退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

太子党

2021年06月30日 18時03分33秒 | 雑感


つい最近、『 太子党 』ということばを知りました。


太子党は、中国共産党の高級幹部の子弟等で特権的地位にいる者たちのことで、世襲的に受け継いだ特権と人脈を基にして、中国の政財界や社交界に大きな影響力を持ている人たちのことを云うそうです。


社会主義国家の中国でそんなことがあるんですね。

生産資本や生産物を共有することで平等な社会を実現しようとした社会主義国家でありながら、現実は貧富の差が日本以上に激しい。

職業は世襲しなくてはいけないのでしょうか?


賄賂が横行していると聞きます。やはり権力に利権が偏るのでしょう。

 

 

日本の政界も似ている気がします。

よく選挙で「地盤」「看板」「鞄」などということばを聞きます。

「地盤」「看板」は世襲されているようです。


・・・というより、選挙民がそれを良しとしているのでしょう。

そして「鞄」・・・これも選挙民がターゲットなのでしょう。


この「三バン」は、二世議員の方が手にしやすいのでしょう。

だから二世議員が多い。日本版太子党が横行するわけです。


菅内閣では、麻生・武田・田村・野上・小泉・岸・加藤・棚橋・小此木・河野・西村・平井各氏が該当するようです。

 


世襲議員が悪いと云っているのではありません。

「三バン」を得やすい = 当選しやすい  

そんな立場の世襲議員ですが、本当に政の能力があるのか・・・ということです。

 


日本の舵取りを行いつつも、地域の利益をまもる代表である・・・ということなのでしょうか。

視線は後者に偏っていないか・・・。

 


政党助成金(税金)を受け取りつつも、企業献金を受け取っている政党です。

やはり視線が国民個人より後援企業に偏っていないか・・・。

 


世襲議員が悪いと云っているのではありません。

 


住民は、顔なじみだったり柵だったり、その看板に判断基準を置いていないだろうか。

 

 

今回、オリンピックやコロナ禍で、看板というメッキに隠されていた実力が垣間見られました。

 

 

他人のアラを探すとか云うことではなく、反省と評価をきちんとしてほしいです。


そのためにも、記録をきちんと残さなくてはいけません。


赤木さんが記したように、記録は残し抹消したり改ざんしてはいけないのです。

 

 

<おまけ>


  安倍前首相は、赤木ファイルから「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」という部分だけを取り上げ報道機関を非難しています。

自分に批判的な報道機関を公然と非難するのは、お友達のT前大統領と似ています。

安倍氏も世襲議員でしたね。

正しい評価をしましょう。


ついでに『チェリーピッキング』ということばも覚えてしまいました。

 

 


学校連携観戦プログラムという名の動員

2021年06月28日 06時28分53秒 | 雑感


東京都の感染状況が芳しくありません。


この期に及んで『動員』(学校連携観戦プログラムと呼んでいますが・・・)を掛けるのでしょうか。


日本で人気のない種目やパラ競技に於いて、生徒児童の観戦は、

①青少年に生でトップアスリートの取り組みを見せる。
②会場を盛り上げ歓迎の意を表すとともに、アスリートのパフォーマンスの向上につなげる。
③世界に発信する画像の見栄えを良くする。
など、多くのメリットがあることは理解できます。

しかし、新型コロナの感染状況が悪い。


どうも、観客を入れることは、感染状況を下に判断されたのではなく「結論ありき」の判断だった気がしてならない。


そこに、生徒児童を巻き込んでいるのでしょう。

 


政府がだした学校連携観戦プログラム参加判断の指針では、


 指針の案では、大会の組織委員会の意見も踏まえて、緊急事態宣言の地域では参加を中止する、まん延防止等重点措置の地域では、自治体が参加の可否について統一的な考え方を示す、その他の地域では、各教育委員会や学校が参加するかどうかを判断する


としています。

 

緊急事態宣言下の沖縄では競技が行われないようですが、
東京・千葉・埼玉・神奈川・北海道はマンボウです。
ここでは、各知事が判断を迫られます。

その他会場となっている
茨城・静岡・宮城・福島では、現時点で学校長が判断するわけです。

しかもこの地域は、感染状況により7月11日に変わる可能性がある。

参加するか否かで、ジグソーパズルをはめ込むかのごとく組み立てた学校の年間行事予定は大きく変わる。

それでなくても、学校行事はコロナ禍でガタガタなのに。

 


このような緊急の事態になっても、方針はIOC・都・政府が決め、判断は開催地方や現場に委ねる。


『やりたいことは声高に言うが、責任は取らない』


ぶれる政府にあって、ここだけは終始一貫している。・・・ぶれない。

 

 

