縁

彼は考え続けています。
彼の町の夏のイベントの意義。
神戸の花火でおこった不幸な事故が再びありませんように。
神戸では将棋倒しの事故に巻き込まれた子供を助けた
男性がいたそうです。けれど、男性はその事故でご自分の
お子さんを亡くされました。
僕達はその男性に何を・・・
たぶん、何もできません。
今の僕達にできることは男性の優しさを忘れないことだけです。
花火見物の人達が帰宅時、北千住駅に一極集中化することを
避け、少しでも分散するために数箇所でイベントが開催されて
今年で４年目。
柳原のイベントではエイサーの人達が荒川土手まで
花火見物帰りの人達を迎えに行き、町まで誘導してきます。
エイサーは鎮魂、エイサーは念仏踊りでもあると聞きました。
友人はエイサーの人達に神戸の男性の話をしてから
彼らを土手に送り出しました。

最初は時間的な余裕が無く、人の手配がつかなかった「日暮里わしたショップ」さんの沖縄モノの販売。打ち合わせを重ねて、ついにイベント前日には店長さんが僕と同行してくれることになりました。
当日、僕がレンタカーで迎えに行くと店長以外にオーナーさんも参加してくれることになって感激しました。
当日はクバの葉のウチワも切り分けた石垣島のパイナップル
数百個も予想以上に早く完配。
おまけに友人が最後にお客様と演奏者の双方にお礼の挨拶を
したのですが、「最後に一曲お願いしますよ～」で・・・
最後どころか果てしなく続く感じの三線、歌声、太鼓の音や指笛とリズムが始ってしまったのです・・・・
観客は合いの手やら踊りの手振りを何度も教えられたので
その場の全員の手と手と手と手が
大海原の波のごとく、風に揺れるサトウキビ畑の葉のように
揺れる、揺れる、動き揺れた。時に大きくゆったりと、
リズムに合わせて小さく速く皆の手は揺れ動きました。
レンタカーの返却時間が近づいて僕は内心「イツ終わる？」を
考えましたが、直ぐにそれは無駄な事と理解して・・・
どうせなら楽しさを味わい尽くそう！！！
僕は少しだけ離れた場所にいましたが、車の返却時間延長を覚悟したとたんに僕の身体は揺れ始め、満面の笑みになったに違いないと思っています。
イベントが終わって踊りを挟んで東西にいた僕がお沖縄のお店に行くと販売の人が更に増えていました。売上はともかく、ここに来たお店の方々には沖縄をたっぷり楽しんでいただけたと僕は確信しています。

そして驚いたのは「縁」です。
以前「わしたショップ」に勤めていた女性が柳原の酒屋さんに嫁いでいるそうで、当日は「日暮里わした」の店長さんと酒屋のお嫁さんが友人に挨拶をしに来てくれたそうです。縁は不思議です！
僕が今年お手伝いしたうちの沖縄モノ販売に関しては
来年から酒屋さんにおまかせするつもりです。
それにより結びつきは強まり広がりも考えられますし、僕も他のことに
時間を使えて一石二鳥・・・ですよね。

年内、柳原ではもう一度エーサーが見られます。
昨年同様「柳原音楽祭」前夜祭に彼らは登場してくれるそうです。
冬こそペンシル・バルーンのハイビスカスを会場に咲かせたいです。
http://home.att.ne.jp/alpha/yanagihara/

オイクラですか？

レジの背中の壁に展示中のスタッフシャツ。

「オイクラですか？」と尋ねられました。

　人知れずニンマリ。

　http://www.rak1.jp/one/user/ruru_ryukyu/

　http://www.enbudaiko2001.com/

柳原よりも駅に近く大きな商店街での発表を望んだ踊りの会に代わって今年初めて本格的に柳原に登場した沖縄のエーサー。
　
三線、太鼓、指笛、歌と踊りと・・・
熱気、歓喜、笑顔。
歌も踊りも演奏も果てしなく続き帰らぬ多くの観衆・・・
訊けば踊り手の数より少ない観客のイベントもあったとか・・・
イベント前日までと別人のような友人の満面の笑みを見ました。
小さな女の子が手を繋いだ父親に
「楽しかったね～」「おもしろかったね～」「また来ようね～」と興奮した笑顔で話しながら僕の前を歩いていきました。
僕の望んだ全てがここにありました。

