詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

もう何十回目のビリー・ホリディー忌にこの国の脳味噌の腐った政治家を思う

2009年07月26日 | Weblog
もう何十回目のビリー・ホリディー忌だろうか・・
薄暗いコンクリートの地下のジャズ喫茶で、ウィスキーを回し飲みしたあの頃が懐かしい・・

◆一番好きなのは「Summertime」ー
http://www.youtube.com/watch?v=h5ddqniqxFM&feature=related
◆「My Man」はー
http://www.youtube.com/watch?v=IQlehVpcAes&feature=related
◆「Strange Fruit」はー
http://www.youtube.com/watch?v=h4ZyuULy9zs&feature=related

恐るべき脳味噌の腐った麻生首相と、それを支持してきた自公与党だと呆れるばかり
麻生首相が7月25日に、横浜で開かれた日本青年会議所の講演を時事通信から引用する。
けれどもこんな脳味噌のの腐った国家最高権力者を、よくもまあ、こんな気の狂った馬鹿を支持してきた自公与党だなと感心するばかり。

《どう考えても日本は高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気だ。全人口の約20%が65歳以上、その65歳以上の人たちは元気に働ける。いわゆる介護を必要としない人たちは実に8割を超えている。8割は元気なんだ。

その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力はある。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。

だから、働ける才能をもっと使って、その人たちが働けるようになれば納税者になる。税金を受け取る方ではない、納税者になる。日本の社会保障はまったく変わったものになる。どうしてそういう発想にならないのか。暗く貧しい高齢化社会は違う。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会、これが日本の目指す方向だ。もし、高齢化社会の創造に日本が成功したら、世界中、日本を見習う。》


せめて彼らには、困難な状況で信念を貫ぬこうとするオバマ米国大統領の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいもんだと思ったのはー
http://www.amakiblog.com/archives/2009/07/26/#001436
《内政の最大問題はオバマ大統領が政治生命をかける医療皆保険制度の導入だ。4700万人もの無保険者を救う事こそ経済再生のカギだと主張するオバマ大統領に対し、わずか16%の国民のためにその他の国民の負担増を求められてはたまらないという根強い抵抗が民主党内部からも出る、それが米国だ。

 ハーバード大学の黒人教授がカギを忘れて自宅をこじあけて入ろうとしたら、隣人が警察に通報し、警官に逮捕されるという事件が起きた。

 その警官の行動を「ばかげたことだ」と批判したオバマ大統領の発言が逆に批判される。黒人大統領が誕生する一方で、黒人差別問題が常にトップニュースになる人種差別国、米国。
そのオバマ大統領の支持率が低下しつつある。戦後の米大統領の中で就任半年後の大統領支持率比較が報じられていた。》

日本には、オバマのように、ただの一人も理想・理念を追い求める政治家はいないのか・・と思ったのはー
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/


日本人の好きな「感謝」という言葉&「山椒魚」的な状況について

2009年07月26日 | 政治
重力ピカソ、山椒魚(井伏鱒二)、青べか物語(山本周五郎)、ドデスカデン(黒澤明)を思い出しているところ。

僕の映画の師匠マッキーさん(http://www11.ocn.ne.jp/~makinon/marigold/index.html)から薦められた映画「重力ピカソ」のなかに、井伏鱒二の「山椒魚」がでてくる。
「山椒魚」的な状況が「重力ピエロ」の出発点になっているのだなと思う。そしてそれは誰もが多かれ少なかれ同じ状況で、まさにホラーの帝王キング的な状況を生きなければならないぼくらがいる。

井伏鱒二と山本周五郎とはしょっちゅう混同してしまう作家だ。
どっちが太宰治の師匠だったのか・・黒澤監督が映画化したのはどっちだったかと・・

現在デズニーランドが建ってる・・かっての浦安というさびれた漁港を舞台にした「青ベカ物語」(山本周五郎)や「さぶ」は、ぼくの青春時代の忘れがたい本たち・

「感謝」という言葉が大好きな日本人だけど・・真っ先に感謝すべきなのは列島先住文化を伝えてきたアイヌ民族・沖縄人や、先進文明を伝えてくれた朝鮮半島・中国ではと思う

最近NHKの深夜テレビで、とても面白い古代史の番組をやっている。
昨晩観た、「大王四神記」でペ・ヨンジュンが演じた広開土王の碑については・・日本列島の謎の5世紀を解明するものだと思う。
その他にも、日本最古の寺飛鳥寺と百済の寺との類似点は目から鱗だった。

天皇制のために、まともな古代史研究ができない日本人の代わりに健闘している韓国の古代史家たちには感謝の気持ちで一杯だ。

日本はいつになったら、宮内庁という・・皇族を食い物にする高給官僚どもの手から古代史研究を取り戻し、この高給官僚どもが勝手に認定した「天皇陵」等を発掘調査して、自分たちのほんとうの歴史を取り戻すことができるんだろうか?


民主党は政権交代から逃亡したいのだろうか?

2009年07月26日 | 政治
民主党は政権交代から逃亡したいのではと思う。
それがこの国の、従来からの一貫した政官財マスコミ&アメリカンの変わることのない意志だったし・・恐らく日本人以外の誰も理解不能な、日本人の変化恐怖症だろと思う。江戸時代や明治時代に去勢されす官僚独裁国家奴隷国民なのかもしれない・・

民主党の主張は限りなく自民党的なものへと変更されつつあるが・・従来の自公与党のように、選挙後のそのマニフェストを変更するというのが・・狡猾な方法であるはずだが。
日本国民を舐め切ってるとも言えるし・・自公与党よりは正直だとも思う。

唯一命がけで、政治生命を賭けているのは、公明党幹部冬柴氏との戦いを選んだ田中元長野県知事ぐらいではと思える。
共産党は味噌も糞も一緒の民主党批判が、さすがに選挙に不利として変更したが・・

社民党もまた消滅してしまうのではと思う。早く保坂氏等の若手や、年末の派遣村の人材と共闘して欲しいなと思う。

選挙スローガンとしては、小選挙区では、勝てる野党候補に、比例代表区では、自公や自公と変わらなくなってしまった民主党にお灸をすえる為に、その他の野党候補へ!・・ではないだろうか?