播州、姫路の浜手育ち ♪日々の出来事をつぶやいています

まあブログですから、覚え書きみたいなもの

メアリーの結婚式 3 置いて帰りたい

2016年06月06日 | 夫・グチっているのが多いかな

 

朝、出かけるときに、財布にお金を足してくれというものですから

足しました。

 

済んで、洋装といえども着替えの私たち。

そのままの主人。

 

どうやら、ゆうさくさん母、ひろこママがお相手をしていてくれたのか

主人は行方不明にならずにいっしょに帰途につけそうでした。

 

 

ここで 舞子ホテルのこと。

はじめての場所で、なにも予備知識も持たずに行きました。

大正時代の海運業の金持ちが迎賓館として贅を尽くして建てた洋館。

中は和風。

昨夜からの雨に、中庭がしっとりと美しい。

 

周囲の庭もきれいで、お天気さえよければ外で写真を撮るはずでしたが。

 

帰りは、着替えの部屋から一番近い出口を案内され、

竹林や庭をすこし遊歩道みたいな道で散策しながら

ゲストをお見送りした入り口の脇へでました。

 

そこには午後の式で、晴れたので正面玄関前で写真を撮るらしく

新郎新婦が出てくるのを待っていた他の組の友人たちが

ライスシャワーかフラワーシャワーで待機なのかきれいに並んでいました。

 

さて 車に着きました。

荷物を積もうとしたら

ひろこママが、

「さっきまで一緒に話しながら来たんだけど

角を、曲がって振り返ったらいなくて、

パパさん、あそこに並んでいますよ」と、呆れ顔で教えてくれた。

 

そう 待機中の他家の列の一番前にいるのです。

 

もういいわ。 置いて帰りたい。

電車の駅はすぐそこ。

方向さえ間違わなければ 飾磨には必ず着く。

寝過ごして終点の姫路まで行っても特急で一駅。

財布にお金も足したし。

一人で帰れば?!

 

 あとで聞くと、壬生娘もそう思ったらしい。

 

他家の最前列から 主人を引き剥がし

やっとこさ車に乗せた。

ワンボックスの最後尾。

真ん中の列の 孫が嫌がる。

どうやら 主人は孫の足をそれまでにも

おぼつかない足取りでふんづけたらしい。

こまった じいさんだ。

 

帰りました。

他の先生はレッスンをしているし

朝、早かったので父の食事、2食分を置いたまま出かけております。

たぶん大丈夫だろうけど、

もしもどこかで こけてたら・・と

私は勝手口開けてすぐに父の様子を見に走り、

主人はそのまま寝ました。 もう寝てくれたんでいいよ。

 

 

これって しらふの時に一言 新婦の父のあるべく姿を注意すべき??

 

無理、無理、言ったってうるさい妻になるだけよ。

聞く耳ないし。

それに もう身内の結婚式はないでしょうに。

 

壬生娘の助言で 言うのはやめました。

 

2年まえ ひろこママ、次男のつーくんの式には

私は、両親の介護のため欠席。

主人は壬生娘夫婦と行きましたが

そのときは それほどではなかったらしい。

当時 一歳になっていなかった孫の子守もあったし、

往復、電車だったし。

私がいると 安心して飲んでるんだな。

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メアリーの結婚式 2

2016年06月06日 | 夫・グチっているのが多いかな

 

メアリーの結婚式、前夜、私は気が重くて寝る気が起きない。

更年期の症状でもない。

 

眠れないことを一言、主人に言ってみたら

「興奮してるんだな」

そんなわけ なかろ。

主人にいわなきゃよかった。 さらにどっと疲れただけ。

 

「新婦の父って いいわよね。 最後に挨拶もしなくてよいし。

うちは娘2人でよかったわ。」

「挨拶ぐらい たのまれたら できるわ!」豪語した主人は

やはり 新婦の父なのであります。

 

なにが 気が重いって、翌日、夫婦そろって行動するなんて・・・。

私も当然心得ているが、壬生娘からもしっかり釘を刺されている

「お父さんのこと ちゃんと見ておかないとだめよ」

 

翌朝、雨。

電車の予定が、ゆうさくさんが車を出してくれて一緒に行くことになった。

主人は車にのるだけ!(気楽な新婦の父)

 

控え室では 孫の面倒も見てくれて

式も済んだ。

 

披露宴。

私はアルコールは飲めない。

飲めたとしても主人を連れてでは飲めない。

 

隣に座った、主人の兄夫婦。

義姉は留袖着ない 洋装も持ってないから式には出ないと言っていた。

無事、実姉から服を借りられたらしく 機嫌よく来てくれた。

レストラン経営の兄夫婦、

兄は 出された料理の研究に余念がない。

姉はワインのテイスティング。

何を思ったか 隣の主人は いつもは飲まないワインを

一緒に飲んでます。

 