伊勢だより

いただいた「赤福」に（伊勢だより）がついていました。
栞には
伊勢路川のハマボウの花が描かれていました。

伊勢をとりまく神路山から流れ出て、志摩の五ヶ所湾に注ぐ
伊勢路川があるそうです。その川の中州に二メートルほどの
低木に径十センチの真黄色の「ハマボウ」の花が満開に
咲き乱れているそうです。
アオイやフヨウに似た優しい花が延々五百メートルほど
見事に続いているそうです。
かぎりなく明るい夏の志摩の色どりとか・・・

花火の後の柳原

花火の当日どんな沖縄を販売するのか予定の商品を
見せていただきました。
うこん茶や泡盛は今回は運ばず、小物中心の品揃えにしました。
あまりに急な販売要請に人と車の手配がつかず、僕の担当に
なりましたが、店長は閉店後に柳原に来てくれるそうです。
夕方、僕が商品をお借りして展示準備と販売開始・・・
お互いにオオラカというのか何といったらよいのでしょう？？？
僕が商品持ち逃げしたら・・・なんて思わぬ処で
このアホ面が役に立った？警戒されずに信用された？

花火終了後、柳原に「ゆかた」を着て来た方にプレゼントを
準備します。

先着１００名様限定です。

同じモノが１００個そろいませんでしたので抽選です。

　ビンガタで作った巾着袋。この袋も僕はプレゼントに予定しました。

打ち合わせ後に　柳原に行きました。
丁度、本日スタッフのシャツができてきたと拝見して、
サイズ違いで２枚いただきました。

　　１００枚制作。

現物の方が数倍イイ感じ～～
明後日スタッフ全員で着用し、沖縄を味わう予定です。

展示販売する台（大型テーブル）や沖縄商品を運ぶのに
みどりチャンでは無理なので、先ほどレンタカーの予約も完了。
明日はプレゼント商品を選んで購入し、クジを作って終了の予定。

やはりギャラは請求しよう

やはり、自分が手抜きせぬよう僕の報酬を請求しようと
思いました。
パレットがパン屋だってウチの町の人間は知ってるからな～
僕がパン屋でなくコンサルなら払うのにだって・・・
補助金を受けてのイベントでは当然のように利益は出せません。
結果的に予算と現金のズレが生じる場合があります。

そこで・・・もし余剰金が生じた場合は使い道を僕に提案させて欲しい。
残った金額にもよるけれど、僕の希望は永遠の命と護衛。（笑

例えば　「森づくり」活動への寄付や会員登録。

　　　　　　http://www.oisca.org/indexj.htm　

　　　　　　　　　http://www.oisca.org/others/clickbokin.htm

　　　　　　　http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/index.html

オイスカを始め多くのボランティア・グループが地球の
トラブルと戦っています。
僕の提案が生かされてマングローブの一本でも地球に増えたら大袈裟だけど、植林された木が枯れるまでは僕は生き続けるような気がします。それが永遠の命。
始皇帝と違って僕を護る兵馬俑はマングローブ・・・

沖縄の物産店には売上の何％ではなくてレジの片隅に
沖縄の自然を護り育てるための募金箱をまだ無ければ置いて欲しい。

おいおいパレット、あまり偽善者ぶってると本当に呼ばれちゃうよ！
って心配？してくれる　Ｔさんへ・・・
大丈夫です。
この程度じゃ埋められないほど僕の○○は深いですからね・・・

