『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

雪の夜

2008年02月10日 11時32分18秒 | 日々の出来事
昨日夕方には雪は止み、
今朝はお日様がキラキラと白くなった世界を輝かせています。

昨夜、改めて気付きましたが、雪が積もると夜は明るいのですね。

           


大阪では11年ぶりに積雪5cm以上となったようだ。
玄関のドアを開けるといつもの風景がやけに明るい。
ドアを開ける度に小さなトキメキ。

しん・・・と静まり返った夜中。
ぴんと張り詰めた空気と白い堤防。
隣までの3メートルほどの距離でも小さな散歩道になる。

携帯のフォトホルダーに残る前回の雪景色は2005年の暮れ。
Ⅰの異常がただ事ではない事に気付いて、初めて彼の下宿先へ行った日だった。
あの日の夜中、うっすら積もった雪道は時折涙で見えなくなったんだっけ。

同じ白い夜の風景を全く別の感情で見ている・・・時は流れる。
“こんな事ある筈ないよ”という思いは形を変えていつもある。
そこから抜け出せないようで、その時々はとことん凹むけど
いつの間にか抜け出して、やっぱり笑ってるし歌ってるじゃないよぉ。
あんた達も私もね・・・な~んてしみじみと、白く淡い夜は静かにふける。





・・・とはいかないのが現実なのですよ。

雪で電車が遅れて、家に帰れなかった姪っ子が最終電車で“ばぁちゃんち”にたどり着き、
いつもと違う夜に心ときめかせて、かぁちゃんがちゃんと寝たのは明け方。
やっと寝たと思ったら甥っ子の目覚ましで5時半に起こされる。
なんでやねん!!


何よりあなた達!そこのあなた達!!
夜中の3時過ぎてから堤防をソリで遊ぶのはいかがなものかと・・・。
我が家の片づけを終えてその日の締めくくりに、そっと隣家へ向かういつもの時間。
玄関を開けて、目に飛び込んで来たのは、
街頭の灯りを頼りに、堤防の斜面を滑る降りる若者達・・・?
・・・どうみても・・・どうみても  家族連れやん!! 子供いてるやん!!

かすかに笑い声は遠くで聞こえてはいたけれど・・・


恐るべし、浪速の人達よ。
遊べる材料があったら、時間を一瞬たりとも無駄には、しはりませんなぁ。
見習わな!私も見習わなぁぁっ!!
コメント (6)
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