新国立劇場オペラ最高のモーツァルト=「コジファントゥッテ」登場
これまでに新国立劇場モーツァルトオペラは「スカ」だった。「魔笛」から始まって4本上演されたが、どれもスカだった。新国立劇場もそれを知っていて「魔笛」などはチケット代金を下げていた。(ついでに言えばR.シュトラウスもチケット代金安かった。)演出もつまらなくて「ダンボールのフィガロ」にブーイング炸裂したり、演出も歌もオケもボロボロの「ドンジョバンニ」もブーイングが吹き荒れた。
・・・と言うところに、東電放射能垂れ流しで、指揮者+歌手3名の来日中止になり「バラの騎士」の二の舞か? とも思われた「コジファントゥッテ」初日にとにかく足を運んだ。「現代読替演出」と聞いていたので大きな期待は持てなかった。