最近感じてるんですが、「三行半」を貰うのはたぶん僕です。
まあ当然といえば当然で、自業自得ですね。

クバのうちわ

７月２７日　木曜日

足立の花火のその後で

　　　　　　柳原でプレゼントされる沖縄のひとつ。

　　クバの葉のうちわ。

７月２７日（木曜日）

実行委員長の友人はエーサーの効果的な照明を思案中です。
なんて言ってる場合じゃない感じなんです・・・
彼が一年で一番忙しい「土用の丑の日」が今年は２３日の日曜日。

動けない彼を尻目に僕は連日交渉の日々です。
エーサーを見聴きしながら花火の土手から柳原の町まで歩く。
柳原の町では「クバのうちわ」「石垣のパイン」「光る輪」をプレゼントする予定なんですが・・・
http://home.att.ne.jp/alpha/yanagihara/

それ以外にも沖縄が欲しいと僕は勝手に欲張りました。（地元でもないのに！！）以来毎日仕事を終えると沖縄物産店に通い、話す日々です。だいたいどれだけの人達がエーサーを囲んでくれるのか？
足立区の数種の広報誌には当日イベントを開く地区と内容が紹介されました。それだけでは彼も僕も人が来るか不安です。せっかく町に来てくれるエーサーの人達に見物人が少なかったら失礼かな～って思ってます。スポーツも神輿もギャラリーの数に比例してパワーが出ると僕は思い込んでいますから。昨日の交渉では後一歩のところまで行きました。僕は当初、友人の町の人達が沖縄グッズも揃えてると思ってました。僕とお店との交渉が遅れたので店側の販売員の確保ができないのです。車も無く商品在庫も少ないとか・・・
「僕が売り場に立ちましょう・・・」「運ぶ車も確保します」
友人は「パレットがパン屋だってウチの町でバレテなければイベントのコンサルタントだと言って指導料払えるんだけど・・・」
沖縄モノの店長さんが「売上の何％欲しいですか？」
儲けに走ると消える商品がありますから、今回は沖縄と貴店の
宣伝と考えて僕のインセンティブはケッコウです・・・

　

ハイビスカスの花を用意して、町に来てくれた人達にプレゼントしたいとの提案もありました。交渉の結果ハイビスカスを用意する時間が二週間以上必要とのことで断念しました。サトウキビも同様。
紅型の巾着袋を在庫全て購入しても数が足りません。くじを作って抽選にするしかないと思ってます。いろんな沖縄グッズと混ぜるのです。
無料のくじ引きですからどんな沖縄が当っても
苦情は無いと思っています。

ひと回り以上年下の知人が大ピンチと聞きました。
知り合って２０年。彼の子供は中学２年生。
ステージ３・・・切除できない部位だなんて・・・
今回「なんでそんなに気合入ってるの？」と数人の友達に言われました。僕の町のイベントでは普通のことなんですが他の町では異常に僕が張り切っていると思われるらしいのです。僕の町の人使いが荒いのだとも思います。５年後も１０年後も元気でいられるだなんて神様に保証されている人はいるのでしょうか？

オトナシイ店長さん以外に先日、お店のオーナーさんにも会いました。
「どれだけの人が来てくださるか心配です」の僕に対して
「沖縄の人達のネットワークは強いからエーサーが来るなら皆で見に行きます。」と言ってくれました。僕はポスターをお店に貼ってくださると聞いて思わず沖縄の店に僕が貰った沖縄のクバのうちわを
差上げました。
「沖縄の人達は熱いですよ～～」とオーナーが言われましたが
「僕達も沖縄に負けないくらいに暑い！」
だって夏のうなぎ屋とパン屋だもん。
岩盤浴なんかも僕達から見れば
羊羹に蜂蜜つけてグラニュー糖をマブシタくらいに甘い・・・かな？

沖縄名物タコライスを食べてみました。
ブルーベリーの色も濃くなってきました。

空さんコメントありがとう。
もう、おわかりでしょ！！！
こんな馬鹿に付き合ってくれるのはトナさんしかいないって・・・
今日は超高齢のガールフレンドに会いに行くつもりです。
覚えたペンシルバルーンの花を目の前で咲かせて
プレゼントするつもりなんです。（音を恐がらないか心配です。）