開催時期(真夏での開催)だけでなく、競技時刻も日本時間ではない気がする。


サッカー日本戦は「無観客」に? 埼玉・大野知事「IOCや組織委がどう言おうとも、最後は知事が腹くくる」


大野元裕埼玉県知事は言ってます。

最後は感染防止に法律上の権限を持っている知事が腹くくって、どうオリンピック委員会・パラリンピック委員会・組織委員会が言おうと、こうせざるを得ないということにわれわれ追い込まれるという、これも責任上それしかないですから。そこはもう腹くくるつもりではいます

 

 

「政治家が腹をくくる」・・・久しく耳にしなかった響きではないだろうか。

 


静養

2021年06月25日 03時21分00秒 | 雑感


小池都知事は過労により1週間の静養に入りました。


仕事が激務だったのでしょう。

ペットロスも大きかったのでしょうね。

 


しかし、あえて厳しい言い方をすれば、掛け替えのない立場の人は、自身の健康管理もしっかりしないといけないし、自己管理ができないひとは、その役職に就くべきではない・・・とも云える。


不可抗力である感染症やガンなどの病気が発見されたのとは違う。


より健康管理が必要だったでしょう。今は、緊急事態なのだから。


前例が多いだけに、『 立場が苦しくなったら病院へ逃げ込む 』などとみられてしまいます。


2回も現職を投げ出した、前首相のようにならないことを願っています。

 


横浜市長選挙 小此木国家公安委員長 立候補の意向固める

小此木国家公安委員長は、東京オリンピック・パラリンピックの警備担当ではないのか。

 


なんか、みんな五輪から逃げ出しているように見えます。

 

 

 

そういえば、東京都議会議員選挙は今日(25日)告示されます。(投票は7月4日)

知事が一ヶ月間代表を務めた「都民ファーストの会」は、今どうなっているのでしょうか?

確か今の代表は、知事の元秘書の方だったのでは。

私は都民ではないので直接関係ないのですが、なんとなく気になります。

 

 

知事は今週一杯の休養だそうですので、体調を整えて公務に復帰してほしいものです。

 

        

 

 


バブルは割れやすい?

2021年06月24日 08時06分00秒 | ニュースより


大規模 職域接種「新規の受付を中止に」  河野大臣

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000220302.html

 


順調に見えたワクチン接種ですが、やはり絶対数の不足は否めないようです。

自国開発ができなかった・・・研究開発予算をケチったツケでしょうか。

 

 

昨日、8人が陰性で運が良かった・・・と書きましたが、<甘かった>。

ウガンダ選手団から2人目のコロナ陽性者 東京五輪

https://www.afpbb.com/articles/-/3353151

 


感染者の隔離についても、ほころびが見え始めています。

窓が破壊 宿泊療養者が行方不明

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6396853

 


オリンピックのバブル方式・・・そんなもの本当にできるのでしょうか。

 

デジタル大辞泉では「バブル」の解説として、  

1  泡。あぶく。また、泡のように消えやすく不確実なもの。
2  「バブル経済」の略。「バブル時代」「バブル崩壊」
3  外部と遮断された状態のたとえ。「フィルターバブル」「バブル方式」


3(外部と遮断された状態のたとえ)の意味として使うのでしょうが、
まず始めに 1(泡のように消えやすく不確実なもの)が出てきます。

 


<1>になってしまう心配が、益々膨らんでしまう・・・泡のように!

 

 


選手団入国

2021年06月23日 05時04分11秒 | ニュースより

 


ウガンダ選手団の陽性者ニュースから見えることを考えました。

 


成田空港での検疫で、濃厚接触者を隔離できなかった(濃厚接触者の認定ができなかった)のはなぜか?

 


組織の不備もさることながら、そこから見えるのは、

 

『検疫本来の目的よりも、自分たちの与えられた仕事が優先される』と云うことだろうか。

 


それぞれの立場では、

厚生労働省の担当者は濃厚接触者の特定について、「航空会社からの情報を自治体に提供し、それをもとに自治体が判定をする」と説明。

大阪府では「府に陽性者の管理権はないので、陽性者に直接連絡し、調査できる権限を与えてもらいたい」とした。


ある府職員は移動中に感染が広がることを不安視し、「成田空港で陽性者が出たのだから、8人は大阪への移動前に国が濃厚接触者を特定すべきだったのではないか」と憤った。

 


現場の自由度には 「暴走の危険性」 もはらんでいると云える(名古屋出入国在留管理局で、スリランカ女性ウィシュマ・サンダマリさん亡くなった)が、

現場の職員が、仕事に対する本来の目的を理解していないと、緊急事態(今回は緊急事態とは云えないだろうが)に直面したとき、危険を察知した正しい判断ができなくなってしまうのではないか。

 

「 不測の事態 」は、本来想定外なのだから。(危機を想定する力不足は別の機会に触れます)

 


今回は、残りの8人を濃厚接触者と特定し、隔離するようです。(2週間と決定していないことに疑問は残ります)

 


今回8人は陰性でした。

 


これは、ただ単に『運が良かった』だけではないだろうか。