詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

男の涙

2009年07月18日 | 日記
先日面会に行った時
銀行強盗をやった君が
「すまなかった」と
ポロポロと涙を零していた

ぼくもまた
「つい言いすぎてしまった」とポロポロ

自分の不甲斐なさに
涙が止まらなかった父の葬式

怒りの涙のために
なにひと言言えなかった母の葬式

会社の上司の見舞いがあってすぐ
意識不明になって
その1週後にあの世に逝ってしまった母
その時の話をを聞こうとしたその上司は
どうしてだか その直後
遠い支社へと配置転換

怒りのためには
死ぬことだって可能なんだなと思っている
ついこの頃
どう自分の人生に
決着をつけたらいいものやら・・

礼儀

2009年07月18日 | 日記
ぼくのマンションへの出入り口は一本道で
ほとんどいつも
自転車を乗り回す子供で一杯
彼らの母親もたいがいいつも一緒なんだけど
子供に注意してくれないので
たいがいいっつも
彼等が道を開けてくれるまで
煙草を一本以上吸わないとならない
クラクションを鳴らすのなんかは
僕の好みじゃないので・・

どうして日本人は
これほどまでに
劣等化してしまったんだろうか

面と向かってじゃなくっても
あいさつは可能なのです
というより
そっちのあいさつの方が
より大切なあいさつです

じんわりと心に沁みこむ太陽や
満ち欠けを繰りかえす月や
影のように寄り添う風を
地上の何処でだって
見上げることが可能なように

樹々のそよぎが
津波のように
ひとつの想いを伝え合いながら
地球を一周してゆくように
ぼくらもまた迷惑をかけないという
最低限の礼儀が必要なのに

どんな生き物や
どんな地上の物でさえも
みんな太古から
支えあってきた仲間たちなのだから

ビックバン以来の
歴史をともに生きてきた仲間たちや
同じ成分で作られた
仲間たちからの挨拶で
満ちあふれた地球

だから
人間だけが思い上がって
「地球に優しくしよう」とか
ペットに無理やり
衣類を着せるなんてのは言語道断
子供が親の思い道理のペットなっていう幻想も

他の生命を食べる時だって
必要最小限を
感謝しながら
食べる必要があるのです
自分で殺した生命だけを
食べるという礼儀が不可欠なのです



僕が小沢一郎氏を尊敬する理由はー

2009年07月18日 | 政治
権力にとって最も頭にくる存在は小沢氏のような人間ではと思う。
この国の真の支配者の中の支配者の法務官僚、その中でも頂点に位置してる検察官僚に逆らったのだから。よくも殺されなかったと思う。

権力にとって最も都合がいいのは、自殺したり、しょっちゅう殺される政治家秘書みたいな存在だろう。死人に口無しなので・・

次に権力にとって都合がいい存在は、大阪教育大学で子供を無差別に殺した詫間のような存在や、「だれでもいいから殺したかった」と言ったという秋葉原事件の無差別殺人者のような存在だろう。(でもその発言にはちと疑問があるが・・)

その殺人に至るまでの真相を追求などしなくても、「死刑にしろ!」の大合唱だろうから。

自殺を選ぶのも、弱者殺害や無差別殺人に走るのも卑怯者のやることだと思う。
それに比べて、命を賭して正義を唱えた小沢氏は実に立派だったと思う。




胸を張って殺されてゆこう

2009年07月18日 | 日記
たとえ久し振りのシャワーだからと
素裸にされて

ナチスドイツでの
強制収容所のガス部屋で
その髪が衣服に
その金歯が金の延べ棒に変えられようとも

僕のように
十数万円で裁判にかけられた人間だろうと

胸を張って
殺されてゆこう

胸を張って
殺されてゆくだけ