

在職中、受験を控えた3年生のために教卓の上に置いた紅白の梅と桜の小鉢。

彼等の卒業後に自宅の小さな小さな庭に地植えしたら根付いてくれました。


掃き集めた葉は、袋に入れれ捨てるのが面倒なので庭に蒔いてしまいます。


『落ち葉は、アスファルトの上ではゴミだが、地面の上なら肥料』


横着者の私の言い訳です。

 


お米をとぐと云うこと

2024年12月05日 04時08分20秒 | 日常の一コマ

私は、毎朝お米を1合だけ炊いています。

二人住まいですが、妻はほとんど朝食を摂らないので1合で済んでます。

必然、朝食の支度は私の担当です。

 

お米は新潟の友人が毎秋贈ってくれる新米です。(感謝)

 


ふと、お米を研ぐ時に思いました。


「お米」と「刀剣」では、同じ「研ぐ」でも全く違うものだと云うこと。

 

「研ぐ」と「磨ぐ」と「砥ぐ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「研ぐ」は主に、刃物の切れ味を良くしたり米を洗ったりすることを指すときに使われます。

 

刀は砥石によって砥がれていきます。・・・刀は砥がれる立場。


お米はお互いが擦り合ってお互いを研いでいく。


元教員の私としては、「研ぐ」は学校現場に似ている気がしてなりません。

「砥ぐ」から「研ぐ」へ・・・私が意識していたものに他ならない気がするからです。

 

本当に美味しい炊きたての御飯を想像しながら、今朝も一合の米を研いでいる私です。

 


気になったニュース

2024年12月04日 04時40分42秒 | ニュースより

ちょっと前のニュースで気になるものがありました

党員不適切登録の自民・田畑裕明衆院議員、社員が架空党員にされたか尋ねた社長に「党費はあなたが払ったことにして」

 

一政党内でのやりとりですが、これって民主主義の根幹である「政治に参加する権利(参政権?)」を侵害されていないではないだろうか。

もっと大騒ぎになっても良いと思うのですが・・・。

 

そしてその結末は・・・

自民 田畑衆院議員 国対副委員長を辞任 党員登録の問題で


こんな大きな問題にもかかわらず、不祥事があっても何らかの役職を辞任することで済まそうとする体質は変わっていないようです。

これは、事件の内容と議員という職種を考えると「どこぞの議員が不倫した」などの問題とは次元が違うことだと思う。

国民(党員)の権利は、政策実行の為の道具でしかないのか。

 

こんなことを見ると企業団体献金も、その企業の一部の人の考えで、そこに属している人の意志が曲げられる可能性が有ると云うことを示してはいないか・・・、と思うのです。

 


余談ではありますが、上記の仕組みを見て「党員の一票」と「議員の一票」の重みの差がとてつもなく大きいと云うことと、決選投票時に仕組みが変わることの不可解さを感じました。

今はネットですぐに党員の意見が反映できるのにです。・・・余計なお世話でしたね。