「美」を愛する人へのメッセージ

岩国市を中心に「いろ・色・パステル画」展を開催しています。また、「美」という大きなテーマに向かって発信していきます。

「古都トレド」

2011-02-23 17:36:47 | 「世界の美」

[HQ] 世界遺産 - グレコが愛した街 ~スペイン古都トレド~

 「スペイン」のマドリッドが現在の首都ですが、16世紀まで首都であったここ「トレド」は、それまで政治・経済の重用な拠点として繁栄しました。

 

しかし、今はその面影がなくどこか「うら寂しさ」が漂い、それがかえって人々の目をひいているように思えます。

 

三方を「タホ川」の囲まれていて、どこか孤立して見えるのも、その一因にあげられるかも知れません。

 

この「トレド」で画家生活を送った「エル・グレコ」は「クレタ島」生まれですが、この地がとても気に入りその半生をかけて、画業に専念することになります。

 

彼の画法は「マニエリスム」おいう画法で、独特の細長い体や顔が特徴として挙げられます。

 

彼の作品は、ほとんどが「宗教画」でその当時の教会関係者から、絶大な支持を得ていたようです。

 

しかし、当時の「フェリペ2世」には、あまり支持が得られず、かなり苦しい生活をいていたようです。

 

また、この後「バロック絵画」の登場で、その名前はかなり忘れられた存在になります。

 

しかし、近年になりそのおもしろい「デフォルメ」等が人々の目にとまり、広く世にでることになります。

 

「現代アート」との兼ね合いを考えて見ると、とても参考になるのではないでしょうか。

 

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「プラド美術館」

2011-02-21 18:13:50 | 「世界の美」

スペインの旅2003(13)プラド美術館

「スペイン」の首都「マドリッド」にある「プラド美術館」は、世界でも指折りの内容のある美術館の一つです。

 

パリにある「ルーブル美術館」のように大きな美術館ではありませんが、その充実した作品の展示を見に多くの人が世界中から訪れています。

 

「スペイン」を代表する画家と言えば、「グレコ」「ゴヤ」「ベラスケス」「ムリーリョ」「ルーベンス」等たくさんの画家の名前が出てくると思います。

 

特にこの美術館には「ベラスケス」の「ラスメニーナス」という大作があり、その画法が常に話題になっています。

 

「ベラスケス」が描こうとしたものが一体何なのか、絵の解説を聞かないとわからない部分もあり、それを知ると「ベラスケス」の絵に対する奥の深さがよく理解できます。

 

ここでは説明を省きますが、是非そうした解説を読んでほしいと思います。

 

また、ここには「ゴヤ」の描いた「裸のマヤ」と「着衣のマヤ」があり、話題には事欠きません。

 

残念ながらその作品はこの動画の中にはありませんが、皆さんもどこかで見た経験はあるはずです。

 

「スペイン」というところは、偉大な画家がたくさん出ていますが、その理由は一体どこにあるのか私流に考えると、それは「情熱」という言葉に尽きると思います。

 

「フラメンコ」を代表する情熱的な踊りがありますが、その原点がいたるところの国で違う形で展開しているのを見るとその根元にある「パッション」のようなものを感じてしまいます。

 

例えば「タンゴ」にしても、移民により南米「アルゼンチン」までその源流は流れているぐらい、力があります。

 

そうした国民性のようなものが、こうしたたくさんの画家を排出したのではないこと推察します。

 

そうしたことを考えながらこの動画を見るとまた違った見方ができるのではないでしょうか。

 

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「パリの印象」

2011-02-20 07:54:06 | 「私」酒井治の作品

「パリの印象」

1994年に「パリ」に行き、それから何回か「パリ」を訪れるようになりますが、パリでの印象はとても強烈で印象に残るものでした。

 

特にパリで見た「パリジャン」の印象は、とてもユニークで新鮮な感覚を私に与えてくれました。

 

自由を謳歌している人達の姿を見ると、人物自体が動いているように見える作品ができたのは、とても不思議な感覚でした。

 

