『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

急展開

2010年08月07日 04時40分54秒 | かぁちゃんにまつわる話
あのぉ・・・騒ぎまわってお恥ずかしい限りですが、事態は急展開いたしました!


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お昼に研修先からいつもの“やっちゃうよケアマネ”さんが電話をくれた。
「ぽれさん、聞きました!そりゃ、直接言うた方がいいわ。」
「え・・・言うてもいいんですか?」
「書類が回ってしまったら手遅れになるし、おかしい思った事は早めに言った方がいいって!」

・・・そうなんや・・・言うてもええんや。知らんかった。


結果的に、既に書類は区役所に回っていたのだが
いつもは冷たく感じていた区役所のおっちゃんも言うてくれた。
「そりゃ、調査員さんにはっきり言うて、変更あったら僕に電話してくれ言うといてください。」

・・・え?うっそぉ・・・そないに簡単なもんなんかいな?

で、思い切ってご本人に電話(ここで何度も書くけど、私は電話は大嫌いだ)
「判定の事で疑問があるんですけど、何故前よりずっと状態が良くなっている事になってるんでしょうか?」
心臓ドキドキバクバクの直球勝負である。
「おそらく、異常行動がないのでそのように判断してくださったと思うのですが
それはしないと言う事ではなく、それらをする事が出来なくなったと言う事なのですが?」
認定委員さんは「そうなんです。不穏な状態は認められないのでそう判断しました。」と、にべもない。
けど、私は頑張って言った!
「そういう判断であれば従いますが、前の判定とは随分違うので戸惑っています。」


すると、そこでしばらく電話を待たされた。

再び電話口に出た認定委員さんはまるで声の調子が変ってしまって・・・
「私のとり方が間違っていました。Mと言う事ですぐに区役所に変更を入れます。」と何度も謝ってくださった。
(とり方と言うのは、詳細に判断材料の書かれている本の内容の受け取り方の事だろう)



めでたしめでたし・・・ちゃんちゃん!!

で、ええんかいな??

何だか釈然としない。
認定委員さんによって判定の仕方がこれだけ違うのだ。介護度の認定っていったい何?
私は気付いて意見を言えたからいいけれど、意見を言えない人たちも大勢いる筈。

なんだかなぁ・・・言うたもん勝ちって、こういう事でもあるの??なんや気ぃ悪いなぁ。


でもこれは、こちらの地域では調査内容の複写がその場でもらえるから対応できた事。
それらがもらえない所では対応は後手後手になるのは目に見えている。
(帰り際に渡されるので、その場での確認は自分が意識していないと無理。これも反省の一部)

かぁちゃんの場合、点数の面から言うと介護度が下がっても、現在受けているサービスには支障はない。
けれど、それは私が元気でいるというのが前提な訳で、
もしも、何かあってヘルパーさんを依頼するような事になれば、長時間の利用となるだろう。

問題はそこなのだ。日中だけ介助が必要な状態であると判定されると、
夜中の介助や見守りが必要不可欠なかぁちゃんはどうすればいいんだ?
実費で賄えばそれでいいのかもしれないが、長期間となると無理は必ず出てくる。


証査表を元に、点数を計算して介護度を弾き出すのはコンピュータだ。
機械には、異常行動をしないのか、あるいは出来ないのかを判断する能力はない。
現段階で異常行動はしないのだから、点数は当然低くなる。
だとしたら、調査してくださる方の判断によるランク付けに頼る外ないのだ。
異常行動すら出来なくなってしまった事とそれをしないのとは違うのだと判断出来るのは人だけなのだから。


結果的にかぁちゃんの介護度がどうなるのか今はわからないけれど、
思いがけず分かった事は・・・

おくさん、何やおかしい思ったら、直接聞いてもええんやって!!




はぁ・・・予定を組んでいた時間をすっかり使ってしまった。
騒ぐだけ騒いで何なんですが、再びおこもりせねば、今度はこっちがえらいこっちゃ!になりそうですよ。
コメント (2)
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