Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

THE SOUL FOR THE PEOPLE

2011-08-10 20:55:07 | インポート
この間の日曜日、8月7日に直樹(息子)の四十九日の法要と納骨を済ませることができました。
納骨するのが淋しくて、木曜日くらいから、いやな夢はみるわ、気分は最悪だし、落ち込んでいました。ですが、Peace!!にお客さんが来てくださるお陰で乗り越える事ができたのです。店に出ても涙があふれるので情けなく、「帰りたい」という気持ち一色だったのですが、お客さんがいらっしゃればコーヒーを淹れたりしなければならないので、「あ、きっと直樹が帰ってはダメだ!と言っているんだな」と思うことが出来たのです。
それほど悲しく迎えた納骨ですが、和尚さんのお経を聴いていると温かい涙が溢れ、納骨が済んだら不思議なくらい気持ちを軽くする事ができました。昔から伝えられている儀式の有り難さを感じずにはいられませんでした。
そして翌日の朝に、私は息子からのメッセージを受け取ったように思うのです。
先月、NHKのSONGSという番組に、DREAMS COME TRUE が出ていて録画していました。(それほどのファンというわけではなくて、なんとなく)それを、夫を仕事へ見送った後で流していたら、吉田美和さんの唄が胸に響き、どんどんどんどん涙が出てきました。

泣いて泣いて泣いた日も なんとか持ちこたえたはずだろう? 出口の見えない暗闇さえ 歩いてきたはずだろう?
だからこそ その先へ
「その先へ feat.FUZZY CONTROL」

だいじょうぶ 最悪の時は もう 過ぎているから
わたしも ほんとはまだよくわからないけど きっと
傷ついていいの それほどに想える人と
そんなたったひとりと
出会えた証だから
「ねぇ」

東日本の震災で、辛い日々を送っておられる方々に向けられた番組だったのですが、私が見たタイミング、詩の内容(ねぇ、は吉田美和さんがご主人を若くして亡くされた時の事を歌った曲のようです)から、まるでドリカムの2人が私に語りかけているように、歌の詩が、直樹の言葉の様に聴こえてきたのでした。前を向いていたら、ましな日は来るよ!と。
この日記の題は、ドリカムのベストアルバムのタイトルなのですが、このCDのアーティスト収益は、すべて東日本大震災の支援にあてらるそうです。
さっそく買いました。勇気がわいてきます。




うちの夫は餃子番長。焼くのは私よりずっとうまいです。(タネを作るのは私なのですが。)




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