「モンパルナス」にある「グランド・ショー・ミエール」という美術学校がありますが、そこに何回かいってクロッキーを描いたことがあります。

 

世界中から美術を学ぶ人達がやってきて、ここで描いていました。

 

誰でも入ることができ、安い値段で絵が描けるということで、有名な画家たちがここで若い頃勉強をしたようです。

 

そこで描いてきたクロッキーを2枚に、パリから帰ってから描いたパステル画を紹介します。

 

「パリの印象」がいかに私にとって大きな存在だったかが、少しは理解できるのではないでしょうか。

 

また、その時とったパリの風景等もあわせてみてください。

 

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「パリの街」

2011-02-19 07:38:10 | 「世界の美」

パリがギュッと、街歩き

「パリの街」は「美術館めぐり」だけでも、10日間ぐらいかかってしまいます。

 

残念ながら、「ロダン美術館」や「マルマッタン美術館」「ポンピドー芸術センター」等たくさんのすてきな美術館がありますが、その画像のよいのが、ありませんので紹介することができません。

 <!-- 「マルモッタン美術館」 -->

「マルモッタン美術館」の外側からの映像がありますが、これでは館内にある「モネ」の作品を見ることはできません。

 

しかし、「パリ」は誰もが一度は訪れてみたい街であることには違いありません。

 

「芸術」だけでなく、「ファッション」「食べ物」等、そこにすんでいる人々とそれを築き上げてきた歴史等がとても魅力的な存在になっています。

 

街角を歩くだけで、どこか違う空簡に来た感覚がおこり、夢のような世界を感じることができるのも確かな事実です。

 

今朝のテレビで放送していましたが、「人はどうして美しいものを感じるのか、その法則のようなものがあるのか」というのがありましたが、それがなかなかわからないからおもしろいのかも知れません。

 

しかし「感動する」と言うことは、誰もが体験することですし、また、それがないと毎日の生活が味気ないものになります。

 

こうした「旅」の目的は、そうした「非日常的な空間」に自分を置いてみて、今までとは違う視点でものが見られるところにその良さがあるように思われます。

 

それには「少しの時間」と「少しのお金」それに「少しの決断」がいるように思えます。

 

「時間を忘れさせてくれる空間」それが「パリ」ではないでしょうか。

 

 

 

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「オランジェリー美術館」

2011-02-18 07:30:45 | 「世界の美」

<!-- 「オランジェリー美術館」 -->
 

 「パリ」にはいろいろな美術館が点在しています。私はパリに行った時、これらの美術館を見てまわりましたが、それだけでパリに行く大きな目的のようなものが感じられます。

 

残念ながら、画像を取っておらずこうして他の人の動画を参考にしながら進めていきます。

 

「ルーブル美術館」のすぐ近くに「オランジェリー美術館」というのがあり、パリにいった人は必ずよるであろうと推定される美術館です。

 

オランジェリーとはフランス語で「オレンジ」、すなわち「みかん」のような「色彩と香り」を放つ場所であると言うところからこういう名前がつけられたのではないかと推察されます。

 

まず、皆さんもよく知っている「モネ」の睡蓮が展示された部屋が2箇所あります。それが動画に見られるようなところにあり、周りが本当に睡蓮で囲まれているような錯覚に陥ります。

 

「モネ」は当時の「ミッテラン首相」と懇意であったことも幸いして、こうした作品を展示することができるようになります。

Paris Orangerie - Monet i Inni

「オランジェリー美術館」には「モネ」だけでなく、「ルノワール」「モリディアーニ」「ピカソ」「セザンヌ」といった「印象派」の人々やその後を続いた人達の作品がたくさん展示されたおり、とても色彩豊かな美術館となっています。

 

たぶん、この美術館が一番日本人好みの建物ではないかと思います。

 

そのぐらい日本人に親しみやすい作品がたくさんあり、訪れた人々の共感を得ることができ、どこか「パリの感覚」さえ感じることができるものとなっています。

 

「ルーブル美術館」「オルセー美術館」「オランジェリー美術館」はお互いにとても近いところにあり、この3つの美術館をまわるだけでも大きな収穫のように思われます。

 

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