地獄も、極楽もこの世に有ります。
しかも毎日の生活の中に。
いつも昔のお話で恐縮ですが、戦中戦後の食糧難時代は、食うものに関しては地獄のような日々。
そんな中でも、何かと工夫をして代用食(米のご飯の代わり)を頂きました。
母の作ってくれた「舟焼き」は、ご飯代わりにも、おやつにもなるものでございました。
フライパンに、うどん粉(小麦粉)をといて流しただけのもので、焼きあがって半分にたたんだものです。ちょうど船の形になるので、舟焼きと言ったものでしょう。
砂糖も無かったので、格別 味のあったような記憶は、ございませんが、ともかくおいしく空腹を満たすことが出来、「地獄で仏」の食べ物でした。
今で言う「ホットケーキ」ではなかったかと、存じます。
今なら、焼きあがったホットケーキに、バターを塗り、メイプルシロップかけて、お紅茶などと頂くものですが。
当時は舟焼きと申しましたのでございます。カタカナのホットケーキは敵国語で口に出して言うことは無かったのでございます。
まあー、そんな訳で、今日のニュー諺は「地獄で仏」ならぬ「地獄でホットケーキ」なんでございますよ。
その後、「貧乏人は麦飯を食え」とのたもうた宰相が、おじゃらしゃったが、今は麦とろなんて、和のグルメですがな。
戦後生まれの総理誕生と、内閣の支持率もまずまずですが、総理は、代用食知っていなさるか。
少し前に、チルドレンの一人が議員さんになれば、料亭で飯が食えると言ったそうだが、飯は茶碗と箸を、両手に持って正座していただくものぞ。
大臣とて毎日料亭で食事しているとは限らんじゃろ。高級レストランもあるしなー。
国には800兆もの借金があるし、痴ほう爺隊(変換ミス)、地方自治体は破産したり、裏金作ったりして、料亭で談合したりもするんじゃないの。
チーム安倍、今こそ 歯を食いしばって「贅沢は素敵だ」 「欲しがりません選挙戦に勝つまでは」 日本国の真の復興に献身せよ。 終り