時差の影響で、朝起きるのが遅くなりましたが、「ホステル」は暖房がよくきいていて、寒くはありませんでした。
朝食を近くの「カフェ」にといりに行きまましたが、そこの「クロワッサン」と「コーヒー」がやたらおいしく、ふだんあまりパンを食べない私でもここのパンは格別の味がしました。
今日は、まず「グッゲンハイム美術館」へ行くことにしました。
「メトロポリタン美術館」の近くに、こうした「カタツムリ」のようなユニークな形をした美術館があります。
外観がとても変わっているので、「ニューヨーク」にはじめてきた人は必ず目がいくはずです。
美術館の前では、こうした屋台が並んでおり手軽に朝食が取れるようになっています。
館内に入ると、もう既に人で一杯で、どこからこんなに人が集まってくるのだろうかと思うぐらい人でごった返しています。
天井を見るとこのようになっていて、スロープ状に上に上がれるように設計されています。
最初の1枚目の作品をカメラで取ろうとしたら、係りの人に注意されここでは「撮影禁止」であることがわかりました。
「メトロポリタン美術館」や「MOMA美術館」ではいっさいそうしたことはなく、自由に取っていたので意外な気持ちでした。
この作品は「アンリ・ルソー」の作品ですが、こうした「素朴派」だけでなく、「印象派」の作品もたくさんあります。
特に私の目には「ピサロ」の大作がとても気に入り、それをかなり時間をかけてみてみました。
「光」をとても有効に使い、明るい色調で描かれた「ピサロ」の絵の前には、訪れている人達の視線をくぎ付けにしていました。
「人の目」や「イメージ」は点数ででてきませんが、共通した世界共通の感覚の世界がそこにはあり、「美」に対する見方が広がってくるように思われます。
そうしたことを我々に教えることになる「印象派」の偉業は、ここでも改めて納得するものがあります。
どこの国の人の目にも、こうした「印象派」の人達の作品の美しさが伝わっているように思えました。
画像で見ることはできませんが、その展示された作品の内容はすばらしいものがあります。
画像で見るように、子供たちや若い人達が多いのもここ「ニューヨーク」での驚きのひとつでした。