え?私のではありませぬ故、念のため(^^;
何だか昨日の余韻で朝から何となく憂鬱。
むしゃくしゃしてたら、少し伸び過ぎたかぁちゃんの髪が気になってどうしようもなくなった。
散髪に連れて行こうと思ったけれど、どんよりした空を見てその気も失せた。
ん~・・・でも、気になる。
「そうだ!私が散髪してしまおう!!」・・・また、悪い癖が出た。
思い立ったら我慢できないこの性格は、治らないのだろうなぁ、ずっと・・・。
美容院に連れて行くと、すぐにうとうとしてしまうので、ずっと頭を支えていないといけないし、
今のうちに散髪に慣れておくのもよかろう・・・と、勝手に自分の正当化を試みる。
「かぁちゃ~ん、お風呂に入る前に散髪しちゃるけんね~。」とにこやかにそれは始まった。
順調だったのだ、最初は・・・。
だけど、どんどん短くなる(爆)・・・まぁいいや。夏だし~。
不思議なもので、いつもと違う雰囲気にかぁちゃんは目をぱちくりさせて、しゃんとしている。
身動き一つしないで、背中までのばしてテレビを凝視しているのは、
耳元で聴こえるハサミの音に身の危険を感じたか?・・・しかし、いささか緊張しすぎでは?
「いってぇ!!」・・・調子に乗ってシャキシャキ切ってたら、自分の指まで切っちゃった。
「人差し指V字カーーーット!!」←シャウトでお願いします(^^;
たぶん、それが悪かったんだよね・・・緊張の糸が切れたんだよね。
出ちゃった~っ!うそだろ~っ?
・・・げげっ!・・・血は出るわ・・・かぁちゃん粗相をしてしまうわ・・・。
(あの、私が粗相と表現する時は、お小水の方ではありません。こっちは綺麗なもんです。はい。)
指にテープをぐるぐる巻きにして、散髪の最後の仕上げを大急ぎでして・・・ひえ~っ!
後は、ゴム手袋をはめてトイレとお風呂へ直行・・・全てが終わったら汗だくになった。
んふ~っ、何となく微妙に左右が違うような・・・。
まぁ、かぁちゃん。今から嫁に行く訳じゃなし、許せよ・・・くくくっ・・・。
その後、かぁちゃんは相当疲れたのか、30分ばかり鼾をかいて爆睡してしまった。
こんなおかしな緊張感が、少しはかぁちゃんに刺激をあたえたようだ。
一昨日かぁちゃんの家でもレコードを聴けるようにしたので、
罪滅ぼしの気持ちもちょいと込めながら、レコードの棚をあれこれ捜して、
舟木一夫氏の「初恋(舟木一夫が歌う叙情歌謡)」というアルバムをかけてみた。
レコードジャケットをかぁちゃんに渡すと、自分で開いて、歌詞カードに目をやった。
またまたぁ、そうやっていると、昔のかぁちゃんのまんまだねぇ。
・・・様になっているのは格好だけだと思っていたのに。
前奏が始まると、首でリズムをとりながら、なんと歌い始めたのだ。
♪ま~だあ~げそ~めし~、ま~えが~みの~・・・♪
島崎藤村の詩の、あの「初恋」を!
「あざみの歌」だけしか歌わなくなって、もう二年近く・・・。
あんまり驚いて、かぁちゃんの顔を何度も覗き込んでしまった。
こんな事があるんだぁ・・・。
朝の刺激が良かったのか、懐かしいレコードの、CDとはまた違った響が良かったのか、
レコードジャケットの若々しい舟木氏の写真がそうさせたのか?(濃い紫色のシャツだし~)
ケアマネさんの話によると喋る事と歌う事とでは、使われる脳の箇所が違うのだそうだ。
なので、喋れなくても歌えるらしい。
それにしても、♪な~んて、ふしぎな~、よ~る~だ~ろぉ~♪だったのである。
しか~し、私が年老いて同じように喋れなくなっても、歌は一日中歌い続けるのだろうか?
