秋の味覚の色目は 栗色 柿色 葡萄(ワインカラー,葡萄酒色)
#栗色、落栗色、栗皮色
一般的に栗の実の色、栗の皮色そのままの色、栗皮色の赤茶色である。
襲(かさね)の色目に、落栗という色目がある。秋の色目で表が濃蘇芳(こきすおう)、裏が香色とされている。落ちたばかりの栗は、赤みが強く見えたのであろう。
栗は英語や、フランス語、ドイツ語、イタリア語の各国語の色名にあり、ヨーロッパではファッション・カラーとして多く取り上げられている。
イタリア語のマローネ、フランス語のマロン、その後英語のマルーンが定着した。日本の栗色よりも赤みが強い。日本の栗色は茶系統で、栗梅という色があるが、薄い茶色に赤みがさしたもので、マルーンとはかけ離れた色である。
柿色は次回にゆずる。
外に出ると、月がきれいで虫が良く鳴いている。 PCに向き合ってばかりいないで、外の空気を吸おう。 秋の夜なのだ。