第4楽章だけ爆発させ、37歳にして「一般参賀」を受けた エストラーダ指揮ショスタコーヴィチ「革命」
第1~3楽章を音量を抑えて、第4楽章で爆発させる ストーリーを披露した 指揮者=エストラーダ。狙いは当たり、ブラヴォーの嵐が来て、一般参賀に至った。音量抑えた第3楽章まででは、ピアノ&ピアニッシモで、主旋律しか聴こえない箇所続出であったが、終演後の反応は、圧倒的支持であった。
トランペット奏者ラインホルト・フリードリヒ を迎えた ヴァインベルク作曲トランペット協奏曲 は、「ショスタコーヴィチ風」のパロディが特徴。第3楽章冒頭に打楽器を従えた カデンツァ が聴きどころ。
2つの ミュート を駆使した音色の豊かさは、他では聴けない。「息の長さ」も半端無く長い。アンコールの「さくらさくら」も含め素晴らしかった。