少し前に、テレビ「週刊ブックレビュー」(BSプレミアム)で紹介された、「のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録」太田康介著 をみました。
紛争地帯の写真を撮ってこられた太田さんが、原発事故後、3カ月にわたって動物の保護活動をしながら現地の現実を撮りためた写真集です。
みていると本当につらい気持ちになってしまいますが、図書館にも入っていると思うので、機会のある方はぜひ手に取ってみてください。
猫や犬など、ペットとして人間に飼われた動物、家畜として牛舎や豚舎にいた動物、原発事故後、人間が全くいなくなってしまった街で残された動物はどうなっていくのか。
「人間の身勝手」をつくづく思い知らされる本です。
犬にしろ牛にしろ、人間の思い一つで「人がいないと生きていけない生活」をさせてきたというのに、人間の起こした事故によって辛い思いをさせてしまったり、多くの動物が死んでしまったりする。
この写真集の中に出てくる牛舎の1枚をみたときに、「同じ状況に自分が置かれたとしたら、瞬く間に発狂するだろうな・・・」と涙が止まりませんでした。
色々な意見の方がいらっしゃると思うので、議論をしたい訳ではなく、あくまで私の感じた事として書くのですが、
長い間、「原子力発電ほど合理的で環境に良い発電はない」と言われてきました。だけれど、この本をみると、どう考えても
人間が、人間の手に余るような事故を起こす設備は作ってはいけないのではないか。と、思わないではいられません。
地震や台風、天候には抗いようがないのですから仕方がない部分はあるかもしれません。でも、原発は作らなければ事故はないのですから。
また、この本で、ますます家の犬に対する自分たちの責任についても考えました。
彼女自信の気持ち、っていうのは言葉が通じないので分かりようもないのですけれど、なんとか健康で不自由のない、気持ちの良い生活を送ってほしいと思います。
紛争地帯の写真を撮ってこられた太田さんが、原発事故後、3カ月にわたって動物の保護活動をしながら現地の現実を撮りためた写真集です。
みていると本当につらい気持ちになってしまいますが、図書館にも入っていると思うので、機会のある方はぜひ手に取ってみてください。
猫や犬など、ペットとして人間に飼われた動物、家畜として牛舎や豚舎にいた動物、原発事故後、人間が全くいなくなってしまった街で残された動物はどうなっていくのか。
「人間の身勝手」をつくづく思い知らされる本です。
犬にしろ牛にしろ、人間の思い一つで「人がいないと生きていけない生活」をさせてきたというのに、人間の起こした事故によって辛い思いをさせてしまったり、多くの動物が死んでしまったりする。
この写真集の中に出てくる牛舎の1枚をみたときに、「同じ状況に自分が置かれたとしたら、瞬く間に発狂するだろうな・・・」と涙が止まりませんでした。
色々な意見の方がいらっしゃると思うので、議論をしたい訳ではなく、あくまで私の感じた事として書くのですが、
長い間、「原子力発電ほど合理的で環境に良い発電はない」と言われてきました。だけれど、この本をみると、どう考えても
人間が、人間の手に余るような事故を起こす設備は作ってはいけないのではないか。と、思わないではいられません。
地震や台風、天候には抗いようがないのですから仕方がない部分はあるかもしれません。でも、原発は作らなければ事故はないのですから。
また、この本で、ますます家の犬に対する自分たちの責任についても考えました。
彼女自信の気持ち、っていうのは言葉が通じないので分かりようもないのですけれど、なんとか健康で不自由のない、気持ちの良い生活を送ってほしいと思います。