一握りの馬鹿がいれば・・・

僕の見て来たイベントの起源は
　　　　　　　　　　　　一握りの馬鹿でした。
できそうにない事や大変そうな事、面倒だったり、辛かったり・・・
無給で自腹はアタリマエの世界・・・
考えてしまうとスクンデ動けません。
でも、そこに一握りの馬鹿達がいれば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　何かが動き始めます。
動いていれば興味を持ってくれた人達が近づいてきます。
応援してくれる人、利用したい人、いろんな人達が
囲んでくれると思います。
輪がどれだけ大きくなるかは別として
起源は馬鹿がいて賢い人はその後です。
人間、馬鹿になれない奴に何ができる？
な～んて言っていた人がいました。
偉人や優しく、賢い人になるのは無理でも、
誰でもいい味の馬鹿なジジイにはなれる可能性はある！？

追伸：それには家族の犠牲と友人、知人の理解や協力は不可欠です。

アルカトラズでの禁煙

激戦区、最前線のパン屋さんのスタッフ（製造も販売も）に
笑顔を見た事がありません。売上も生産量も安定してから笑顔が
出るのかもしれませんが、たぶん経営者は安定では満足せずに、
新たな攻めの展開を考えるから笑顔は・・・ず～っとオアズケですね。

最近売れているデニッシュはカスタード・クリーム、抹茶あん、大納言
それに白玉がコラボしたパンとコノ時期定番のマンゴー物です。

禁煙を続けるには心の持ちようだと確信しました。
僅か２週間で５キロ増量して、半年間キープしてきたシャープ？な
アゴのラインは二重になって消えました・・・（ＴｏＴ）
アゴと引き換えに身体から完全にニコチンは抜けたと思います。
今でもタバコをくわえたい衝動にかられる時がありますが、
自分なりにどんな時かを考えてみました。
仕事が終わって着替えた時。食事が終わった時。ＰＣに向かって
いる時で画面展開が遅かったり、幾つかの考えのドレにするか
迷い考え込んだ時・・・などが咥えたい代表的な時です。
逆に吸わなくても平気な時は何かに集中している時です。
２０年以内の吸わない最長時間は８時間でしたが、今回は半月経過。
吸いたくなると手当たり次第に飲んだり食べたりして凌ぎました。
そして、気が付きました。ストレスを溜めない思考法で暮せば
咥えたい、吸いたい欲求に襲われにくい事に。
 自分の馬鹿さ加減をサラシテも自業自得のブログの世界ですが、
自分の偏見や了見の狭さから誰かを傷つけ続ける可能性のある
文を記載し続けるのはイカンと思い削除致します。

友人と話しました。自分には何があるのか？
思いやりも優しさも不足ぎみ、素直さはある。けれど聡明さに欠け、
優しい嘘つきより間抜けな正直者でいなけりゃ・・・なんて考える。
賢く優しい嘘つきには友人も僕もなれそうにない。
映画、レナードの朝を見た頃は彼が元に戻るなら、彼の記憶が消えるなら、喜怒哀楽を知った時間がなんとも酷に思えたけれど、
あの覚せいした一時期が彼らの一生に値するのかもしれないと
今は思う。

花火、盆踊り、祭り・・・

花火の季節に突入。
盆踊りや縁日、深川の神輿・・・
７月の足立の花火に続き、緑町は８月第一土、日の盆踊り。
９月は千住の祭り。
盆踊りと祭りでは縁日もセットです。
ギャラリーが多いと担ぎ手、踊り手は俄然パワフルになります。
集客のためにも縁日は欠かせません。
以前と違い縁日のボランティアは現在では商店会会員の
人数の方が少なくなりました。この傾向は良い事だと
考えています。ボランティアの人達の比率は今後の
縁日の存続に大きく影響すると思いますから。
今日は重い荷物を降ろすとの事で自宅待機でしたが、
机上の計画はモヤモヤとして進まず、
やはり街に出て見聞きして身体で感じないと
具体的なイメージが涌いてきませんね。