詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

夜を賭けて 現代社会に対する強い警告/劇団文化座「アニマの海」を観る

2019年06月20日 | 犯罪
誰ひとり知らないけれど
世界がもっとも美しく生まれかわるのは
夜空の一点からの光が差し始める一瞬

人間が知らない世界を
小鳥たちは知っているから
風雨の中ですら鳴き交わしあう

人々の心のあちこちに胚胎する悪夢が
ますます暗く深くなってきたねと
怯える小鳥たちの嘆きの歌

ぼくらは生まれて以来ずっと
夜を賭けてきた放浪者だから
いつだって死ぬにはいい日だ

誰かのための死であればこそ
輝きをいや増すイノチだから



現代社会に対する強い警告〜劇団文化座「アニマの海」を観る
    牧子嘉丸
 朝の連続テレビ小説「なつぞら」の主人公は、北海道から上京してアニメーターをめざしているが、先輩からアニメーションの意味を「原画にアニマ(魂)を吹き込むことだ」と教えられる。そのひそみに倣(なら)えば、この芝居はまさに舞台に作者の魂を吹き込んだといえるだろう。 

 幕開きは一漁村の家族の何気ない日常から始まる。父なきあとの海の暮らしをめぐる兄弟のいさかいやら息子の嫁とりを心配する母親やら、一家の過去と現在がよみがえってくる。そして、やがてこの平凡な暮らしを悲惨な日常に陥れる危機が忍び寄っている。それは「最近、ここらのネコに中風がはやっとらす」という笑い話で暗示される。やがて、母が倒れ、兄も身体がむしばまれていく。劇は海で暮らす漁師家族の悲劇をその一家に寄り添う若き主婦石崎君子の語りを織り交ぜて描いていく。あたりまえの日常が刻々と暗転していく恐怖こそ、水俣病の本質である。

 私が観た日にはアフタートークがあり、出演者の話や観客からの様々な意見や質問があった。劇中に不思議な女の子がいて、工場のサイレンが鳴ると耳をふさいで、逃げていく。あれは何んだっだのか、という疑問に別の観客の女性が「私はこう見ました」と見事な解釈を述べる。また、市民有志がこれ以上水俣の評判を貶めないでくださいと訴える場面に今日の住民エゴを見たという意見や、妻を水俣病で亡くした老漁夫が静かに土地を去っていく姿に深く感動したという声もあった。

 劇団代表の佐々木愛さんが「芝居はお客様ひとりひとりの解釈・見方があり、それがまた楽しいんですね」と話されていたが、まさにその言葉通りだった。観客のなかに長く水俣の支援をされてきた人がいて、「きょうのお芝居を泉下の石牟礼道子さんも喜んでおられると思います」という趣旨の発言があったが、劇団・出演者一同への何よりの励ましであったろう。まさに石牟礼さんのアニマが吹き込まれたのである。

 私はまた長い原作をもとに脚本を書いた杉浦久幸さんの功績も多としたい。願わくば、沖で漁をしながら、妻が七輪で飯を炊き、夫がとれたての魚を捌いて食事をする場面を回想のひとり語りでもよいから入れてほしかった気がする。まさに王侯貴族の位も何するものぞ、という豊かな暮らしがそこにはあったのだ。

 今、プラスチックごみによる大洋汚染の危機が叫ばれている。馬鹿げたスターウォーズ計画などの宇宙開発より、この海の汚染こそ緊急事態ではないか。水俣病という平穏な日常を破壊する経験を人類規模で繰り返す愚をおかそうとしている。そんな現代社会に対する強い警告でもあると思った。

→劇団文化座HP(6/23まで公演中)

アベのイラン訪問を反イラン勢力はどう見たか―第2の3.11が起こされる危険が?! 新ベンチャー革命

2019年06月20日 | 犯罪
タイトル:イランの敵・イスラエル・ネオコンは、日本を、イランに核燃料を密売した許されざる国とみなしている可能性がある:もしそうなら、第二の3.11事件発生を警戒しなければならない!