そんなに飲んだようには思えないけれど

歳がいったのね 弱くなってきている。

魚料理の白ワインをたくさん飲んだみたい。

もう肉料理がくるのに 「白ワインが欲しい」なんて もうわかってないことを言う。

私に言うならまだしも、 担当の配膳スタッフに。

「肉は 赤!ここでは一般的な飲み方して」私は制しながら 裾を引っ張る。

そんなこと 言われたのも忘れて、 赤ワインをついでもらったら

また飲む。 赤でも白でも主人にはもうどうだってよいのである。

主人の性格を知っていながら、私の隣の 実姉がこれまた主人にビールを注ぐ。

 

酔っ払いがこれで完成したようです。

 

唯一の救いは、絡むような機嫌の悪い飲み方でないこと。

しかし、はしゃぐのにつき合わされると、絡まれていることと同じになるんだけどな。

 

人の話はまったく聞けない状態。

 

飲むから食べない。

せっかくのおいしいお肉を。

ほんと もったいない。 私が食べました。

デザートのケーキも服の袖にクリームがついたってわかんない。

さっさと 食べ終わった私の皿と交換しておいた。

 

プロフィール紹介の映像のとき あんなん パワーポイントとか使ってつくるんやろか・・

ちょっと見にくいけど自分の席からでも見えるわな・・・と思っていたら

そばに主人はいなくて通路まででて しゃがんで見てる。

いやはや 興味を持っていただくのはいいのですが。

 

そろそろですからとスタッフが促しても聞いていない。

花束贈呈。 両家並ぶところまで行こうとしたら

友人席へふらふらっと、

スピーチしてくれた ばくちゃんのところへ。

スピーチしてくれた友だちを覚えていただけ、ましなんか。

そこで 握手して・・・話し込みだす。

スタッフ、戸惑う。 私、引っ張る。

 

とにかく 引っ張って、押して、新婦の父の立ち位置に。

メアリーが私たちに手紙を読んでくれる。

最初だけしみじみ聞けたが

主人はつい、感動かなんかしらないが、一歩前へ出る。

それを引っ込める。その繰り返し。

お手紙が済んだ。 拍手する主人。

「ここは 父は拍手なし」 手を引っ張る私。

 

メアリーのお手紙を、超要約すると

「いつも やさしいお父さん」

「いざというときには 頼りになるお母さん」

  これって 普通反対だろ・・・つぶやく私。

「母は超えられない偉大な存在」

「私も おかあさんのようになりたい」

 超えなくてもよいよ、お母さんのようにならなくてよいよ・・つぶやく私。

 伴侶のおかげで しっかりせざるを得なかったわけですから。

 連れあう夫次第で女は変わる。

  これは 壬生娘もつぶやいていたらしい。

 

気楽な新婦の父を制御しながら

 

さてなんとか お見送りの時間。

立ち位置まで連れて行く。

お~い メアリーのドレス踏むなよな。

 

メアリーが壬生娘に送ったメール内容を拝借しますと

こうなります↓

お見送りは
すごかった
 
新郎両親や
新郎新婦乗り越えて
 
新郎新婦の
男性友人ほぼ全員に
超シェイクハンド!!
超シェイクハンド!!
超シェイクハンド!!
包容しそうな勢いやって
 
女子来たときにさすがに
母さんがとめた

ぶっちゃけ
恥ずかしさより
おもしろかったわ

 

ちょっと 新郎の友人のみならず

親戚ともほぼ全員、シェイクハンド!

あのね いいけどね、

お帰りの列が渋滞してんよの。

そして 新郎の父より前に出ないで。

再々、引っ込める私。

列が終わりかけたころ

抜けようとする。 どうやらトイレらしい。

もうすこし 我慢せい。

 

無事、みなさんをお見送りできた(冷汗)

スタッフが挨拶に来た。

「あのぅ 新婦のお父様は?」

 さぁ・・・・・??。  (トイレ)

 

さて帰り支度です。

 

    つづく。

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メアリーの結婚式 1 

2016年06月06日 | よしなしごと・日々のつぶやき

練習期間と称して

家を出て、二人で住み始めて10ヶ月。

その間に壬生娘と相談しながらも

仕事をしながらすべて段取りしてきたメアリーよ

無事 皆さんに祝福されて結婚式ができてよかったよかった。

 

イベントとなると

無事、終了させられるかに心を砕く、私の仕事柄、

新婦の母をしみじみやっている気分にはなれないのは

仕方ないけどかちょっと さみしいような 悔しいような。

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