今日は8月15日、終戦の日。
Twitterに上げられる自衛隊の記事見ていると、
外国での訓練や訓練検閲や日々の風景など色々。
でも時々こんな記事が。
「6月22日、桂駐屯地に所在する第103不発弾処理隊は、
大阪府枚方市で発見された不発弾を回収しました。
関係者皆様のご協力に感謝申し上げます。
今後も、安全・確実な不発弾処理に努めて参ります。」
不発弾といえば沖縄って感じがしますが、
大阪でも不発弾が未だに見つかっています。
沖縄では未だに多くの不発弾。
関門海峡もいまだ処理されていない機雷が残っているとか…
未だに戦後が終わっていない…
上記2枚の画像は陸上自衛隊桂駐屯地Twitterより
ロシアによるウクライナ侵略。
ウクライナの反転攻勢中ですが予想より進めていないとのこと。
やはりロシア軍が敷いた地雷に阻まれているみたいですね。
西側諸国は砲弾の供与・支援を行っていますが、
元々平時の生産数が少なかったみたいですが、
ドイツのラインメタル社は、
155mm砲弾を年間60万発生産することの目処が立ったそう。
米国も砲弾の生産数を上げるみたいですが、
ウクライナの反転攻勢はどこまで進めるでしょうか。
そういう日本も有事の際今の弾薬の備蓄量では、
全然足らない状況…
米国からのウクライナ支援の155mm砲弾に、
通常弾の不足を補うこともあり、
多くのクラスター砲弾が含まれ実際に使用されました。
クラスター爆弾の生産、貯蔵、使用、移譲を禁止した、
オスロ条約に日本は署名していますが、
ウクライナやアメリカは署名していません。
もちろんロシアも。
ロシアはこの侵略ですでに使用したと言われています。
クラスター爆弾とは1個の爆弾の中に多くの小爆弾が入っており、
その小爆弾が広がって小爆弾が炸裂し、
広範囲を制圧できる爆弾です。
クラスター砲弾はその砲弾版、
ウクライナはクラスター砲弾の使用し際し、
以下の5つを上げています。
1:ウクライナはクラスター爆弾を国際的に認められた自国の領土の解放にのみ使用し、
ロシアの領土では使用しない。
2:ウクライナ市民のリスクを避けるため都市部では使わず、
ロシア軍が集中している地域でのみ使用する。
ウクライナ兵の危険を最小限にしながら敵の防衛線を突破するために使う。
3:ウクライナはクラスター爆弾の使用や使用された地域について、
厳格に記録をとり続ける。
4:領土が解放されたあとは、これらの記録に基づいて、
クラスター爆弾が使用された地域で優先的に地雷除去を行う。
これにより不発弾によるリスクをなくすことができる。
5:クラスター爆弾の使用とその効果について、
パートナーの国々に報告し、透明性のある報告と管理の適切な基準を確実にする。
ウクライナで起こっている戦争が終われば、
大量の地雷や不発弾の処理を行わなければなりません。
復興支援の一部として日本にもできるのではと思います。