
『雛の鮨ー料理人季蔵捕物』和田はつ子/時代小説文庫(2007年6月)
前回知らずに読んだ『時そば』でしたが、こっちがこのシリーズの第一弾なのです。
日本橋にある「塩梅屋」の長次郎が殺されたいきさつや季蔵がどうして町人になったか解ったけど
何となくお話しに奥行きがなく説得力にかけるような・・・
9冊ほどこのシリーズ本が出ているけど多分もう読まさそう。
ただ出てくる「煎り酒」には興味あり。
お酒に梅干しを入れて煮詰めて作った醤油みたいな調味料。
醤油よりあっさりしていて素材をいかす味らしい。作ってみたくなりました。


『縮尻鏡三郎 上・下』佐藤雅美(マサヨシ)/文春文庫
NHK金曜時代劇「しくじり鏡三郎」(1999年4~9月)の原作。
拝郷鏡三郎はもと勘定方で将来を嘱望されていた役人だったが、仔細あってクビとなり
八丁堀近くの大番屋(現在の留置場)の元締として再就職を果たす。
問題を起こしてお役ごめんになった御家人を縮尻御家人と言うらしい。
大番屋に持ち込まれる事件を次々と解決していくお話。
『上』を読んだところで『下』の予約待ちとなりストップしてます、結構人気みたいですね。
ドラマでは鏡三郎が中村雅俊さんだったようですが、ちょっとイメージ違うな・・・。
~追記~
『下』も読了。まさか鏡三郎が色恋に走るとは・・・!?
なかなか長崎に行かず、ほんとに話しが終わるのかと心配しましたが、杞憂でしたね。
面白かったです♪

『お鳥見女房』諸田玲子/新潮文庫
諸田さんの人気シリーズお鳥見女房、読みたかったんだ~。
一冊目はいいところで終わってしまったので、早く第二弾を読みたい。
お正月はこのシリーズの他5冊全部借りて読み倒しって感じかな。。。笑

『ゴルフの神髄ー新編もっと深く、もっと楽しく』中部銀次郎/日経ビジネス人文庫(2003年10月)
―技術を磨くことより心の内奥に深く問い続けることが大切。
自分の力を甘くなく辛くなく正確に把握する。そこからすべては始まる。―
伝説のアマチュアゴルファー中部銀次郎が遺した珠玉のゴルフスピリット。
ゴルフを心から楽しむためのバイブル・・・裏表紙より