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東日本大震災から今日で4年目の3月11日。
年を追うごとに記憶は薄れていきますが、忘れてはいけない日。
そして、先人の記した事を軽んじてはいけない事を再認識する日。
4年前、多くの方が亡くなり、
自衛隊史上最大の作戦が米軍の協力の元に行われました。
いや、現場では作戦なんてないようなものだったでしょう。
ただただ、出来る事を行った…。
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日本唯一の自己完結能力を有する自衛隊。
自分も津波で流され、怪我しつつも救助活動を行った隊員さん。
原発での決死の作業にあたたった隊員の皆さん。
駐屯地や基地も被災し、家族も被災され、
それでも任務遂行第一に頑張る隊員の皆さん。
自衛隊の空中機動能力を集め、空からの救助活動。
遠い所からやってきて救助活動を行い、
パック飯で食いつなぎながら、
自ら作った温かいご飯は被災者の方へ。
そして基地・駐屯地に残った少ない方々での、大変な日常業務。
4年前の3月中旬、何事もなかったかのような福岡。
朝の通勤中、渋滞中の3号線を北上していく、
災害派遣の横断幕が張られた自衛隊トラックの集団。
それを見て涙が込み上げてきたのを思い出します。
もちろん自衛隊だけでなく警察、消防・消防団を始め、
多くの方々ができる限りの事を…。
自然災害が多い日本に住んでいるのだから、
いつかは自分にもと覚悟はしておかないと。
自衛隊を美化するつもりはありません。
トラブルもあったと思います。
だけど、また読み直そうかな、「兵士は起つ 自衛隊史上最大の作戦」を。
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