[HQ] 世界遺産 - グレコが愛した街 ~スペイン古都トレド~
「スペイン」のマドリッドが現在の首都ですが、16世紀まで首都であったここ「トレド」は、それまで政治・経済の重用な拠点として繁栄しました。
しかし、今はその面影がなくどこか「うら寂しさ」が漂い、それがかえって人々の目をひいているように思えます。
三方を「タホ川」の囲まれていて、どこか孤立して見えるのも、その一因にあげられるかも知れません。
この「トレド」で画家生活を送った「エル・グレコ」は「クレタ島」生まれですが、この地がとても気に入りその半生をかけて、画業に専念することになります。
彼の画法は「マニエリスム」おいう画法で、独特の細長い体や顔が特徴として挙げられます。
彼の作品は、ほとんどが「宗教画」でその当時の教会関係者から、絶大な支持を得ていたようです。
しかし、当時の「フェリペ2世」には、あまり支持が得られず、かなり苦しい生活をいていたようです。
また、この後「バロック絵画」の登場で、その名前はかなり忘れられた存在になります。
しかし、近年になりそのおもしろい「デフォルメ」等が人々の目にとまり、広く世にでることになります。
「現代アート」との兼ね合いを考えて見ると、とても参考になるのではないでしょうか。
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