1950~60年製造のスエーデンのRADIUS社の軍用ストーブです。

お弁当箱のような丸みのあるフォルムについ和んでしまいそうですが、
渋いオリーブドラブが、軍用であることを強く主張しております。
これは緑色が強いので後期型。
前期型は茶色が勝った色目となります。
このストーブにはバーナー部がローラーとサイレントの二種類存在しますが、
今回の個体は御覧の通りローラーバーナーです。

また、ローラーバーナーにはこの様な凝った形の風防が付きます。
普通はスポイトなどが無いとプレ皿にうまくアルコールなどを注げませんが、
この風防なら、注ぎ口があるので絵ボトルから直接注ぐことができます。

で、こんな感じで注ぎ口から噴き出る炎を眺めつつ待つののまた楽しい♪
むろん革新的なモノづくりを心掛けるRADIUS社なので、
クリーニングニードル内臓なのは当然として、こういう部分も面白い。
それはケースの展開。
蓋を閉じた状態から少し開くと…

この様な感じで

ストーブ本体がスライドしつつ、

勝手にセッテイング完了!
それと同時に、

ばね式のゴトクが起き上がって来るので、

相方のゴトクを合わせればセッテイング完了。
この動きは独軍用のENDERS9061同様結構楽しいので意味なく開閉してしまいます。
(タンクガードは上蓋裏収納のものを差し込むだけ)
ちなみに、この№43には民生版もありまして、こちらはゴトク形状が少し違い、
レール状になった二本のゴトクがみょいーんとスライドしてセッティング完了。
(№46にちょっと似た感じ。)
また、これにはありませんが安全弁を備えたモデルもあり、
それはタンク中央(8Rのフィラーの位置)につきます。
すでにRADIUS社には安全弁を備えたフィラーキャップもありましたが、
それは厚みがあるので、コンパクトに収納するために、
この薄手のフィラーを用いたのではないかと考えております。

とはいえ、シンプルなキャップにも凝った刻印がきっちりある辺りいかにもRADIUS!
そうそう、RADIUSの刻印といえば、やはりかっこよいShooting Star(流れ星)!
今回はどこにあるかと言いますと…

あった!
今回はケース底面にさりげな~く♪
そうそう、燃料は灯油もガソリンもどちらでも使えるので、
そういう面でも、使用場所と時を選ぶことのできない軍用ならではですね。
ちなみに私は、経済性と安全性でもっぱら灯油を用いております。

うむ、結構な火力!
一般的なイメージでは、ガソリンに比べて灯油は火力が劣るイメージがあるようですが、
実はカロリー的には灯油の方が大きいのですよ。
ジェット燃料も、結局は灯油なんですから。
(詳しくは「燃料の話」を)
ただ、気化しにくいので焦らずにプレヒートを確実にする必要だけはあるけれど。
じつは、この№43を最近とある方が入手され、ただいま頑張ってレストア作業中。
そこで私は過去のレストアした経験から、少々アドバイスをさせていただいていたのですが、
いざ自分の№43に目をやれば、レストア後それで満足し、しまい込んだままなのでした。
なんせ、かなり好きなストーブなんで、汚れたりするのが嫌だったから…
でも、いろいろとお話をさせていただくうちに、
「やっぱ、自分のも動かしたいな~。」
と、そう強く感じるようになり、久々に引っ張り出し、最近はこうして使用しております。
うん、やはり、好きなストーブは使ってこそ楽しさが倍増する!
ヽ(^∀^)ノ
実は私の手もとには同様に、レストア後保管したままのストーブがいくつかあるので、
今後はそれらも積極的に使用していき、その都度ご紹介させていただきたいと思います。
ラッシーさん、良いきっかけをありがとうございました。
(*^人^*)
そういうわけで、これも私の秘蔵の1台なので、なるべく大切に使い続けていたいから、
余裕のあるお昼時にはこうして使用しております。
心地よい燃焼音だけで嬉しくてもうお腹いっぱい♪
(*^人^*)

