先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

これからはサブスクリプションがビジネスの主体?

2019年01月29日 07時59分23秒 | 日記

 

最近、サブスクリプションという言葉がはやり始めていて何かと思ったら、物の購入に当たり、一時払いではなく、契約して支払うという方法であった。売り手にすれば、製品やサービスを売ったお金が継続して入ってくるので、収入の継続性という点で期待されている。

ただ、リース専門会社を経由したリースではなく、製品やサービス提供車が、直接、利用者と契約するもの。また、シェアリングとの際もわかりにくいが、トヨタが、スブスクリプションとシェアリングのサービスを提供するということでそれを引用すると、シェアリングが車を使える契約であるのに対し、サブスクリプションは車本体は購入で、周辺サービスが契約で月払いとなっている。今まで、ものは購入して、自分専用として使うという習慣であったが、常時使わないものを、持ち続けるのは無駄であるという経済観念が発生してきてシェアリング・サービスが出てきたわけであるが、その買い年を活用して、顧客ごとに希望するサービスや製品を提供し、定期的に支払ってもらえば、メーカーやサービス提供者には定期的に売り上げ金が入るし、顧客にすれば一時的な大きな支払いをしなくてもすむので、急速に普及しそうなビジネス形態である。理解を進めるべく以下、トヨタのサブスクリプションサービスとシェアリングサービス、そしてNTTのソフトウエアのサブスクリプションの説明を引用した。

トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」

好きな車を選ぶと、税金や保険の支払い、車両のメンテナンスなどの手続きなどはすべてセットで定額料金となる。また、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化。利用者に還元するプログラムも展開予定だという。サービス開始は2019年初めを予定しており、はじめに東京で試験的に実施される。

トヨタのシェアリングサービス

ハワイで展開しているサービスでは、窓口での手続き不要で、登録から車両予約、利用、支払いまでの全てをアプリで行える。またドアロックの開閉もスマートフォンで行うため、使いたいときに気軽に利用できる。日本でも基本的には同様のサービスになるとみられており、2018年12月からトライアルを中野区の20拠点程度で開始。2019年2月からは、東京直営店20店舗程度を活用し都内全域に展開する予定だ。

ソフトウエアのサブスクリプション

についてNTTだと思うがそのWebサイトで説明してあったので引用する。

サブスクリプションが始まるまでは、表計算、文書作成、写真編集などのソフトウェアは購入すれば永続的に利用することができる買い切り方式が主流でした。

また、買い切り方式のソフトウェアは発売された当時のOSに合わせて販売されているためOSがアップグレードした場合にメーカーのサポートが終了し、買い直す必要があることがほとんどでした。

その点サブスクリプションなら、利用料金を支払っていれば常に最新バージョンのソフトウェアやサービスを使用できます。
そのため、OSがアップグレードした場合でも、企業がアップグレード後のOSに対応したソフトウェアを提供していれば買い直さなくても使用することができるんですよ。

さらに、サブスクリプションは「月ごと」や「年単位」など一定期間ごとに利用料金がかかりますが、さまざまなプランが用意されていることがほとんどなので使いたい機能や予算に合わせて使用したい期間だけ契約できます。

[サブスクリプション方式:支払方法…月ごとや年単位での請求、OSのアップグレード…○対応(最新バーションで使用可能)、サポート体制…○利用料金を支払っている期間は常に対応] [買い切り方式:支払方法…購入時に買い切り、OSのアップグレード…△非対応(メーカーのサポートが終了した場合は買い直しが必要)、サポート体制…△販売終了後のバージョンについてはサポートも終了する場合がある]

企業側もソフトウェアやサービスをサブスクリプションでさまざまなニーズに合わせて提供することで、買い切り方式よりも多くの人に使用してもらうことができる利点があります。

この記事ではソフトウェアを中心に説明しましたが、サブスクリプションは動画配信や音楽配信、電子書籍の読み放題サービスなど、さまざまなジャンルに広がっています。

便利なサブスクリプションですが、利用しなくなったにもかかわらず解約の手続きを忘れていると、自動的に更新されて毎月利用料金が発生してしまう場合があります。

 


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