マイクロフォニックノイズが酷いのを改良してみました。
両面基板を新たに作って、真空管の方向を逆にして、衝撃吸収パッドの上に真空管が乗る構造にしてみました。
ただ、手持ちの生基板が一番薄いので0.5mmしかなく、以前、チョロQナイトライダーにフラッシャーを作ったときに
もっと薄い生基板を使ったので探してみましたが、発見できませんでしたので、0.5mm基板の表側?に銅箔テープを
貼り付けて、両面もどき基板にしようとしました。
ただ、銅箔テープの接着面は以外と弱く、パターンが細いためすぐにはがれてしまうため、結局は、表側は
より線で配線することとなりました。
結果的には成功です。今まで基板本体を持っているだけで、チーンという澄んだ綺麗な音がしていましたが、
真空管を直接触らないかぎりほとんど音がしなくなりました。
後から考えてみますと、大変な思いをして真空管保持用の基板を作らなくても(実はこれは2枚目)、
真空管に、より線を付けて、真空管そのものは衝撃吸収パッドの上に置き、テグスで基板に開けた穴を通して
固定するだけで十分なようでした。
後はむき出しの状態では、机の上でノイズを拾うので、これをどうするかが課題です。
缶ケースに収めてしまえば、かなり緩和されるのではないかと思われますが、昇圧電源の電圧をオリジナル同様に
10Vあたりに下げるか、プレート抵抗を低くするか、帰還抵抗をもっと低い値(今は33KΩにさげています)にするか、
その時々で対応していこうと思っています。