退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

2月

2021年02月28日 18時41分59秒 | 日記


2月が終わります。


育児休暇代員としての一ヶ月が終わりました。

退職からの怠惰な生活が影響してか、疲労困憊ぎみです。

 


【この一ヶ月で感じたこと】

①二度寝ができるようになった
  今までのように昼寝を自由にできませんでしたので、いささか睡眠不足でした。
  その睡眠不足を朝の『二度寝』で補いました。
  (私は寝覚めがすごくよくて、二度寝ができないヒトでした)

②体力気力の衰えを感じた
   5/6の授業が辛かった。(一日6時間のうち5時間の授業を受け持つこと)
  あまり縁の無かった『リポD』のお世話になりました。
    チョークで手が荒れたのには驚いた。「羽衣文具」が韓国「セジョンモール」に買い取られてしまった影響だろうか?(日本の技術流失は止められないのだろうか)
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48746860Q9A820C1000000/

③膝が痛くなった
  怠惰太り&コロナ太りで体重増加のためか、階段の上り下りで左膝が痛くなった。

④授業風景が変わった
  みんなマスクをしていて顔が覚えられない。元々名前の覚えが悪かった自分にとって、これは辛い。
    給食のとき机の配置を変えず、みんな正面を向いて静かに食事をしていた。
  つまんない・・・と思っていたら、休み時間はマスクを除いて変わらない様子で安心した。

⑤放課後の学校が静か
  平日の部活動も禁止となり、ずっと試験週間のような淋しさが漂っていた。


早くこの「非日常」から解放されることを祈るばかりです。

 


因みに、いつもの映画ですが、今月は16本でした。

 裏窓
 チャップリンのキッド(サウンド版)
 少林サッカー
 捜索者
 続・夕日のガンマン
 ダーティハリー
 チャーリーとチョコレート工場
 チャップリンの街の灯
 沈黙の弾痕
 鳥
 ねことじいちゃん
 博士の愛した数式
 127時間
 夕日のガンマン
 ライフ・イズ・ビューティフル
 ロープ
 


ジェンダーギャップ

2021年02月27日 05時21分50秒 | ニュースより


女性蔑視の発言が問題になりました。

男女間格差を見直す気運が高まっているようです。


ジェンダーギャップの世界順位が121位だそうです。


評価の内容を見てみると・・・

読み書き能力、初等教育(小学校)、出生率の分野では、男女間に不平等は見られないという評価で世界1位のランク。

一方、中等教育(中学校・高校)、高等教育(大学・大学院)、労働所得、政治家・経営管理職、教授・専門職、国会議員数では、男女間に差が大きいとの評価で世界ランクがいずれも100位以下です。

その中でも、最も低いのが閣僚数で139位。国会議員数でも135位とかなり低い。その他の項目でも50位以内に入った項目はゼロという現状です。

経済分野での日本のランクは、賃金格差が67位とこれが最も高く、労働力参加79位、所得108位といずれもかなり低い結果のようです。

 


教育現場での格差が特徴的で、小学校と中学校で大きな差が生まれています。

「初等教育就学率の男女比」は1位ですが、「中等教育就学率の男女比」は153カ国中128位と大きく後退します。

中学校は義務教育で全入なのだから初等教育との差は考えにくいことから、高等学校就学率に男女差があるという評価でしょうか?
 
全く実感が湧かず、その差はどこから来るのかもう少し調べてみようと思っています。


就学率ではなく職場としての中等教育現場はどうだろうか。

教える側と生徒側とでは見える景色も違うだろうが、教師サイドで云えば、言うことをきかない生徒への対応、いわゆる『生徒指導』は男性教師に任せる傾向があるし、管理職に男性が多いことも事実なのです。


ある番組で、「女性側の意識も問題である」とか、「実力のある人は女性でも評価されている」という類いのコメントがされていました。

男女問わず男性社会で評価された人の感覚でしょう。

 


現状を変えていくには、男女間格差のある職場に於いて、多少女性偏重になっても絶対数を確保しなくてはいけないのだろう。

諦めざるを得ない女性の意識を変えていくには、荒療治も必要ではないか。

実力の無い女性が淘汰されるのはそれからで良いのだと思う。

 


男女間で埋めがたい違いは、『妊娠出産』ができるか否かと『フィジカルの強さ』だろうか。


「強い」「優しい」とか「細かいことに気がつく」などというのは、立場がそうさせた(世間がそう求めた)後天的な要素と思える。


人類が生き残っていくためには、女性が出産していかなければいけないのだけれど、その環境が整っていないのだろう。

『不妊治療』などに焦点を当てているが、一番取り組んでほしいのは『出産後の女性の職場復帰』のしづらさではないだろうか。


出産前後や育休をとった後、そのまま退社というケースが多い気がします。

 

原因と思われることを書いてみると(男性である私の眼から見たものですが)、

①ブランクのある職場に戻りにくい雰囲気がある。
②産休・育休が昇進に影響を及ぼす。
③マタハラ。
④パートナーが育休を執りづらい。
⑤職場内外の乳幼児、就学児童を預ける施設が不十分である。(特に母子家庭においては致命的と云える)
⑥子育てにおける公的な金銭的補助の不足。

など。


経済的理由で子どもを諦めている若い夫婦も多いのではないだろうか。


年金暮らしの私がいうのもおかしいが、一番お金が必要な時期は老後ではなくて子育て中ではないか。(とはいえ年金もかすかすで「定年後もはたらけ」という世の中ですが)

