これを機会に、今更ながらちょっと独白、かなり本音。
ここでⅠ、Ⅱと言うのは、26年程前に月足らずの未熟児で生まれた双子の男子。
生まれた時は2000gと2130gだったので、今のロデムの半分にも満たないくらい小さかった。
この二人、Ⅰの方は近年予想外に激しく大きく躓いたものの、多趣味で友人も多い。
しかしⅡの方は幼い頃から独自の世界観があり、しばしば突拍子もない事をやっては周りを驚かせ、
それは、私ですら理解不能な箇所も多々あったので、人との接触はかなり苦手だった。
もしかしたらそれは深刻なレベルだったのかもしれない。・・・おそらく間違いなく。
なので今現在も、親の欲目で見ても、世の中の流れに上手に添う生き方からは程遠く、
どちらかと言えば、経験しなくても良い事まで経験してしまった傾向にある。
多かれ少なかれ、古い心の傷をいつまでも引きずっている部分もあり(そう陰湿でもないが)
それをネタにして(としか思えない)芝居の台本を書いている。
学生芝居の間は単なる傍観者でいられたので、年に数回の公演を観に行くだけだったのだが
この就職難の時代に勤め先を辞めて再び芝居を始めたのだから、
いくらおめでたい思考回路を備えている私でも穏やかでいられた訳はない。
私が衣装を手伝うようになったのは、安定した生活を望む親の心配をよそに
奴が自分で選んだ生活なのだから、余計な加勢はしたくはないとは思いつつ
アルバイトで生計を立てながら芝居を打つので、年がら年中金欠病。しかもかなり重症。
そんな中、少しでも出費を抑えられればいいが・・・最初はそんな親心?からに他ならなかった。
もっと本音を言うと無事に生きている事を堂々と確認出来る手段と言えなくもなかったからだ。
そんなこんなで、奴の芝居を観ていると、ちょっとした台詞回しに一瞬血の気が引く事もある。
本人がそう意識はしているかと言えばそうでもないようだが、
過去において、親としての自分の在り方の問題点を問い詰められているような気分になる事もある。
私自身が己への根拠のない自信で、無意識に彼らの個性を踏みにじってしまった事があったかもしれない。
今でも、口には出さねど、応援出来る最後の一人になる決心はついていても、心のどこかでは
安定した生活を送ってくれるようになって欲しいと常に思っているのも事実なのだ。
・・・いひっ・・・結構先行きが心配だったりしております
ところで、昨日、久々に若い頃からの友人(大先輩)と話していて
「Ⅱは、こんなん作ってって言いに来やんの?まだまだ可愛いなぁ。」って言われて
「んあ?」と思ったのだけれど
ちゃうちゃうちゃうちゃう
奴はPCが壊れた以降、一度も家には戻らず。戻れず?
ゲネプロの時に会ったら坊主頭になっていて本人確認できなかったくらいだ
なので、衣装の打ち合わせはこんな具合に全てメールのやり取りで決まる
P「おまえなぁ、作るもんあるんやったら、はよ言わな時間ないで、暇ちゃうんやからな!」
Ⅱ「神龍と星矢の頭とヒーロー物の服みたいなもん。」
P「あほか!それってどないやねん!」
だいたい同じ物を想像するにしても、頭の構造が違うので大きくイメージが大きく異なる。
基本、私はヒーローはかっこ良くなければならないのだが、奴は違う。
なので・・・
こちらのイメージをこんな風に走り書したのを写メして指示待ちとなる。
結果、制服過ぎるから却下。枚数が多すぎて縫い代の始末が面倒なのでデザイン変更。
くっそぉ!カッコイイのを作らせろ~っ!!
このように、衣装作りとは言っても、実にいいかげんに事は運んでいるのであった!!
ここでⅠ、Ⅱと言うのは、26年程前に月足らずの未熟児で生まれた双子の男子。
生まれた時は2000gと2130gだったので、今のロデムの半分にも満たないくらい小さかった。
この二人、Ⅰの方は近年予想外に激しく大きく躓いたものの、多趣味で友人も多い。
しかしⅡの方は幼い頃から独自の世界観があり、しばしば突拍子もない事をやっては周りを驚かせ、
それは、私ですら理解不能な箇所も多々あったので、人との接触はかなり苦手だった。
もしかしたらそれは深刻なレベルだったのかもしれない。・・・おそらく間違いなく。
なので今現在も、親の欲目で見ても、世の中の流れに上手に添う生き方からは程遠く、
どちらかと言えば、経験しなくても良い事まで経験してしまった傾向にある。
多かれ少なかれ、古い心の傷をいつまでも引きずっている部分もあり(そう陰湿でもないが)
それをネタにして(としか思えない)芝居の台本を書いている。
学生芝居の間は単なる傍観者でいられたので、年に数回の公演を観に行くだけだったのだが
この就職難の時代に勤め先を辞めて再び芝居を始めたのだから、
いくらおめでたい思考回路を備えている私でも穏やかでいられた訳はない。
私が衣装を手伝うようになったのは、安定した生活を望む親の心配をよそに
奴が自分で選んだ生活なのだから、余計な加勢はしたくはないとは思いつつ
アルバイトで生計を立てながら芝居を打つので、年がら年中金欠病。しかもかなり重症。
そんな中、少しでも出費を抑えられればいいが・・・最初はそんな親心?からに他ならなかった。
もっと本音を言うと無事に生きている事を堂々と確認出来る手段と言えなくもなかったからだ。
そんなこんなで、奴の芝居を観ていると、ちょっとした台詞回しに一瞬血の気が引く事もある。
本人がそう意識はしているかと言えばそうでもないようだが、
過去において、親としての自分の在り方の問題点を問い詰められているような気分になる事もある。
私自身が己への根拠のない自信で、無意識に彼らの個性を踏みにじってしまった事があったかもしれない。
今でも、口には出さねど、応援出来る最後の一人になる決心はついていても、心のどこかでは
安定した生活を送ってくれるようになって欲しいと常に思っているのも事実なのだ。
・・・いひっ・・・結構先行きが心配だったりしております
ところで、昨日、久々に若い頃からの友人(大先輩)と話していて
「Ⅱは、こんなん作ってって言いに来やんの?まだまだ可愛いなぁ。」って言われて
「んあ?」と思ったのだけれど
ちゃうちゃうちゃうちゃう
奴はPCが壊れた以降、一度も家には戻らず。戻れず?
ゲネプロの時に会ったら坊主頭になっていて本人確認できなかったくらいだ
なので、衣装の打ち合わせはこんな具合に全てメールのやり取りで決まる
P「おまえなぁ、作るもんあるんやったら、はよ言わな時間ないで、暇ちゃうんやからな!」
Ⅱ「神龍と星矢の頭とヒーロー物の服みたいなもん。」
P「あほか!それってどないやねん!」
だいたい同じ物を想像するにしても、頭の構造が違うので大きくイメージが大きく異なる。
基本、私はヒーローはかっこ良くなければならないのだが、奴は違う。
なので・・・
こちらのイメージをこんな風に走り書したのを写メして指示待ちとなる。
結果、制服過ぎるから却下。枚数が多すぎて縫い代の始末が面倒なのでデザイン変更。
くっそぉ!カッコイイのを作らせろ~っ!!
このように、衣装作りとは言っても、実にいいかげんに事は運んでいるのであった!!