米国が作ったアフガニスタン政府は崩壊し
タリバンが権力を掌握したアフガニスタン。
多くの人々が国外へ逃れようと空港へ…
集まった人々を鎮圧するため威嚇射撃の音も…
米軍のC-17輸送機には800人以上を載せてたとか…
タリバン側は軍事作戦から、
メディアを使ったイメージ作戦に移行してるそう。
そんな中まだ日本人もアフガニスタンに残されてるそうですね。
今までだったらこんな時、米軍や友好国におんぶにだっこだった日本ですが、
今回は米国から自衛隊を出せ、と言われてたそう。
日本人だけでなく、アフガニスタン人をも保護するの手伝えと。
ということで航空自衛隊のC-2輸送機1機とC-130輸送機2機、
そして中央即応連隊も。
自衛隊法84条の3には、
「外国での災害、騒乱、その他緊急事態が発生した場合、
その国にいる邦人を安全なところまで輸送する(要約)」と明記されているそうで、
行うことは可能みたいですが、アフガニスタン人までは…
在外邦人はじめ日本大使館や国際協力機構で働いていた、
アフガニスタン人を国外退避させるためなのでしょうね。
でもそんな簡単なことではないでしょうし…
今回の政府の動きは早かったですね。
米国から自衛隊を出せ、と言われてたくらいですから、
ある程度レールが引かれていたのかもですね。
英、仏、独の各国軍も同じように輸送機と国軍を派遣しているそうですから。
今回は中央即応連隊が中心となった、
邦人等輸送派遣統合任務部隊の方々がとっても重要だと思います。
先に飛び立ったC-2には輸送防護車や軽装甲機動車も積まれているとか…
今までも訓練されてたことでしょうけど、
混沌・緊迫した現地でのほぼ実戦。
米軍撤退期日は8月31日。
それ以上米軍が駐屯すると、
タリバンは攻撃を加えると言っているそうで…
急な派遣となりましたが、皆さん必ずご無事で戻られてください。
米軍が撤退するとこうなるわけですよ…
そういえばお隣の国では、
米軍撤退とか戦時作戦統制権の移管とか言われてますが、
そうしたらどうなるのかがこれで…