「こんにちはチップです!」
「あれ?私もチップですよ?!」
というわけで、今日はチップのお話です。
今から7年前、楽しみにしていたお花見を待たずして旅立ったランちゃん。
そして、ほぼ入れ替わりに、桜の時期に関東の保健所からやってきたのがこの子です。
(詳しくは「桜の季節」をご覧ください。)
ですので、当初は「サクラ」という名前にしようかとも思っていたのですが、
その元気あふれる愛らしさから、名前は「チップ」に決定しました。
さてその後はご存じの方はご存じの様に、
社交的で元気いっぱいのチップちゃんであったのですが、
つい先日夜の散歩から戻ると様子がおかしい!?
普段なら足を拭いた後は矢のように勢いよく階段を駆け上がるのに、
この時は体を小刻みに震わせながら体を硬直させて動こうとしない。
そこで慎重に抱え上げ、しばらく様子を見ていると、
うずくまったままで、やはり動こうとしない。
心配になりしばらく様子を見つつ、途中好きなおやつを与えたり名前を呼んだりすると、
おやつは食べるし、呼ばれれば尻尾を軽く振る。
ということは、怪我的なものでどこかが痛んでいて、動けない状態なのか?
その後、しばらくするとゆっくりと出てきたので、その際体の各部をソフトにチェック。
むろん、足の裏などもしっかり見てみましたが、特に異常ななさそうで、
チップも特に嫌がるそぶりも見せない。
そうこうすると、いつもの元気なチップに戻ったので、
多分、どこかを何かにぶつけ、その痛みでうずくまっていたのだろうと…
ですが、その翌日の夕方。
いつものように私たちの帰宅をしっぽを大きく振りつつハイになって出迎えてくれていたチップちゃんが、
その後すぐにまた動かなく、
いや動けなくなってしまったではないですか。
そう、今度は座った姿勢のまま、全身を硬くこわばらせ微動だにしない!
「う・うごけない…」
これは一目で明らかにおかしい!
そこでチップに近寄り声をかけると、すがるような目でこちらを見るもやはりじっとしたまま。
試しに大好きなおやつを目の前に差し出すと、
それはそれで何とか食べる。
(食べるんかい!)と、心の中で突っ込みながらその様子から見て、
これはおそらく「ヘルニア」?
私らでいう所の「ぎっくり腰」なんじゃなんじゃないだろうか。
ならばしばらく安静にしていれば、少し痛みが引くはずだ。
そこでほかの子たちがチップに近寄らぬように隔離し、しばらく静観。
すると案の定、数分後チップがゆっくり動き出したので、
そのタイミングで痛み止めの薬を飲ませその後は安静にさせました。
(薬は以前以蔵のヘルニア騒動の際、念のため常備していたのです。)
さて、翌朝、つまり今朝。
チップは昨日のことなど嘘のように元気いっぱいで飛ぶはねてくれておりますが、
さすがに散歩は休ませて、朝一番で獣医さんへ向かわせました。
恐らくは軽いヘルニアであろうから、手術でなく投薬でしのげるはず。
ただいまそのような希望をもってチップの帰宅を待っております。
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というわけで、ただ今帰宅!
やはり予想通りでしたが、私が思っていたよりは軽度のようで、
しびれやマヒが残るようなものではなさそうとのこと。
ですので、しばらく薬を飲み、3週間ほど安静に過ごせば大丈夫そうとのことでした。
ホッ、よかった…
そういうわけですので、さくらチップではありますが、
ちょうど桜の季節はお花見には出ず、自宅で安静に過ごすことに。
ま、これはこれでしかたなし。
でもせっかくなんで、カートでお花見する?
「うん♪」