まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  214 Phonoka+の似て非なる基板  その4

2015年03月17日 | Weblog

 マイクロフォニックノイズが酷いのを改良してみました。

両面基板を新たに作って、真空管の方向を逆にして、衝撃吸収パッドの上に真空管が乗る構造にしてみました。

ただ、手持ちの生基板が一番薄いので0.5mmしかなく、以前、チョロQナイトライダーにフラッシャーを作ったときに

もっと薄い生基板を使ったので探してみましたが、発見できませんでしたので、0.5mm基板の表側?に銅箔テープを

貼り付けて、両面もどき基板にしようとしました。

 ただ、銅箔テープの接着面は以外と弱く、パターンが細いためすぐにはがれてしまうため、結局は、表側は

より線で配線することとなりました。

 

 結果的には成功です。今まで基板本体を持っているだけで、チーンという澄んだ綺麗な音がしていましたが、

真空管を直接触らないかぎりほとんど音がしなくなりました。

後から考えてみますと、大変な思いをして真空管保持用の基板を作らなくても(実はこれは2枚目)、

真空管に、より線を付けて、真空管そのものは衝撃吸収パッドの上に置き、テグスで基板に開けた穴を通して

固定するだけで十分なようでした。

 

 後はむき出しの状態では、机の上でノイズを拾うので、これをどうするかが課題です。

缶ケースに収めてしまえば、かなり緩和されるのではないかと思われますが、昇圧電源の電圧をオリジナル同様に

10Vあたりに下げるか、プレート抵抗を低くするか、帰還抵抗をもっと低い値(今は33KΩにさげています)にするか、

その時々で対応していこうと思っています。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする