20才のシューベルトは素晴らしい!
昨日号までに「シューベルト最新研究の精髄」を掲載した。多くの学者が様々な見解を述べ、その後に発見された資料や(その前に発見されていたのに見落とした資料で)論を覆されて来た。「その後発見資料で覆された学者」は『立派な学者』である。同時代で最も思索が深かったのだから。
「20才のシューベルト」と「20才の私高本」を比較すると、余りの差に声も無い。「20才のシューベルト」に比肩できるのは「20才のモーツァルト」だけだと感じる。個人的にはシューベルトの方が上だと思うが、多数決を世界中で取ると少し不利かも知れない(爆