最終章だけど、、、

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汗冷や冷やと

2020-08-09 00:22:17 | 日記

やっと、小間(型にこだわらない茶室として使用)の小さい床の間の掛物をかえました。
本来なら、もっと早くに掛けるべきものです。通常でしたら七月中旬ごろでしょうか。
今年は、葉月八月に入っても、最高気温が30℃に達しない日が続きました。
ご存じのように、先月は九州熊本県を中心に豪雨の被害が凄まじかったところへ、今月は東北地方でも洪水の害がこれでもか、と言わんばかりにのしかかってきています。

そうでないところも、梅雨明けと同時に酷暑が待っていました。
マスク生活がそれに拍車をかけます。
不要不急どころか、いつも屋内にいたい、何一つ動かしたくない(自分の身体が一番重い、ときている)。
まあ、口を動かすのに今のところ、意欲がないわけでなく、何とか重い身体を奮い立たせてキッチンには立つことができているのは幸いとしましょう。新鮮な野菜がふんだんにあるわけではないのがやや不満です。長雨のために野菜の生育が悪いのは当然なのを理解しないと。
この分ですと、瑞穂の国日本のお米の収穫にもさわりがでるのでしょうか。
1キロ歩けば、住宅団地の傍らは田んぼが見られます。
往復2キロの散歩が、憚られるために、この目で稲の様子を見ることもできません。まあ見てもわかるはずもないですが。。。一度も田植えや稲刈りなど見たこともしたこともない私の弱みのひとつです。

汗冷や冷やと、の掛物の絵を見ますと、大原女が疲れ切った顔で、汗をこらえています。背中のかごの荷も重いのでしょう。このような光景がそこここに見られたのは昭和の代にはあったと思います。
いつの間にか、歩いて作業がなくなりました。
労力をいとわない自分ではないので、大原女のこの姿の前では、何も言えません。
どうか、どこかで冷たいせせらぎのお水でも飲んでほしいと、絵の中の女性に向かって念じる愚かさ。

畳敷き床の間の脇にも小さい板敷き床があります。


「秋海棠
  西瓜(すいか)の色に
        咲きにけり」    松尾芭蕉

秋海棠は、私の好きな花です。白いのがもっと好きですが、ピンクばかりがよく育ち、白いのはなかなか増やせません。

長々と連ねた後で、さらに性懲りもなく記したいことを思い出し、付記します。
千日紅は千日草と同じだとあります。

では百日紅はどうでしょう。
これはもともと、ひゃくにちこう なのではないからか、
実際にあるひゃくにちそう【百日草】と全く異なっています。
百日草は、庭や、公園や、野原?などに結構群生していることも多いのでは?
形状はダリヤとかマリーゴールドに似ているような気がします。

花の話題は苦になりません。知らないことだらけで、反って楽しいことばかりです♬
  
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