『あきない世傳 金と銀』1~5 高田郁/時代小説文庫
学者の子として「商は欺(いつわり)なり」という教えを受けた幸が、
父と兄の死を経て、大坂天満の呉服商「五鈴屋」に奉公に出され、
そこで一生懸命に働くうちに幸は商売に目覚め、
徐々に力を発揮していく!というストーリー。
コロナ禍で閉鎖されてた図書館がやっと開いて、
予約していたこの本を受け取れました。
一気に1巻から8巻まで読み切りたかったのに、
手に入ったのは5巻まで。
6巻は180人待ち。
7巻は400人待ち。
8巻は350人待ち、・・・となっております
7巻が手に入るには1年以上かかりそうな予感。
先に最終話8巻が回ってきそうだし・・・
まぁ、気長に待ちます
高田郁さんのご本は『銀二貫』にしろ『みをつくし料理帖』にしろ、
大阪の天満界隈が舞台なので、読む思い入れが違います。
だって、今の会社が西天満ですので、
大阪天満宮の近辺をいつも通勤。
難波橋に大阪堀川に「五鈴屋」の近くなんですもの
そして、見つけたこちら。えっ!
思わず『銀二貫』の寒天問屋はこちらかと勝手に想像したりして、
いやいや関係ないか。。。
この会社のお隣に最近新しく改築された古い塀にあった歴史案内板。
現在の高速道路の下が昔の堀川。
色々かたちが変わる大阪の町ですが、
時代小説読みながら想像するのもまた楽し。