先日モトコンポのエンジンストールの問題が解決しましたが、
まだもう一台のちびバイクモンキーの同じ問題が残っておりました。
(ストール→動いているエンジンが不意に止まる状態)
モトコンポの場合は、始動時の低回転でストールが起こり、
その原因はキャブレター内部のスロージェットの詰まりでしたが、
モンキーの場合は少し違いまして以下のような症状。
・始動はキックで普通にできるが、場合によっては押しがけが必要。
(チョークは必要)
・ひとたびエンジンがかかるとあとは低回転、高回転ともに問題なし。
・ただし、ある程度走ると、信号待ちや減速時などの低回転時にストール。
・その時はキックでは無理で押しがけでないと始動できない。
・しばらく放置すると、キックでも始動可能な場合がある。
そういうわけで、これはチョークを引いたまま走った時と似た症状なので、
まず原因は混合気が濃いために起こっているのだなと考えて、
前回はキャブレターのミクスチャーを調整しました。
(この時の動画の冒頭部分)
で、その際は確かに標準より濃いめのセッティングになっていたので、
それを少し薄めに合わせてみてこれで解決かと思っていたのですが、
その直後もまたエンジンストール!
おっかしいな~?
混合気ではないのかな?
もしかしたらパーコレーション?
(パーコレーション→熱のせいでキャブレター内の燃料が沸騰しガス欠状態になる症状)
そう思いキャブレターを触ってみるも、そこまで熱くはなっていない。
するとやっぱり燃料が濃すぎるということだよな…
ということは、やはりキャブ内部の問題?
とはいえ、モトコンポのように異物が詰まって通路をふさいでいるとしたら、
こういうあやふやな感じでなく、スイッチのDFFのようにはっきりとしたポイントでエンジンがストールするはず。
ということは、汚れがある程度こびりついていて、微妙に空気の通路をふさいでいる?
でもそんな汚れ方になるにはよっぽどの放置か悪い環境下での走行でないとあり得ないし…
あ!もしかしたら…
そんなわけで一つ思い当たる節があったので、後日モンキーを引っ張り出し確認作業。
まずはプラグを抜いて燃焼状況を確認。
うん、真っ黒。 やっぱりかなり濃い目だな。
というわけで、思い当たったのはこのパーツ。
パワーフィルター(エアクリーナー)
キャブレターの空気吸い込み口にあるこのパーツは、
大気中に存在する異物がキャブレター内部に入り込むのを防ぐためのフィルターなのですが、
これが目詰まりすると、吸気量が減り、結果として混合気が濃い目になってしまいます。
そういうわけで、さっそくこれを取り外し確認。
まずは直キャブにてエンジン始動。
すると、あっさりとキックで始動でき、その後の状態も問題無し。
そしてもちろん、低回転時でもストールはしない。
ということはやはり原因はこいつだな。
そう思いしげしげと眺めてみる。
う~ん、これといって汚れているようには見えんがな~。
試しに手元に合ったサイズ違いの新品と見比べてもそう変わりはない。
ですが念のため、パーツクリーナーとエアーコンプレッサーを使ってできるだけ清掃。
でもほとんど汚れは出てこなかった…
そしてその後装着しなおし試走してみたのですが結果はいまいち。
あれでも掃除しきれていなかったのか?
そこで仕方がないので直キャブ状態で確認のため試運転。
とはいえ、異物混入予防のためフィルター材だけは装着
うん、始動性もよいし、結構走った後でも低回転は安定していてストールすることがない!
(もちろん今度は空気が多すぎるのでガスが薄く高回転は回りません)
そんなわけで、今回の不調の原因は、やはりパワーフィルターの目詰まりでした。
でも、ほんとこの手の汚れって見た目でも、口をつけて吹いてみたりしても全く分からないもんですね。
また、こいつの場合距離はさほど走っていないにもかかわらず、
こういう状態ということなので、走行距離で交換時期を計るというのもあてになんないね。
あ~。もしかして保管状態?
ただいまこいつを置いている場所は、結構風の吹き込むスペースで、
確かにそういや、タンクやフェンダーにも細かいほこりが積もっていることがよくある。
で、そういうものがまんべんなくフィルターにくっついていってしまっていたら…
なるほど、そりゃダメだ!
というわけで、今後はカバー等をかけ、なるべほこりなどを寄り付かせなくようにしようと思います。
でもまあ、これで一安心♪
嬉しくなった私は、ニコニコ顔で夜の街を少しばかり徘徊しておりました。
うん、やっぱこのバイクは楽しい!
