この日機嫌よく乗り回しておりましたのは、
ホンダスポーツカブ C115
わたしと同い年の1963年製ですから今年で58歳。
それでもエンジンも調子よく、こうして毎回調子元気に走ってくれております。
そこでその元気の秘訣を考えてみたところ、やはりそれは室内保管と日ごろのメンテナンス。
とはいうものの、こいつの場合は前オーナーがしっかり管理し続けていてくれたおかげであって、
わたしがしたことといえば、今のところワイヤー給油やオイル交換くらい?
とはいえ今後はきっちりメンテしていきたいと思いつつ、
「さてさて、老体といえばやはり関節が弱点よの~。」
てなわけで、バイクの場合は、関節といえばやはりサスを中心とした可動部分。
このあたりの分解・給油が必須です。
特にこいつの様な年式のバイクについては、今のバイクにはないそういう装備があるのです。
それがこういうもの。
グリスニップル
分解せずとも、ここから内部にグリスを充てんできるのです。
ではなぜ今のバイクにはないのかというと…
もうその必要がないから!
というのも、1960年台は国道と言えどもまだまだ未舗装路が多かった時代なので、
土埃や泥汚れはあって当然。
ですから可動部へのダメージも今とは比べ物にならないほどでしたから、
こうして手軽に給油できる装備が必須であったのですよ。
だから、今でもそういう環境で使用する工事用の重機などにはふつうにニップルが装備されていたりしますね。
(ちなみに、同年代のカブやメッサーにも同じくグリスニップルが装備されております)
そう言うわけで、この日は河川敷の悪路を走りながら、
「やたらフロントが鳴くから近いうちにグリスアップしよう。」
と、そう思いつつ何時もの場所へ。
そして楽しい湯沸かしからの…
コーヒータイム♪
ん?!
「なんか油が浮いてないか…?」
コーヒーの油分かな?
まあ、気にしない気にしない、
とりあえず乾杯!
てなわけで、やや不信感を持ちつつも味はいつも通りであった点無事コーヒータイムを終え、
さて、ストーブを撤収しようとしたところ…
なんや?このベトベトは?!
ケースのふたの内側がやけにべとつくのでよく見てみると…
グリスやん!
そうか、以前開閉が渋くてここにグリスを塗ったことがあった。
ちゅうか、ついさっきこいつでコーヒーを淹れたぞ!
ちゅうことは、あれか…
さっき浮いてた油はグリスやったんかい!
そういうわけで、スポーツカブに先立って、
予期せず私がグリスアップを済ませてしまいした。
てなわけで、予期せぬグリスアップで、少しは滑らかになったかと思ったのに…
この数日後ぎっくり腰になりました。
(=^^=)ゞ「わしの腰にもグリスニップル必要かも?」
**動画**
スポーツカブ&GIストーブ ~ HONDA C115 & GI Stove M-1950~
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