「デュトワ:千人」に比肩する「下野竜也:復活」の『解釈』、「N響」とは比べ物にならないほど卓越した「読響の金管と打楽器」!
明日「こだま」(!)で大阪・堺シティオペラ「團伊玖磨:ちゃんちき」を聴きに行くので、ほんの「さわり」しか書けないことをお許し頂きたい。帰京(帰川崎?)後に、「後編」にて詳述する。糖尿病進行がヒドいので、体力が無いことが恨めしい。
『楽譜を読み込む』と言うのは、ここまで突き詰められるのか? を「音で聴かせた」下野竜也のマーラー「復活」解釈! 具現化した 読響 + 清水華澄 + 小川里美 + 東京音楽大学合唱団
私高本は、過去「東響コーラス」にて、この マーラー「復活」にて、「プロオーケストラ + 合唱団」演奏を舞台上で経験した。1987年12月定期演奏会だったので、25年も前になるのか!(東京交響楽団に深く感謝する次第である!!!)
「下野竜也の解釈」は、あまりにも『実行不可能?!』に感じる「マーラーの指示通り」が多い!!!
(第1楽章にもあちこちに創意工夫満載だったが)
第1楽章 と 第2楽章 の間に「マーラー指示」通りに『5分の休み』を入れたことには驚き!
だった。
この5分間に、第5楽章にだけ演奏する舞台上の奏者(5&6番トランペットとか4番オーボエなどなど)とソプラノソロ + アルトソロ を「完全満席の聴衆から 拍手が絶対来ない方法で入場させる」を実行したことには舌を巻く。ここでこのように入れるんだ! が実感。(「千人」だけでなく「復活」も相当に「合唱団メンバー」として歌ったからなあ > 30代の私高本。)
産まれて初めて「第1楽章と第2楽章間で5分休憩」を経験した
である。その間に、「第5楽章舞台上奏者の登場 → チューニング → その途中で ソプラノ と アルト ソリスト登場」だった。
これなら、拍手の入りようが無いわな。マーラー「復活」はいろいろと「落とし穴」の多い曲(合唱団員の目!)なのだが、下野竜也 + 読響 は「全てを明らかにクリア」して行く!!!
前編最後に明記しておくが、
誰の耳にも判別できるのが「金管楽器 と 打楽器」であって、「弦楽器 と 木管楽器」も『読響の方がN響よりもはっきり上』だった
私高本が猫頭なので、根拠が明示できないことだけがもどかしい(涙
(後編に続く)