まだもう一台のちびバイクモンキーの同じ問題が残っておりました。
(ストール→動いているエンジンが不意に止まる状態)
モトコンポの場合は、始動時の低回転でストールが起こり、
その原因はキャブレター内部のスロージェットの詰まりでしたが、
モンキーの場合は少し違いまして以下のような症状。
・始動はキックで普通にできるが、場合によっては押しがけが必要。
(チョークは必要)
・ひとたびエンジンがかかるとあとは低回転、高回転ともに問題なし。
・ただし、ある程度走ると、信号待ちや減速時などの低回転時にストール。
・その時はキックでは無理で押しがけでないと始動できない。
・しばらく放置すると、キックでも始動可能な場合がある。
そういうわけで、これはチョークを引いたまま走った時と似た症状なので、
まず原因は混合気が濃いために起こっているのだなと考えて、
前回はキャブレターのミクスチャーを調整しました。
(この時の動画の冒頭部分)
で、その際は確かに標準より濃いめのセッティングになっていたので、
それを少し薄めに合わせてみてこれで解決かと思っていたのですが、
その直後もまたエンジンストール!
おっかしいな~?
混合気ではないのかな?
もしかしたらパーコレーション?
(パーコレーション→熱のせいでキャブレター内の燃料が沸騰しガス欠状態になる症状)
そう思いキャブレターを触ってみるも、そこまで熱くはなっていない。
するとやっぱり燃料が濃すぎるということだよな…
ということは、やはりキャブ内部の問題?
とはいえ、モトコンポのように異物が詰まって通路をふさいでいるとしたら、
こういうあやふやな感じでなく、スイッチのDFFのようにはっきりとしたポイントでエンジンがストールするはず。
ということは、汚れがある程度こびりついていて、微妙に空気の通路をふさいでいる?
でもそんな汚れ方になるにはよっぽどの放置か悪い環境下での走行でないとあり得ないし…
あ!もしかしたら…
そんなわけで一つ思い当たる節があったので、後日モンキーを引っ張り出し確認作業。
まずはプラグを抜いて燃焼状況を確認。
うん、真っ黒。 やっぱりかなり濃い目だな。
というわけで、思い当たったのはこのパーツ。
パワーフィルター(エアクリーナー)
キャブレターの空気吸い込み口にあるこのパーツは、
大気中に存在する異物がキャブレター内部に入り込むのを防ぐためのフィルターなのですが、
これが目詰まりすると、吸気量が減り、結果として混合気が濃い目になってしまいます。
そういうわけで、さっそくこれを取り外し確認。
まずは直キャブにてエンジン始動。
すると、あっさりとキックで始動でき、その後の状態も問題無し。
そしてもちろん、低回転時でもストールはしない。
ということはやはり原因はこいつだな。
そう思いしげしげと眺めてみる。
う~ん、これといって汚れているようには見えんがな~。
試しに手元に合ったサイズ違いの新品と見比べてもそう変わりはない。
ですが念のため、パーツクリーナーとエアーコンプレッサーを使ってできるだけ清掃。
でもほとんど汚れは出てこなかった…
そしてその後装着しなおし試走してみたのですが結果はいまいち。
あれでも掃除しきれていなかったのか?
そこで仕方がないので直キャブ状態で確認のため試運転。
とはいえ、異物混入予防のためフィルター材だけは装着
うん、始動性もよいし、結構走った後でも低回転は安定していてストールすることがない!
(もちろん今度は空気が多すぎるのでガスが薄く高回転は回りません)
そんなわけで、今回の不調の原因は、やはりパワーフィルターの目詰まりでした。
でも、ほんとこの手の汚れって見た目でも、口をつけて吹いてみたりしても全く分からないもんですね。
また、こいつの場合距離はさほど走っていないにもかかわらず、
こういう状態ということなので、走行距離で交換時期を計るというのもあてになんないね。
あ~。もしかして保管状態?
ただいまこいつを置いている場所は、結構風の吹き込むスペースで、
確かにそういや、タンクやフェンダーにも細かいほこりが積もっていることがよくある。
で、そういうものがまんべんなくフィルターにくっついていってしまっていたら…
なるほど、そりゃダメだ!
というわけで、今後はカバー等をかけ、なるべほこりなどを寄り付かせなくようにしようと思います。
でもまあ、これで一安心♪
嬉しくなった私は、ニコニコ顔で夜の街を少しばかり徘徊しておりました。
うん、やっぱこのバイクは楽しい!
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