 

人口減少が国力の衰退に繋がると学者が異口同音に訴えています。

目の前の国防(コロナ対策)とともに、50年後100年後を見据えた国防(人口減少対策)が喫緊のテーマではないだろうか。

 


話はもどりますが、味覚は幼児期に決まるとききました。
『三つ子の魂百まで』ともいいます。


幼い頃の家庭環境と、ジェンダーギャップのない初等教育での意識改革がこのテーマの鍵ではないだろうか。

 

「三つ子の魂」が染みついた私も、もう一度考え直してみたいと思います。妻に内緒で・・・。

 


世界男女格差指数(Wikipedia)

 

世界「男女平等ランキング2020」、日本は121位で史上最低。

 

 

 


現状維持バイアス2 中央集権的発想

2021年02月24日 05時42分39秒 | 雑感


オリンピック橋本聖子氏就任。でもコロナが終息しなければ・・・。

 


世界が注目する和歌山方式とは・・・。

 


第3波に「和歌山方式」生かせるか 対策トップに聞くhttps://www.asahi.com/articles/ASP255J42P1XPLBJ005.html

和歌山県に見る、クラスターを防いだ柔軟さと決断力https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19208


国が出す方向性に、勇気を持って異を唱えた  仁坂吉伸知事、野尻孝子福祉保健部技監に拍手を送りたいと思います。

 

 


政府は、「地方には地方の事情もあるから、知事さんが主体となって・・・」といっているが、2月10日の《無謬性》でもふれた『中央集権的発想』が邪魔をしている気がする。


例えば、緊急事態宣言は国の権限ですが緊急事態措置は知事の権限です。にもかかわらず、特措法18条に政府は緊急事態措置について対処方針を決めるとあって、知事は対処方針に従って緊急事態措置を行うとあるのです(第3条)。国が緊急事態措置は飲食店に対しては午後8時以降の時短をせよと示せば知事はこれに従わないといけないのです。

片方では、「知事の権限で」といっておきながら、その実政府の方針に従わせる・・・そんな偏った対策が「現場にそぐわない」「判断が遅い」という結果を生んでいる気がします。

 

 

『州』にしろとは云いませんが、もっと地方を信じて権限を委譲しなくてはいけません。

 

知事さんを信じて「お金だけ」を出せば良いのです。

 

 

島根県知事の意見表明も、一考に値するものだし、「けしからん」と一蹴する発想がズレている気がするのです。(石破さんの隣ということもあるのでしょうか)


島根知事、聖火リレー中止意向 五輪開催にも反対https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/general/news/202102170000111.html

島根県知事に「注意する」発言の竹下亘とは何者?「実は遠ざけられていた男」https://news.yahoo.co.jp/articles/b3c0321ade0e93fdd16815a9e885ce497e374739

 


現状維持バイアス

2021年02月23日 11時01分06秒 | 雑感


現状維持バイアスということばを知りました。 

 


私たちオヤジが陥りやすい落とし穴と云えそうです。

 

経験から来る自信(これは、失うことのできない心の支えとも云えます)は、時として考え方や行動が保守的にならざるを得ない。

そして日本では、成功へのトライアルよりも失敗をしない堅実性が重視されています。
その所為なのでしょうか、「責任の所在」はハッキリしないことが多い気がします。

 

先日見た「孤独のグルメ」でガッツ石松さん(今は大学の先生)が云っていたことを思い出しました。

 

『人生で最大の失敗は、失敗しないことだ・・・』


(とてもディズニーシーで「ディズニーAとBは何処?」と尋ねた人とは思えません)

 

 

失敗に対する寛容さも必要なのではないでしょうか。勿論反省していることが大前提ですが。

 

やはり無謬性の原則が横たわっているようです。

 

 

 

 


株価上昇

2021年02月20日 02時33分56秒 | ニュースより


株価・・・私にはよく解らないことですが・・・。


2020年3月18日には16,358円まで暴落した日経平均株価ですが、なぜか上昇し続けて、2月15日には実に30年ぶりに30,000円を突破し多とのことです。https://news.yahoo.co.jp/articles/792173f1713e3613fc801f313606478a691a764b


簡単に言うと、外的要因(アメリカが落ち着いてきたなど)による影響と、国内事情(GDPが予想を上回ったこと、ワクチンが承認されたなど)によるもののようです。

実感のない「GDPが前期比より上回った」ということは、前期が悪かっただけなのではないか・・・。(思いっきり素人考えですが)


気になったのは、『金余り』だと云う経済アナリストがいることです。


全世界で一千万人の人が失業したといわれる「コロナ禍」において、その人員削減で経済が落ち着き、貧富の格差が更に広がり定着した・・・ということでしょう。


あれだけ政府がお金をばらまいたにもかかわらずです。

 


インフラなどの公共事業だと、雇用を生み直接労働者にも恩恵があるようですが、今回の経済対策(?)は本当に生活が苦しくなった人たちのためになったのでしょうか?

金余りによる株価上昇が意味することは、このコロナ禍においても「富の分配」ができない政策の甘さなのかと思ってしまいます。

 

 

アメリカがトランプ氏により『分断が進んだ』といわれますが、日本はコロナにより『貧富の二極化が進んでしまった』のだとすれば、もはや「経済は一流」とは云えない非常に残念なことだと思うのです。