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人生は、ドラマのようなもの。
とすると。
自分は主役として、多くの登場人物に支えられて生きている。
他の登場人物からすると、自分は脇役でしかない。
他人様には、脇役として支え、自分には、多くの人が脇役として協力してもらっている。
一人では、人生のドラマも、舞台でのお芝居も成り立たない。
一人芝居ですら、音響、照明、舞台監督、大道具、小道具の多くのスタッフがいなければ、幕は開かない。
しかし、皮肉なことに人間は生まれてくるときも、死ぬときも一人である。(例外もあるが)
自分ひとりで生きているような、偉そうな自己中心主義の人は、早晩主役の座から引きずりおろされるであろう。
何が言いたいかと言うと、「登場人物は多いほど良い」だ。
人生は多くの登場人物と、和して生きて行くのが良い。
親子、兄弟、姉妹に始まり配偶者、友人知人。
商売人は、お客様や取引先、従業員やスタッフ。
ビジネスマンは、お取引先、上司先輩、同僚、ライバル企業。
芸能人、スポーツマンもそれぞれ周辺の人たちが登場人物の一員として構成されてその社会が成り立っている。
参院選を前にして立候補の政治家にとっては、登場人物は皆、票に見えてくる。
通行人のAさんも、Bさんも一票である。
「登場人物は多いほど良い。」
私達の人生も善意の登場人物に囲まれて生きている幸せに感謝して、又その登場人物の幸せも祈りたい。
しかしドラマである以上、悪役も出てくるであろう。
「渡る世間は、鬼ばかり」と言う長寿ドラマもある。鬼は他の登場人物にいるのでなく、自分の心のうちに鬼が出たとき、相手が鬼に見えるのだそうだ。