心の中にぽっかり開いてしまった穴を
他の何かで埋めようとしても、それは絶対無理だ。
それでも、長い時間をかけて、
一枚一枚が、それだけでは破れそうな薄い薄い虹色のベールを
少しずつ少しずつ重ねて丈夫にして、やっとその穴を
普段は目に留まらない程に隠す事は出来る。
虹色のベールを織り成す細い糸は
日々積み重ねた偽りの無い自分の思いや、感情。
日々出会った人や物や歌達への愛情と尊敬でないといけない。
けれど、ありったけの思いで隠した筈のその穴でさえ
油断をすると、いとも簡単に塞いだ布がまた破けてしまう。
今度は破けた布を繋ぎ合わせ、縫い合わせるために
また同じ作業を繰り返す。
それは決して悲しいだけじゃない。
糸を織り成して出来る模様は優しくて綺麗だもの。
織り成す事自体は切ないけれど楽しい。
ねぇ、虹色のベールは、随分貴女色に染まっているんだよ。
安らかに眠る貴女の顔があんまり綺麗で悲しい。
こんなに美人だったとは気が付かなかったよ。
ねぇ、貴女、本当に綺麗だよ。
どうしようもなく綺麗だよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まいったな。
前に破れたベールをちゃんと繋ぎ合わせる事がまだ出来ていないのに
今度の穴はでかすぎるぞ・・・どうするんだ私?
けれど、はじめて気付いた思いが一つ。
今は、かぁちゃんやぺこちゃんの存在がありがたい。
何があってもやらなければならない事があるのがありがたい。
崩れ落ちてはいけないと、踏みとどまる勇気をくれる。
他の何かで埋めようとしても、それは絶対無理だ。
それでも、長い時間をかけて、
一枚一枚が、それだけでは破れそうな薄い薄い虹色のベールを
少しずつ少しずつ重ねて丈夫にして、やっとその穴を
普段は目に留まらない程に隠す事は出来る。
虹色のベールを織り成す細い糸は
日々積み重ねた偽りの無い自分の思いや、感情。
日々出会った人や物や歌達への愛情と尊敬でないといけない。
けれど、ありったけの思いで隠した筈のその穴でさえ
油断をすると、いとも簡単に塞いだ布がまた破けてしまう。
今度は破けた布を繋ぎ合わせ、縫い合わせるために
また同じ作業を繰り返す。
それは決して悲しいだけじゃない。
糸を織り成して出来る模様は優しくて綺麗だもの。
織り成す事自体は切ないけれど楽しい。
ねぇ、虹色のベールは、随分貴女色に染まっているんだよ。
安らかに眠る貴女の顔があんまり綺麗で悲しい。
こんなに美人だったとは気が付かなかったよ。
ねぇ、貴女、本当に綺麗だよ。
どうしようもなく綺麗だよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まいったな。
前に破れたベールをちゃんと繋ぎ合わせる事がまだ出来ていないのに
今度の穴はでかすぎるぞ・・・どうするんだ私?
けれど、はじめて気付いた思いが一つ。
今は、かぁちゃんやぺこちゃんの存在がありがたい。
何があってもやらなければならない事があるのがありがたい。
崩れ落ちてはいけないと、踏みとどまる勇気をくれる。