合羽橋で・・・逆ナン？？？

まずパンの紹介です。

　歌の歌詞のようなゴロ合わせではないのですが、
チキン・パプリカ・ズッキーニのパンです。

曇った空でしたが久しぶりに自転車に乗って合羽橋まで行きました。
湯島の梅も見てこようなんて意気込んでペダルをこいだのですが、
ちょっと休憩した白梅の咲く公園で年上の女性に話しかけられました。
ベンチに座った僕の隣に「こんにちは～」と言いながらひざ掛け持参で
その女性はお座りになりました。
山形生まれのその方は暖冬の弊害について僕に話してくれました。
雪が降らないと山から伐採した木が降ろせないそうです。
山の斜面や田んぼの雪の上を滑らせながら幹線道路まで
木を運ぶそうですが、雪が少ないと滑らせて運ぶことができないそうです。
途中で失礼ながらお年を訊くと大正１２年、８４歳過ぎとのことでした。
生まれ育った環境やらお兄さんが満州に行った話、抑留、焼け野原の東京や
山形から果物を送ってもらい、品薄だった戦後の東京で爆発的に売れた話。
ヨドミ無く話される婦人に年齢などまるで感じませんでした。
やっぱり、老いは肉体年齢に関係なく心（スピリット）の問題なんだ！
銀座で物書きを目指している甥の話が始まったところで友人らしき
同年代の女性が登場して、僕は挨拶の後に
「どうぞ、お席暖めておきましたから。」と席を立つと、お二人は笑い出して
「まだ立たなくてもイイから・・・私、膝が悪いから座れないの」と
引き止めてくれたのですが男は引き時が肝心？
子供の頃に見たシェーンのように自転車に跨りカ～ンバックとも言われずに
牧場ならぬ公園を紋次郎気取りで去ったのでした。
初対面の人に話しかけられるとツイ聞いてしまう僕の癖のおかげで湯島は断念。
でも梅よりチャーミングで若いお二人に会えたのはラッキーでした。
よ～し、明日は年上の彼女に会いに行ってみよう。