ぽかぽかと行きましょう

急がず、後れず。自分の歩幅でぽかぽか行くようなブログです。

ガリバーに群がる小人たちのよう

2010年07月04日 | 日常・身の回り

明け方まで降っていた雨もやみ、晴れて暑い日になりました。

玄関先のコンクリートの上に毛虫が、動けなくなっています。

そのまわりに小さなアリたちが群がって黒山です。

毛虫の這いずった軌跡が銀色に描かれているところを見ると先ほどまで動いていたのでしょう。

そのうちに日が照り出し、沢山のアリに取りつかれ、攻撃に遭い、お腹の弱い部分を食い破られもう息絶えました。

アリは、毛虫のつくつくした茶色の毛によじ登るものや、噛み切った肉片を運ぶものと共同作業に、もくもくと精を出しています。

なんの抵抗も出来ずに、横たわった毛虫はアリの蟻酸にやられたのかもしれません。

思いがけなく大きな獲物にアリついたのは今日一日の収穫となりました。

今日の朝日新聞の天声人語に、啄木の歌。

〈小蟻どもあかき蚯蚓(みみず)のなきがらを日に二尺ほど曳きて日暮れぬ〉

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一瞬に蜥蜴のすがた陽に光る      吉天の迷句

一週間声をからして走り去る       選挙戦もあと一週間

                        小蟻どもの一票もまとまれば毛虫も倒すと知れ。


新規投稿が半年、間を空けた。

2010年07月03日 | 日記
もう七月になって、一年が半分終わったのだ。
新規にやること、見つからないままに時は過ぎてゆく。
ぽかぽかやるよと、のんびり構えたものの、多少の焦燥感があって心の奥底では落ち着かないでいる。
Kのつくもの、かえる、かめ、かっぱ、かたつむり、かになどに習って一生懸命だがのろいのだ。

庭の芝生か、芝生の庭か。

2010年07月02日 | 日常・身の回り

梅雨の晴れ間、かねてから気になっていた事を片付けようと、手ぬぐいでほっかむりして表に出ました。

芝生のつんつん出ているのを刈り取ること。

玄関脇から、庭にかけて拡がる芝生、芝刈り機も無く途方にくれました。

いったいどれほどの広さがあるのやら見当もつかない。

芝刈り機のような道具も無くてどうしょうというのだ。

生け花用の花バサミ、小さな鎌、剪定ばさみなど、など。

芝生の面積を明らかにしてから、仕事にかかろうと、今度はメジャーを持ってきた。

面積を出す計算できないので、ともかく単純に縦横の長さを計った。

縦の長さ、50センチメートル。横も50センチメートル。

こんなに広い芝生の庭、刈って見たことも無い。

最初に花バサミで、長く伸びたのを挟み採り、あとは根がむしれないように鎌でそろそろと刈り揃えて無事午前中に作業終了。

芝刈り機の必要なかったほどの広い芝生の庭でした。


富士山山開き

2010年07月01日 | 少し昔のお話

28歳の時、会社の連中と富士登山をした。

45年も前のことで、記憶がうすらいで、はっきりしない。

登山の途中から寒くなったが着込んでいったので良かった。帰りは都内に戻って同じ服装でバスに乗ったが、汗ぐっしょりになったことだけ覚えている。

ご来光とか山小屋とかのことは印象が残っていない。

もう一度登ってみたいと思いつつ果たせないでいる。

今日は七月一日で、夕刊に富士山の山開きの写真を見て思い出した。

今月は、自分の誕生日の月で何かと気持ちを切り替えて進みたい思いだ。

明日の半夏生(暦の雑節だが、ハンゲショウで一発で変換しない)の次が三日で、お生まれになった日である。暑いのに、良く産んでもらったものだ。母に感謝。