病院生活 病院の昼ご飯

顔面神経麻痺があると
わかっていたが、食べにくい。

スプーンで食べるようなものは
口からこぼれやすい。

箸で、麻痺のない左を狙って
ご飯を押し入れる。
右利きだから斜めに左頰を狙うのは楽。

ご飯がうっかり右側へいくと
動かない頬と歯茎にしっかり挟まり
舌で呼び戻しても来てくれない。

ここで、実感。
顔だけてよかった。
舌は動いて感覚あるよ。
味覚異常が出る人もあるらしいが
大丈夫。

さて、挟まったご飯粒、どうしたものか
お茶で流しこむ？
無理無理。お茶が右へ行くと
右半分の唇からこぼれる。

仕方なく、歯茎マッサージのごとく
指を入れてご飯を召還。

うわぁ、こんなんじゃ外食は無理だな。
家族の前でも、食事中はさすがに指は突っ込めないな。

さて病院の昼ご飯。
なんで昼ご飯か。

それは、朝食から昼食の間隔が短くて
そんなにお腹が空いていないから
写真を撮る余裕が(笑)

食べにくいが食欲はある。
病院食、全て完食。

ロールサンド
口をあけてかぶりつかないとダメだから
不可。
手で千切れるなら可。

あんかけそば
麺は箸で運べ、狙えるから可。


カレー
口周りベトベト。
赤ちゃんの離乳食思い出すわ。
ティッシュの箱を横付けで。


ストロー飲料
飲みやすいと思うでしょ？
麻痺のない方にくわえて吸っても
麻痺の方が開いて空気を吸うから
手で麻痺の右側をクリップしてから飲む
そんな技が必要。

そんなこんなで、色々試しながら
楽しみながらご飯を食べておりました。
今日、日曜日退院します。

昨年、肺炎で入院したところより
美味しかった。