翌日、朝起きると少し疲れていたが、近くの行きつけの「カフェ」で食べた「クロワッサン」と「コーヒー」のおかげで元気になれた。
「コーヒー」がやたらおいしく感じられ、2杯飲んで「クロワッサン」もぺろりと2つ食べてしまった。
外国に行って食べ物がこんなにおいしいとは、今回がはじめての経験になりました。
午前中、「ハーレム」へ行くことにして、「ハーレム」の中心街である「125番地」に向かった。
画像はその「125番地」ですが、今日は日曜日とあって、観光客のバスがかなり見えます。
「ハーレム」はとても危険な場所というイメージがありましたが、今は改善されかなり安全なところになっています。
画像は「ハーレム」にある「アポロ劇場」で、「マイケル・ジャクソン」をはじめ伝説的な「ミュージシャン」を輩出したところです。
また、「ハーレム」と言えば、こうした「シャッター芸術」でもよく知られています。店にある「シャッター」に絵が描かれているわけです。
実は以前、「ハーレム」はこうした店にある「シャッター」にたくさんの落書きがありました。
そうした「落書き」を何とかやめさせようと立ち上がった人がいます。
その人がこの画像にいる「フランコさん」という黒人の人です。よくBS等で紹介されていますから皆さん知っていると思います。
「ハーレムのピカソ」と呼ばれているこの人が実は、この「125番地」にあるシャッターの絵をほとんど一人で描いています。
その人に、偶然会うことができとても感動しました。
世界から来ている観光客もよく知っており、皆さん思い思いの記念撮影を一緒にとっていました。
こうした絵画を描いた上から落書きをする人はいないということが、どういうことかわかると思いますが、人が描いた絵から何かを感じてここに落書きは描けないと思うのではないでしょうか。
そうしてみると、「絵」の持つ力はすばらしいものがあることに気づきます。
人の目を通じて、人の目にみえないものへ訴える力があるということがよくわかります。
このように通りでは、観光客が「よみがえったハーレム」を一目見ようと押しかけています。
感動を後に、次の場所にいこうと「バス停」の場所を聞くと、こうした街の裏側にあることがわかり、そこまで歩いて行くと「セサミストリート」に出てきそうな建物が並んでいます。
裏街道は静かで落ち着いていました。