Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

スタインウェイジャパンが「売りを諦めたスタインウェイC-227」(No.2935)

2024-09-06 23:56:12 | グランドピアノの買い方・選び方
当Piano Music Japan を読んでいると「スタインウェイは全て成功している」と勘違いする読者がいらっしゃることだろう。だが、標題通り「売りを諦めたC-227」が実在するwww
コンサートグランド C-227 | Steinway & Sons 公式サイト - Steinway & Sons

コンサートグランド C-227 | Steinway & Sons 公式サイト - Steinway & Sons

ソフトなピアノから力強いフォルテまで、クリアな高音から深みのある低音まで、多彩な響きとタッチを提供する奥行227cmのコンサートグランド。

 

スタインウェイジャパンHPには綺麗な写真が飾られている。だが、

スタインウェイジャパン表参道店にC-227は展示無し


であり、試弾不可能である。多分、日本全国のスタインウェイ特約店店頭にも1台も存在しない。何故か???

スタインウェイC-227 は奥行きが短い B-211 よりも響かないし、音立ち上がりも悪い が定評


だからである。
  これを 川上敦子 に教わった。
【No.73】歩むべき道は自ずと決まる|女性100名山(第16号)

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川上 敦子(かわかみ あつこ) ピアニスト・道東基礎工業株式会社代表取締役 横浜国立大学経済学部卒業後、渡英。ピアノをベンジャミン・キャプラン氏に師事。 2001年、演...

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に教わった。師匠=ベンジャミン・キャプラン に「スタインウェイ購入ならば、B-211。C-227 は止めとけ」と断言された、とのこと。聴いて即日、当時は D, C, B, A, O, M, S 全機種展示していた スタインウェイジャパン に試弾に行った。川上敦子 の言う通りだった。

ベンジャミン・キャプラン = 小川典子(浜松国際ピアノコンクール審査委員長)の師匠 として有名。


https://www.renner.co.jp/webcatalog/steinway_hammer_gra.html の通り、スタインウェイC-227 ハンマーは D-274 と共通である。47cm奥行き短い C-227 を同じハンマーで同じ整音して叩くと、C-227 の方が「響きが大きくなる」と考えられる。大き過ぎて「割れる」可能性が高い。すると、ハンマーに針刺しを多く実行して「柔らかくする」、特に低音。すると、低音と中音の「音質が変わり過ぎ」となり、中音も針刺しをする。すると、「音立ち上がり&響きが柔らかく なり過ぎ」となる。結果、スタインウェイC-227 は評価が低い。

  う~ん、

原器以外は、購入しない方が無難


である。
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