1.安倍氏とイラン・ハメネイ師との会談シーンが世界に報道され、安倍氏のイラン訪問は、世界で最も凶暴なイスラエル・ネオコンに対日悪感情を抱かせた可能性がある

 本ブログ前号(注1)にて、安倍氏のイラン訪問の大失敗について取り上げました。

 この訪問にて、安倍氏がイランの最高指導者・ハメネイ師と会談するシーンが全世界に報道されました。

 このシーンから、世界の人々は、日本は親イラン国とみなす可能性があります。なぜなら、ハメネイ師が、わざわざ、安倍氏を日本の代表として迎えたからです。

 一方、イランを敵視するイスラエル・ネオコンなど反イラン勢力は、日本に悪感情を抱く可能性が大です。

 したがって、われら日本国民は、ネオコンに悪感情を抱かれることがどういう結果をもたらすか、よく考える必要が生じてきました。

2.2011年3月11日、日本は巨大地震津波と原発事故で大災害を被った過去を、われら日本国民は再度、思い出す必要がある

 われら日本国民は、2011年に起きた3.11地震津波と東電福島原発事故を、自然災害と思わされていますが、ネットでは違う見解が存在します。

 3.11地震津波は海底核爆発起爆の海底大地震であり、東電福島原発は、自然災害と見せ掛けた偽旗テロ攻撃だったという見方があります。その説を唱える代表が、ジム・ストーンという米国人です。彼はCIAと並ぶもうひとつの米国諜報機関・NSAの技術者だった人です。

 有名ブロガー・井口博士は、3.11事件の対する彼の見解をネットで紹介しています(注2)。

 ジム・ストーンの説によれば、3.11事件は、イスラエル・ネオコン(シオニスト)による偽旗テロであり、なぜ、東電原発が攻撃を受けたかというと、秘かに、イランに高純度プルトニウム(核兵器燃料)を密売したからというものです。

3.イランの敵・イスラエル(ネオコン支配国)は、日本を、イランに核燃料を密売した許されざる国と観ている可能性がある

 上記、ジム・ストーンの3.11偽旗テロ説を、多くの日本国民は信じないかもしれませんが、筆者個人は、いろいろ調べた結果、信じざるを得ません。

 ここで、思い出されるのが、あの安倍氏夫妻が、2018年にイスラエルを訪問した際の出来事です。イスラエル・ネオコンのボス・ネタニヤフ首相は、安倍氏夫妻と会食した際、革靴に入ったデザートを提供しています(注3)。

 この行動は何を意味するのでしょうか。

 もし、上記、ジム・ストーンの3.11偽旗テロ説が真実とすれば、その首謀者は、ネタニヤフ首相だとみなせます。

 上記、革靴のデザートは、ネタニヤフの対日観をよく表しています。

 当時の安倍氏は、これほど侮辱されているにもかかわらず、ニヤニヤしていましたが、このような安倍氏の反応は、欧米の人間にとって、不気味そのものなのです。

 いずれにしても、今回の安倍氏のイラン訪問は、イスラエル・ネオコンに第二の3.11偽旗テロを計画させる危険性を生じさせたとみなせます。


注1:本ブログNo.2372『日本を闇支配する米国戦争勢力に潜む好戦的過激派の怖さを知らず、ノコノコとイランに行った安倍氏は致命的な墓穴を掘った可能性がある』2019年6月15日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37853806.html

注2:Kazumoto Iguchi’s blog“日本政府と東電の「21世紀最初の真実」:日本がイランにプルトニウムを売っていた!?”2011年6月12日
https://quasimoto.exblog.jp/14939980/

注3:本ブログNo.2018『畳模様の敷物に置かれた革靴のデザートを出されてヘラヘラ笑う安倍夫妻は、どこまで鈍感人間なのか:これほど日本人はバカにされている、みんな怒れ!』2018年5月9日
https://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/37324860.html