お弁当箱のような丸みのあるフォルムについ和んでしまいそうですが、
渋いオリーブドラブが、軍用であることを強く主張しております。
これは緑色が強いので後期型。
前期型は茶色が勝った色目となります。
このストーブにはバーナー部がローラーとサイレントの二種類存在しますが、
今回の個体は御覧の通りローラーバーナーです。

また、ローラーバーナーにはこの様な凝った形の風防が付きます。
普通はスポイトなどが無いとプレ皿にうまくアルコールなどを注げませんが、
この風防なら、注ぎ口があるので絵ボトルから直接注ぐことができます。

で、こんな感じで注ぎ口から噴き出る炎を眺めつつ待つののまた楽しい♪
むろん革新的なモノづくりを心掛けるRADIUS社なので、
クリーニングニードル内臓なのは当然として、こういう部分も面白い。
それはケースの展開。
蓋を閉じた状態から少し開くと…

この様な感じで

ストーブ本体がスライドしつつ、

勝手にセッテイング完了!
それと同時に、

ばね式のゴトクが起き上がって来るので、

相方のゴトクを合わせればセッテイング完了。
この動きは独軍用のENDERS9061同様結構楽しいので意味なく開閉してしまいます。
(タンクガードは上蓋裏収納のものを差し込むだけ)
ちなみに、この№43には民生版もありまして、こちらはゴトク形状が少し違い、
レール状になった二本のゴトクがみょいーんとスライドしてセッティング完了。
(№46にちょっと似た感じ。)
また、これにはありませんが安全弁を備えたモデルもあり、
それはタンク中央(8Rのフィラーの位置)につきます。
すでにRADIUS社には安全弁を備えたフィラーキャップもありましたが、
それは厚みがあるので、コンパクトに収納するために、
この薄手のフィラーを用いたのではないかと考えております。

とはいえ、シンプルなキャップにも凝った刻印がきっちりある辺りいかにもRADIUS!
そうそう、RADIUSの刻印といえば、やはりかっこよいShooting Star(流れ星)!
今回はどこにあるかと言いますと…

あった!
今回はケース底面にさりげな~く♪
そうそう、燃料は灯油もガソリンもどちらでも使えるので、
そういう面でも、使用場所と時を選ぶことのできない軍用ならではですね。
ちなみに私は、経済性と安全性でもっぱら灯油を用いております。

うむ、結構な火力!
一般的なイメージでは、ガソリンに比べて灯油は火力が劣るイメージがあるようですが、
実はカロリー的には灯油の方が大きいのですよ。
ジェット燃料も、結局は灯油なんですから。
(詳しくは「燃料の話」を)
ただ、気化しにくいので焦らずにプレヒートを確実にする必要だけはあるけれど。
じつは、この№43を最近とある方が入手され、ただいま頑張ってレストア作業中。
そこで私は過去のレストアした経験から、少々アドバイスをさせていただいていたのですが、
いざ自分の№43に目をやれば、レストア後それで満足し、しまい込んだままなのでした。
なんせ、かなり好きなストーブなんで、汚れたりするのが嫌だったから…
でも、いろいろとお話をさせていただくうちに、
「やっぱ、自分のも動かしたいな~。」
と、そう強く感じるようになり、久々に引っ張り出し、最近はこうして使用しております。
うん、やはり、好きなストーブは使ってこそ楽しさが倍増する!
ヽ(^∀^)ノ
実は私の手もとには同様に、レストア後保管したままのストーブがいくつかあるので、
今後はそれらも積極的に使用していき、その都度ご紹介させていただきたいと思います。
ラッシーさん、良いきっかけをありがとうございました。
(*^人^*)
そういうわけで、これも私の秘蔵の1台なので、なるべく大切に使い続けていたいから、
余裕のあるお昼時にはこうして使用しております。
心地よい燃焼音だけで嬉しくてもうお腹いっぱい♪
(*^人^*)