本日2011.08.21 18:00 から本選が実施され、私高本も聴きに行った。標題通り
となった。早速HPにて告知されているので、是非是非リンク先を読んで下さい。
東京の聴衆にとっては「八木寿子初体験」だったろうが、私高本は前年に「日本ドイツリート協会夏期講習」でシューベルト「魔王」作品1 他を聴いていたので、八木寿子の実力の高さは既に知っていた。その八木が、渡邊一正指揮東フィルをバックに「コンサートアリア + オペラアリア を4曲も歌う!」と言うので、これは何を差し置いても聴きに行くことにした。幸いにして猛暑が終わっていたので、こうして無事に報告が書ける!
私高本だけではないが、
(これは後への伏線だからね。)おいおい、またまた「ヒョーロンカ」を敵に廻す発言か(爆
今回の4名の本選出場者は、審査員の皆様から実力を高く評価されたので、本選出場となったワケだ。誰もが優勝の可能性がある。そして4名ともに「オペラアリア」では「声楽家としての最良の声」を聴かせて頂いた、と感じる。選曲や声量の大小などはいろいろと感じることはあったが。
東京音楽コンクール声楽部門の「本選規定」だと「1曲以上のオペラアリアを含む、オペラアリアまたはオーケストラ伴奏歌曲で20分程度」となっている。「1曲で20分の名オペラアリア」を猫頭の私高本はすぐには思い出せなかった(泣
この規定の下で、「オケ伴歌曲」を入れるか? 入れないか? が1つの関所。3名が入れて、1名が入れなかった。入れなかった高橋が2位。結構微妙な感触である。
・・・で、「入れた3名」は、ド大差がここで付いてしまった。おそらく3位の清水と入選の湯浅は「オペラアリアの時間埋め」の感覚で選曲した、と感じる。2人とも、オペラアリアほど入念に仕上げしていなかったし。
八木寿子だけは違った。
を狙って大成功! マーラー交響曲アルトソロでも出てくる高さだったのですか! 名盤と言われている「セル指揮シュヴァルツコプフ盤」聴いて会場に向かったのだが、はっきりと 渡邊 + 八木 の方が上じゃん!!!
4名全てが素晴らしい演奏だった。さらに、結果についても「演奏の通り」。会場の雰囲気はちょっと違って「高橋が人気最高」であり、やはり「聴衆賞」を獲得した。この辺りは、八木と清水が「関西人」でファンが(オレくらいしか)居なかったことが大きいかも。湯浅は関東拠点だが、声量の不足が他の3名に比べて明らかだったのが残念。
「ソプラノ用コンサートアリア」と書いてあり、新旧モーツァルト全集で「ソプラノ用」と明記されていれば、多くのメゾソプラノは「楽譜も見ないで敬遠する」になる。だが、八木寿子は「楽譜を精査して、自分のレパートリー」にした。言うは易し、行うは難し。
ヒョーロンカも「ソプラノ用」と書いてあるだけで、実音の高低まで確認しないヤツが大半。あぁ、オレもその1人じゃん(泣
来年1月28日に「他部門の優勝者」と「お披露目コンサート」がある。これは万難を排して聴きに行く! 「八木寿子のオケ伴が聴ける!」だぞ!!
八木寿子(やぎひさこ)第9回東京音楽コンクール声楽部門優勝
となった。早速HPにて告知されているので、是非是非リンク先を読んで下さい。
東京の聴衆にとっては「八木寿子初体験」だったろうが、私高本は前年に「日本ドイツリート協会夏期講習」でシューベルト「魔王」作品1 他を聴いていたので、八木寿子の実力の高さは既に知っていた。その八木が、渡邊一正指揮東フィルをバックに「コンサートアリア + オペラアリア を4曲も歌う!」と言うので、これは何を差し置いても聴きに行くことにした。幸いにして猛暑が終わっていたので、こうして無事に報告が書ける!
私高本だけではないが、
大半の批評は「印象批評」である! を宣言しておく
(これは後への伏線だからね。)おいおい、またまた「ヒョーロンカ」を敵に廻す発言か(爆
今回の4名の本選出場者は、審査員の皆様から実力を高く評価されたので、本選出場となったワケだ。誰もが優勝の可能性がある。そして4名ともに「オペラアリア」では「声楽家としての最良の声」を聴かせて頂いた、と感じる。選曲や声量の大小などはいろいろと感じることはあったが。
東京音楽コンクール声楽部門の「本選規定」だと「1曲以上のオペラアリアを含む、オペラアリアまたはオーケストラ伴奏歌曲で20分程度」となっている。「1曲で20分の名オペラアリア」を猫頭の私高本はすぐには思い出せなかった(泣
この規定の下で、「オケ伴歌曲」を入れるか? 入れないか? が1つの関所。3名が入れて、1名が入れなかった。入れなかった高橋が2位。結構微妙な感触である。
・・・で、「入れた3名」は、ド大差がここで付いてしまった。おそらく3位の清水と入選の湯浅は「オペラアリアの時間埋め」の感覚で選曲した、と感じる。2人とも、オペラアリアほど入念に仕上げしていなかったし。
八木寿子だけは違った。
モーツァルトが「ソプラノ用コンサートアリア」として作曲した名曲を『下を十二分に張りながら、上の2点G も轟かす』
を狙って大成功! マーラー交響曲アルトソロでも出てくる高さだったのですか! 名盤と言われている「セル指揮シュヴァルツコプフ盤」聴いて会場に向かったのだが、はっきりと 渡邊 + 八木 の方が上じゃん!!!
4名全てが素晴らしい演奏だった。さらに、結果についても「演奏の通り」。会場の雰囲気はちょっと違って「高橋が人気最高」であり、やはり「聴衆賞」を獲得した。この辺りは、八木と清水が「関西人」でファンが(オレくらいしか)居なかったことが大きいかも。湯浅は関東拠点だが、声量の不足が他の3名に比べて明らかだったのが残念。
「ソプラノ用コンサートアリア」と書いてあり、新旧モーツァルト全集で「ソプラノ用」と明記されていれば、多くのメゾソプラノは「楽譜も見ないで敬遠する」になる。だが、八木寿子は「楽譜を精査して、自分のレパートリー」にした。言うは易し、行うは難し。
ヒョーロンカも「ソプラノ用」と書いてあるだけで、実音の高低まで確認しないヤツが大半。あぁ、オレもその1人じゃん(泣
来年1月28日に「他部門の優勝者」と「お披露目コンサート」がある。これは万難を排して聴きに行く! 「八木寿子のオケ伴が聴ける!」だぞ!!