詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

生きるなら、懸命に生きようという思想の系譜

2012年06月10日 | 物語
『原爆の子』という映画に、進藤監督のすべてあるなと・・
ぼくの映画の師匠の記事『岩石じいさん逝く、追悼新藤兼人』ー『ここ』

正岡子規だったのじゃないのか。
重い結核で体中膿だらけになり、絶叫を繰り返しつつ・・正岡子規がその創始者だった分野がいくつかある。
短歌や俳句の改革や、漱石とともにの言文一致。

深刻な事をさらりと書く明るさは宮沢賢治とよく似ている。
この二人によって、この世界の何かが確実に変わったのだ。
そして、彼らの根本にあるものとは・・アイヌ民族的な世界観・宗教観(日本列島先住民の)ではなかろうかなと思う。

戦後、それを受け継いだ坂口安吾や開高健だったけど・・あまりにも早死だったのはかえすがえすも残念だった。