「みちびき」は、7基の人工衛星で、どれかが、日本上空にあるというもので、高精度測位技術が実現されているという。GPSというのは、世界中の人間が使えるものだから、今更高精度測位人工衛星の意味は何かと思っていたが、アメリカの打ち上げは衛星に依拠しており、人工衛星の位置が地平線上にあったり、常時店長にあるのは少なくしたがって。測位精度が十分ではなかったという。それを、補正し制度が6桁以上(?)、上がったという。
日本の宇宙開発のレベルはどういうものかは知らないが、火星とかに有人衛星を飛ばすとかいうような華々しい計画がないが、その基盤技術は世界の最先端を行っているのでは?
以下、毎日新聞からの引用。
「みちびき4号機」打ち上げ実施! H-IIAロケットにて GPS補完の準天頂衛星
「みちびき」は日本独自の衛星測位システムを構築するための人工衛星で、米国の全地球測位システム(GPS)を補完して誤差を小さくする。4号機は日本のほぼ真上に長時間とどまる特殊な軌道を周回する「準天頂衛星」。日本上空を交代で24時間カバーできる4基態勢が整った。
政府は、来年度初めにも測位サービス提供を始める予定。みちびきの高精度測位技術は、自動車の自動運転、小型無人機(ドローン)を使った物資輸送、災害時の安否確認システムなど、新しい産業への活用が期待される。政府は、今後成長を目指す宇宙産業の柱の一つと位置づけている。
「みちびき」の1号機は2010年9月、2号機は今年6月、3号機は同8月に打ち上げられた。23年度をめどに計7基とし、米GPSに頼らないシステム構築を目指している。松山政司・宇宙政策担当相は「今年度に予定した3機すべての打ち上げが無事成功した。測位サービスを多くの方が円滑に利用できるよう、一層関係者と連携していく」との談話を発表したという。
Forbesがアジアにおける大学の順位を出していた。1位はシンガポールの国立シンガポール大学、2位は北京大学、3位は精華大学、4位はシンガポールの南洋理工大学、日本からは7位に東京大学が入っている。ノーベル賞受賞者数を見れば、日本の大学が上位独占してもよいのではないかと思う。
宇宙開発でも日本がトップレベルにあるとは、日本人も知らないのでは?。日本はもっともっと国際化し、技術の社会でも基礎研究でもアジアをリードしていることを内外にアピールしないと、日本は野に咲くすみれの花になってしまう。
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