・・・そんな、はた迷惑な・・・ねぇ・・・。
ばたばた続きの日々だけど、今日は笑顔で叫ぼう「ありがとう、初恋!!」
何だか昨日の余韻で朝から何となく憂鬱。
むしゃくしゃしてたら、少し伸び過ぎたかぁちゃんの髪が気になってどうしようもなくなった。
散髪に連れて行こうと思ったけれど、どんよりした空を見てその気も失せた。
ん~・・・でも、気になる。
「そうだ!私が散髪してしまおう!!」・・・また、悪い癖が出た。
思い立ったら我慢できないこの性格は、治らないのだろうなぁ、ずっと・・・。
美容院に連れて行くと、すぐにうとうとしてしまうので、ずっと頭を支えていないといけないし、
今のうちに散髪に慣れておくのもよかろう・・・と、勝手に自分の正当化を試みる。
「かぁちゃ~ん、お風呂に入る前に散髪しちゃるけんね~。」とにこやかにそれは始まった。
順調だったのだ、最初は・・・。
だけど、どんどん短くなる(爆)・・・まぁいいや。夏だし~。
不思議なもので、いつもと違う雰囲気にかぁちゃんは目をぱちくりさせて、しゃんとしている。
身動き一つしないで、背中までのばしてテレビを凝視しているのは、
耳元で聴こえるハサミの音に身の危険を感じたか?・・・しかし、いささか緊張しすぎでは?
「いってぇ!!」・・・調子に乗ってシャキシャキ切ってたら、自分の指まで切っちゃった。
「人差し指V字カーーーット!!」←シャウトでお願いします(^^;
たぶん、それが悪かったんだよね・・・緊張の糸が切れたんだよね。
出ちゃった~っ!うそだろ~っ?
・・・げげっ!・・・血は出るわ・・・かぁちゃん粗相をしてしまうわ・・・。
(あの、私が粗相と表現する時は、お小水の方ではありません。こっちは綺麗なもんです。はい。)
指にテープをぐるぐる巻きにして、散髪の最後の仕上げを大急ぎでして・・・ひえ~っ!
後は、ゴム手袋をはめてトイレとお風呂へ直行・・・全てが終わったら汗だくになった。
んふ~っ、何となく微妙に左右が違うような・・・。
まぁ、かぁちゃん。今から嫁に行く訳じゃなし、許せよ・・・くくくっ・・・。
その後、かぁちゃんは相当疲れたのか、30分ばかり鼾をかいて爆睡してしまった。
こんなおかしな緊張感が、少しはかぁちゃんに刺激をあたえたようだ。
一昨日かぁちゃんの家でもレコードを聴けるようにしたので、
罪滅ぼしの気持ちもちょいと込めながら、レコードの棚をあれこれ捜して、
舟木一夫氏の「初恋(舟木一夫が歌う叙情歌謡)」というアルバムをかけてみた。
レコードジャケットをかぁちゃんに渡すと、自分で開いて、歌詞カードに目をやった。
またまたぁ、そうやっていると、昔のかぁちゃんのまんまだねぇ。
・・・様になっているのは格好だけだと思っていたのに。
前奏が始まると、首でリズムをとりながら、なんと歌い始めたのだ。
♪ま~だあ~げそ~めし~、ま~えが~みの~・・・♪
島崎藤村の詩の、あの「初恋」を!
「あざみの歌」だけしか歌わなくなって、もう二年近く・・・。
あんまり驚いて、かぁちゃんの顔を何度も覗き込んでしまった。
こんな事があるんだぁ・・・。
朝の刺激が良かったのか、懐かしいレコードの、CDとはまた違った響が良かったのか、
レコードジャケットの若々しい舟木氏の写真がそうさせたのか?(濃い紫色のシャツだし~)
ケアマネさんの話によると喋る事と歌う事とでは、使われる脳の箇所が違うのだそうだ。
なので、喋れなくても歌えるらしい。
それにしても、♪な~んて、ふしぎな~、よ~る~だ~ろぉ~♪だったのである。
しか~し、私が年老いて同じように喋れなくなっても、歌は一日中歌い続けるのだろうか?
・・・そんな、はた迷惑な・・・ねぇ・・・。
ばたばた続きの日々だけど、今日は笑顔で叫ぼう「ありがとう、初恋!!」