国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

パックスアメリカーナ(1917-2011)の終焉と滅亡に向かうイスラエル・韓国

2011年08月08日 | イスラエルと韓国の類似性
米国の格付け会社スタンダードアンドプアーズが米国時間2011年8月5日に米国国債の格付けを引き下げた。米国国債は1917年に最高位の格付けを獲得して以来ずっと最高位を維持してきたが約一世紀ぶりにその地位を降りることになる。国際金融資本は第一次世界大戦直前にFRBを設立して米国民から通貨発行権を奪い、その後米国とロシアを支配して世界支配を開始した。1989年11月9日がその世界支配体制崩壊の第一段階であり、2011年8月5日が第二段階である。国際金融資本は英仏独加などを依然として最高位に位置づけており、今回無条件降伏を宣言したが、今後は欧州に拠点を移すつもりなのだろう。ただ、欧州の中核であるドイツは国際金融資本の敵であり、恐らく生き残りは困難だと思われる。英国と共に国際金融資本も滅亡していくだろう。 この格付け引き下げは米国時間の午後8時19分にロイターで報道されている。これは日本時間で8月6日午前9時19分にあたる。広島原爆が投下された日本時間8時15分と1時間余りの時間差であり、日本時間・米国時間共に同日である。私は、日独露や米軍などの反国際金融資本勢力が、米国の世界覇権確立の節目となった原爆投下日に国際金融資本の降伏宣言を行わせたのだと想像している。 この国際金融資本の無条件降伏宣言に引き続いてイスラエルと韓国の両国が滅亡に向かって加速し始めた。 まず、翌8月6日にはイスラエルで建国以来の大規模なデモが行われた。まるで1989年の東欧を見ているかの様だ。恐らくイスラエル支配階層がデモを煽り、自ら国を滅亡させようとしているのだろう。そして、その隙に自分たちだけは欧米へと脱出することを狙っているのだろう。 韓国に関しては、米国と英国が最近国際水路機関に提出した書簡を通じて韓国が領海と主張する「東海」を「日本海」と単独表記すべきという公式意見を提出しているという報道が8月8日付けで行われている。これは、事実上竹島が韓国領土であるという韓国の主張にも致命的な打撃を与えるものである。更に、日本では韓流ブームを煽っていたフジテレビの本社前で8月7日に反韓流デモが行われ、韓国が目指す韓流ブームを通じた日本国民洗脳計画は大きな転機を迎えた。 . . . 本文を読む
コメント (40)