夕方合羽橋経由で秋葉方面に行ってきました。
左人指し指はグリップを握っているので
クラッチ操作には支障ありませんでした。
久々にセルを回すと全くエンジンに火が入らず
何回も何回もセルスイッチを押してイヤイヤながら?
エンジンは目を覚ましヒュルヒュルと回り始めたのですが
アクセル開けるとムセッテしまうように止まるシグサを見せます。
近所迷惑にならぬようアクセルから手を離して低いアイドリングで
待つこと数分。水温が上がったので走り始めましたが
ゆっくりゆっくりアクセル操作。
千住大橋手前の信号GPでは大きなスクーターに先行される始末。
体もバイクに慣れエンジンも温まってからは都内渋滞では最適サイズ、
エンジンもスムースに回り始めて1万回転以上まで
ストレス無しに回り快適。
6千まではシュンシュン回りそこから上はクオーンと
一気に駆け上がる感じはあの曲のようでした。
ピアノで始まるアイドリング、温まってきて
回転を上げるあたりからドラムが入る・・・
Chick Corea‘s Akoustic Band
On Green Dolphin Street
http://www.youtube.com/watch?v=s4Uj2q4HOb4
一度温まればエンジンはアクセルについてくる。
排気量が大きければどろどろとした低回転域でも力があるけど
小排気量で走るには高回転をキープ。
軽く小さな車体は渋滞や混雑した道ではハイパワー以上に
有利なんです。手加減せずに全開できる痛快さも捨てがたい
魅力なんです。峠の舗装路では正直パワー不足も感じますが
一つ一つ味わいながら回り、次のコーナーまでに考える
時間が持てるのは有難いことなんです。
この時間がワープするような速さでは持てず
重い車体ではとっさの逃げが打てません。
指の状態は心配なかったのですが、桜の葉が色づき
落ち始めた今の都内でこれだけ寒さを感じると
峠に行くにははスキータイツでも探さねばならんでしょうね。
日光の南、足尾の北壁、松木渓谷で飲むコーヒーは
格別だと言っていた彼が行ったのは夏だった・・・
紅葉渋滞にはやはりバイクなんだけどなぁ・・・
その前に明日は彼女に会いに行こう。
それにしても久々のバイクは痛快でした。
静かで風も当たらず寒くないフルフェイスは
これからの時期必須アイテムです。
オジサンライダーは一人その気になって都内を
駆け抜けてるツモリになってご満悦。
外からみたら回るエンジンの音だけはするけど
なかなか姿が見えない遅いバイクにホンダのCMの
メリーゴーランドに乗る子供のような・・・
正確にはバイクにしがみついてるナマケモノ?
とにかくそんな奴を見たら僕ですからお手柔らかに
お願いします。